見出し画像

就労支援A型

 4/3から息子は就労支援A型の施設で働かさせてもらえるようになった。これまでのB型と違って、時給がちゃんとでる。最低賃金の900円だが、でないよりはマシだ。4時間の勤務になる。これをステップに普通企業に正社員として就職できたら、これ以上ハッピーなこともないのだが、まずは1歩づつステップアップしていくことだ。
 最悪の状態を思えば、よくここまで来れたと思う。だが油断はできない。病気が治ったわけではないし、こういう病気は寛解はすれど、完治することはないのである。
 それは僕も同じことだが、幸いにして、現在失業保険を頂いている身であるので、毎日をのんべんだらりと生きている。健康であれば、まだ今年の10月まで会社で働いているはずであった。もっとも健康であるならば、おそらく定年退職となっても、延長して、安い給料で働くことを選択したかもしれない。
 僕のことはさておき、息子はパソコンのホームページをチェックする仕事に就くそうだ。その表現で正しいかどうかは分からないけれど、要はIT関連の企業である。もともとパソコンは得意だったので、入りやすい環境ではあるだろう。まずは何事もなく無事に毎日を送れたなら、と考えている。
 初日は、会社で花見だそうだ。息子のような精神障碍者や身体障碍者、知的障碍者の方もいると聞く。和気藹々とやってほしいものだ。

 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?