コーヒーがなくなる
コーヒーの値上げが相次ぐ中、ドラッグストアコスモスで買っていた安いコーヒーがとうとう姿を消した。あとは業務スーパーで売っているものが一番安いのだが、なかなか遠くて頻繁には行けない。自動車は処分したし、たまに歩いて買い物に行っても、沢山は買えない。
頻繁に飲むものだから、当然安いに越したことはなく、高級ブレンド等を買うのは身の程をわきまえぬ馬鹿者のすることである。
そうはいってもスソモノがなくなってしまえば、NB(ナショナルブランド)の商品を買わざるを得ない。
味にこだわりなどなく、そりゃあ飲み比べれば、美味い不味いの差くらいは分かるとは思うのだが、前述したように頻繁に消費するので、高いコーヒーはコスパが悪いのだ。
貧乏人は麦茶や水を飲むしかないのか。そう思いながらも、なかばカフェイン中毒の僕は仕方なくNB商品を買う。グラム数と価格を計算して、最もコスパがいいものを選ぶ。
円安のせいだけではない、いろんな原因があるようだが、これ以上コーヒーが値上げしたら、それこそ麦茶で我慢せざるを得ない時代が来るやもしれぬ。
そういえば戦中戦後に物資が無くて、タンポポコーヒーなるものが出現したらしいが、果たして旨いのかしら。どこぞで売っているのを見たことがあるけれど、決して安価ではなかったので、買ってはいない。だがそれが主になったら悲しい事である。