さだまさし
さだまさしのコンサートにいった。高校時代のことだ。何度か行った。朝早く並んでチケットを買って、仲間と一緒に見に行った。
さだのコンサートは喋りがメインで、およそ3時間の長丁場の2時間以上を喋りに費やしていた。また見に来るお客さんも、その喋りを期待してきているので、漫才と音楽のコラボみたいな感じであった。
ライブアルバムの随筆録(エッセイ)というのがあり、それが、当時の気分を思い起こさせてくれる。CDにもなっているようなので、AMAZONあたりで注文すると、すぐ手に入るかと思う。
さだまさしの歌はよく歌った。コンサートで、ではない。当時新聞部だった僕と、グループを組んでいたM君は隣の部室の文芸部で、共に行き来するくらいこのクラブ同士は仲がよかったのだが、その部室でよく弾いていた。新しいアルバムが出ると、コピーしては弾いていた。新聞部も文芸部もさだまさしのファンが多かったので、ともに歌った。
息子と大学受験の時に東京へ行った時、帰りにちょっと秋葉原まで寄ったのだが、少し足を延ばして、湯島聖堂までいった。聖橋を渡った時は感動した。名曲「檸檬」の歌詞そのままだったからである。
そのさだまさしも70歳を超えて、まだ盛んに活躍しておられる。朝ドラのナレーションや、今夜も生でさだまさし、新譜、コンサート、未だ衰えず活躍中だ。
昔のやせ細ったさだまさしと比べ、今は年相応に貫禄ができ、顔もでっかく丸くなったようだが、健康で、体力もあって、外見以外はほとんど変わらない。いつまでも元気で活躍してくれるのを期待している。