尿漏れ
恥ずかしい話だが、最近尿漏れが頻繁に起こる。パンツが濡れたら、さすがに嫌な気分になる。今は家にいるので、パンツが濡れたら、着替えれば済むが、外出中だと、不快になる。
もしスラックスを履いて仕事をしている人がそうだと、スラックスの股のあたりが濡れてみっともないことになって、着替えることも出来ず、さぞや恥ずかしい事だろう。
統計的にみると、40代から70代の間の男性の8人に1人が尿漏れで悩んでいるらしい。
原因は老化である。トイレ直後に起こる尿もれを『排尿後尿滴下』と言うらしい。膀胱や尿道を締める筋肉が衰えることによって、尿を出しきったつもりでも尿道内に尿が残り、後からジワジワもれ出してしまうのだそうだ。
まさしくそれである。かといって膀胱の筋肉を鍛えるにはどうすればいいのであろうか。
今のところ、排尿した後、イチモツを付け根の方から絞っていって、残っている尿を無理矢理排出させた後、トイレットペーパーでチンチンの先っちょを拭くことにより、なんとか尿漏れを防ごうと試みている。
それで尿漏れがないこともあるが、トイレから立ち上がった瞬間、チョロッと漏れることもある。
今回は大丈夫だったと思い、ズボンを履いて、椅子に座った瞬間に漏れたりすることもある。ことは深刻なのだ。
優しい妻が、尿漏れパッドを買ってきてくれた。だが、外で仕事しているなら必需品であるかもしれないが、だいたい家にいるので、勿体ないからまだ使っていない。
季節は冬。ホットコーヒーもおいしい季節。頻繁にトイレに行きたくなる。その都度、便器に座って、イチモツを絞るのである。誤解してはいけない。しごくのではなく絞るのである。
尿もれに効く漢方薬とかがあるらしい。多分、飲みだしたら、ずっと飲まなければならなくなるだろう。それが嫌で、特に漢方薬などは大嫌いである。薬はうつの分だけで十分いっぱいいっぱいである。
医者に行っても解決策はないらしい。あとはウオーキングなどの運動で、膀胱あたりの筋肉を鍛えるしかないようだ。