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Photo by
keitafukui
大相撲で最近気づいたこと
知らなかった。大相撲の新弟子検査の基準がいつの間にか変わっていたなんて。
康誠という16歳の新人力士がいる。160㎝68㎏である。僕と全く一緒ではないか。新弟子検査は確か167㎝以上の身長を要するはずなのに、これはニュースの誤植だな、と思って調べたら、160㎝だった。尚も調べて見ると、
「日本相撲協会は去年、入門希望者の体格の基準、身長1メートル67センチ以上、体重67キロ以上を満たさない場合でも運動能力を測定する検査で能力が十分だと認められれば合格とする方針を決めました」とのことである。
昔、舞の海が身長が足らず、シリコンを頭に注入して、身長を伸ばし、審査に合格した例があるが、それにしても自分と同じ体格(筋肉の量は違うだろうけれど)の人間が体重100㎏超の力士と対戦するなんてびっくりである。
実際、4場所序の口序二段で16勝12敗と健闘している。先日は、190㎝100㎏超の力士を投げ飛ばしたというではないか。これは快哉を叫ばねばならない。これからの活躍に期待したい。またまだ16歳なので、沢山食って稽古して、身長体重共に大きくなっていくことを期待している。
それにしても新弟子検査の取り決めを緩めなければならないほど新弟子が集まってこない最近の大相撲には将来の不安を感じざるを得ない。