カラオケは好き、だった
カラオケは好き、だった。過去形である。バセドウ病を発症以来、カラオケには行っていない。正確に言うと、その前から行っていないのだが、バセドウ病を患うと、歌を歌うどころではなくなってしまうくらい、たいぎい(広島弁できつい)のである。
バセドウ病が治っても、うつ病になっているから、やはりカラオケには行っていない。歌うことが、やおいかん(博多弁で面倒で大変だ、くらいの意味)のである。
カラオケを歌っていた頃は手前みそではあるが、歌はうまいほうであったと思う。ギターで歌っていたこともあるし、歌い慣れてはいた。最近ではギターも弾かない。
多分今行けば、まともに歌えなくなっているのではないかと思う。特に高い声が。だからカラオケは、好きだった、のである。これから先、行くことは稀であろう。もういい加減昔みたいにガンガン歌う体力もない。そんな歳だ。歌える歌も今では懐メロと化した40年以上前の歌ばかりだ。僕が二十歳の頃に40年前の歌といえば、軍歌ばっかりであった。今の若者は40年前の歌と云ったらユーミンやサザンがいるので、そんなに違和感がないかもしれないが・・・。
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