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喪中はがき

 喪中のハガキが届くシーズンになった。僕は年賀状を出すことやめたにもかかわらず、こうして送ってきてくださるのは、畏れ多い事である。
 亡くなったのは親御さんの場合が多い。自分たちの年齢を考えれば、かなりのご高齢だ。昔でいえば、天寿を全うされて、などと思うのだろうが、今は人生100年時代。必ずしもそうではない。
 なかには介護で大変だったご家庭もあろう。90代でもピンピンコロリで亡くなった方もおろう。人生いろいろである。
 若くして亡くなった方もいて、喪中はがきでは、その経緯が書いてないので、よくはわからないが、残念なことである。ましてや自分よりも年下の方が、亡くなったとあっては、自分もそろそろか、と思ったりする。
 うちの母親は来年90歳になるが、ピンピンしている。だがいざという時、さすがにメールで喪中報告もないだろうから、喪中はがきを送るのだろうな。とりあえず今年からは、喪中はがきを頂いたら、LINEで繋がっている人には、お悔やみの言葉だけを贈るようにはした。

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