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調理の基本

 コメの値段も高止まり、玉子の値段も高止まり、レタスに至っては未だ最高値を示したかと思えば、ちょっとだけ下がった状態になり一定しない。高い所になると1玉500円近くする。アンビリーバボーである。
 サラダを食べる際、むしればいいだけのレタスはお手軽でいいのだが、これが高くて買えないという事になれば、同じく高くなったとはいえ、200円前後を推移するキャベツの方を買ってサラダにせねばならない。
 ただキャベツの場合、飲み屋じゃないので、レタスのようにむしって食べる訳にもいかず、千切りにせねばならない。僕がする千切りは荒くて駄目だと息子からダメ出しを喰らう。妻がいれば、妻がするのだが、いない時はどうすればいい。文句を言うなら「お前やって見ろ」と息子へいうと、これまた器用に千切りにした。最初から自分ですればいいのに。面倒くさいのだ。小さい頃から妻に、包丁の扱いを習っていたのが奏功したようだ。
 僕の小さいころなど、そんなことを親は思いもせず、男子厨房に入るべからず状態だったので、母親から何も教わっていない。学生時代見様見真似で料理を作ったものである。当時からクックパッドとかあればいいが、そんなものはないし、だから今、苦労している。
 それでも毎朝味噌汁だけはちゃんと作って、息子も文句を言わずに食っているから合格点なのだろう。

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