台北日記3
2泊3日の台北旅行もあっという間に終わり、台風の影響もなく、無事帰ってくることが出来た。最終日は疲れ果てて、帰るだけで、ホテルの近くにある行天宮に寄っただけであった。
行天宮は前日のツアーでも訪ねたのだが、その日が神様に誕生日だとか言って、人が溢れかえっていた。そのため有名な御籤を引くこともせずに後にしたので、改めて御籤を引きに来たのである。
御籤は無料なのだが、その前に御籤を引くための儀式があり、これをクリアしないと御籤は引けないのだ。
詳しい事は説明するのが、ややこしいので、割愛する。ググって貰えれば、わかりやすいかと思われる。
それで引いたのはいいが、下下という結果。所謂大凶であろうか。最悪の籤を引いてしまったので、再度儀式を経て、今度はいい籤を引き当てた。日本語でも書いてあるので分かりやすい。
だいたい僕は日本の神社では御籤は引かない主義なのだが、珍しいことも相俟って、ついつい引いてしまったらこれだ。
計らうことはみな意に反する
主に舌は禍の根
ことは一応できたけれども最後には必ず失敗に終わる
空しく心と力を労するばかり
本分を守るのがよろしい
妄動してはならない
まだあるが割愛する。それが引き直したら、財は多得られる、功名も得られる云々、とえらくいい籤に代わってしまった。どちらを信じたらよろしいのであろうか。
日本では木の枝に御籤を結びつける風習があるが、台北ではいい籤も悪い籤も持って帰らなければならない。だから僕も持って帰ってきた。
まあ一つの余興という事で御籤は信じないことにしている。
因みに行天宮のすぐ近くに占い横丁というのがあって、芸能人も結構来ているらしい。ちょっと覗いてみたけれど、見て貰うのは止めた。
空港へ向かう車の中で現地係員が現在マンションが高騰していて、普通の人は入れない、みたいなことを言った。しかしその後に3年以内に中国と戦争になるから、マンションの価値もぐっと下がってしまうでしょうね、と言った。
その予言だけは当たりそうなだけに、台北に行くのなら今のうちかもしれない。