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クリスマス

 大学1年生の時は私の親戚がやっている喫茶店を貸し切って、クラブのクリスマスパーティーをした。全員フォーマルで、酒持ち込みOKで、エスカルゴなんて出してもらえて、なかなかハイソサイアティーなパーティーでした。Yさんが家から持ってきたサントリーローヤルがカラになったので、レッドを入れた。T先輩がそれをのんで「やっぱりローヤルはうまい」と名言を残した。
 大学2年生の時はI君の知り合いの店で開いた。私とI君が企画して表彰式を行った。クラブのMVP他を表彰した。
 ついでプレゼント交換はくじ引きにしたら、何とうまい具合に全員グルリと回って、単独でやりあうこともなく、これもうまくいった。鶴瓶の突然ガバチョのTVにらめっこをしたら、これも大うけだった。
 
 クリスマスの思い出、やっぱり大学時代は楽しかったな。妻と出会った頃はハウステンボスなんかにいって、それはそれで楽しかったけど。
 子供が小さかった頃は枕元にプレゼントをおいて、朝目覚めて喜ぶのがたのしみだった。「サンタさんありがとう、僕これがほしかったんだ」
 今は子供も大きくなり、家でクリスマスパーティーをすることもなくなった。プレゼントなんてのもいつのまにかしなくなってしまった。
 孫でもできれば、違うのだろうけど、それも望み薄なようで、ああじいさんばあさんになったものよと思う今日この頃である。
 といっても人生100年時代に突入したのであるから、余命を楽しく過ごしたいではないか。折角会社も辞めて隠居生活に入ろうとして暇になってきたのに。
 ハウステンボスでもいいし、べつのところでもいいけど、今年のクリスマスは、何やらワクワクするような楽しいことを企画したいと思っている。
 結婚30年は真珠婚式というそうだ。真珠を贈るのか。あまり楽しくなさそうだな。その分どこかへ遊びに行ったほうがいいかな、なんてことを考えたりする今日この頃である。(真珠婚式は再来年だった)
 
 

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