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花粉症の人はがんになりにくい
花粉症の人はがんになりにくいという統計が報告されているらしい。花粉症に限らず、喘息やアトピー性皮膚炎等アレルギーになっている人全ての話である。
僕は花粉症だから、がんになりにくいと喜んでいたところ、どうもそれは眉唾だ、調査の仕方にバイアスがかかっている、という意見があって、本当かどうかはわからないようだ。
花粉症は自己免疫が強い人ほどなる。だから歳を取って花粉症にならなくなったという人をたまに聞くけれど、それは自己免疫力が低下したからだ。自己免疫が低いとがんになりやすい。どうやらそういう理屈らしい。
僕の家系は痔にはなっても誰もがんにはなっていない。妻の家系もそうだ。だから長生きするという訳でもないが、必要以上にがんにおびえることはない。ましてや怪しい話だったとしても、花粉症はがんにかかりにくいという話を聞けば、尚更だ。
僕の年代になると、方々で誰それががんになったというのをよく聞く。昔はがんといえば死の病だったので、本人に告知せずに、死んでいくという事もよくあった。山口百恵ちゃんで大ヒットしたTVドラマ赤い疑惑などがそういう流れだった。
現在はがんは治る病気とされる。死の病という印象はなくなった。水泳の池江選手などドラマの百恵ちゃんと同じ白血病だったのである。今は治ってしまうのだ。
だから医者は躊躇することなく患者に告知する。しかし治る病気だといわれてもがんといわれれば、相当ショックだろう。辛い治療が待っている。そんな目に合うくらいなら、毎年花粉症で苦しんだ方が、どれだけましかわからない。
真偽のほどは定かでないが、少なくとも僕はそれを信じて生きていくことにする。大腸がん検診も、前立腺がん検診も受けない。がん保険なんてカネをどぶに捨てるようなものだ。
どんなにその研究結果が怪しくても、そう信じることにする。それでがんんになって死ねば、アンラッキーだったってことさ。
坂本龍一さんのご冥福をお祈りいたします。