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釣りで飯を食う。
若い子からこんなメッセージがきた。
私がブログを書いていた時代に、この手を話しをよくした思い出がありますが、あれから5年近く経っているので、2022年の今は釣りで飯が食うことができるのか?について話してみたいと思います。
釣りプロの定義について
まず釣りの「プロ」という定義だが、はっきりしたものは無い。
日本人は肩書が好きな生き物で、プロアングラーなんていうのもただの肩書きでしか無いです。(きっぱり)
釣り業界というのは昔からインフルエンサーマーケティングを行うのがうまくて、発信力のある釣り人をメーカーが囲い込み、「プロ」「テスター」などという肩書きを与えて囲い込む戦略をおこなっていた業界。
そして、プロ報酬やテスター報酬というのも、本当に微々たるもので他の仕事をしたり、バイトをしたりして生計を立てている人が9割以上。自身のパフォーマンスだけで飯を食っている人は本当に一握りだ。
なので「釣りプロ」というのは、メーカーがアングラーを囲い込むためだけの「超都合のいい肩書き」でしかない場合が多いので、そういった「肩書きだけの釣りプロ」を目指すのは個人的にはオススメはできない。(釣りプロはお金は稼げないが、お金が目的ではない人もいるので否定自体はしない)
では、釣りで飯は食えるのか?
プロアングラーではないが、釣りで飯を食っている人ってのは意外に沢山います。
たとえば、
・釣りメーカーに勤務
・釣具屋に勤務
・遊漁船に勤務
・釣りYouTuber
・釣りメディア運営
・釣り関連ビジネス
上記の人達はプロではないけど、「釣りで飯を食っている」人達で、プロ以上に釣りで生計立てている。
そんな私もプロデュースしているメディアやサポートしているメーカー、遊漁船、釣りYouTuberから報酬を得ているので釣りで飯を食わせて貰っている一人です。(釣り以外の事業もしているので釣り一本では無いが)
今の時代にオススメな釣りで飯を食う方法
「俺は釣りが好きで釣りで飯を食っていきたい!」そんな釣りへの愛が強い人は、下記のいずれかがオススメです。
遊漁船船長
毎日釣りと向き合えるので本当に釣りが好きな人はこの道を選ぶのがオススメです。1日10万円の売上で月20日出船すれば年間2,400万円の売上。経費を引いても1,000万以上は残るので年収1,000万円程度で良ければ現実的に目指せます。
しかも、マーケティングを全くしてない遊漁船が多いのでしっかりマーケティングすれば超余裕で一人勝ちできます。(私がサポートしている遊漁船も地域で一番若いのに一番稼いでます。年間2,000万円くらい自由に使ってるイメージ)
釣りメディア運用
次にオススメなのが、メディア運用。
ある程度のWEBのスキルが必要だけどスキルとアイディアがあればメディア運用でも稼げます。サイトを作って放置しているだけで不労所得が入る仕組みなので私はいっときコレばかりに力を入れていました。
私が運用しているサイトのうちのサイトの一部ですが、
月間で140万PVアクセスを集めることができています。ジャンルにもよりますが100万PVあればアドセンス広告だけでも70万~100万円程度得られて、プラスでマネタイズした分って感じなのでまぁ割は良いのかなーと。自分が動かないでこの規模のサイトを運用できるようになればFIREして釣り三昧な生活もできるようになります。
インフルエンサー
釣りプロのようにSNSやメディアに露出をして自身のパフォーマンスでお金を稼ぎたい。って人はインフルエンサーを目指すのが一番イメージに近いかと。
メーカーに良いように使われて終わりの釣りプロは稼げないけど、自身の発信力を高めてマネタイズしていくインフルエンサービジネスはまだまだ可能性に満ちあふれている。
今は「労働力」よりも「発信力」に価値がつく時代。プロアングラーなのに空いた時間に労働でお金を稼ぐバイトをしているようじゃ本末転倒。
バイトする時間があるなら自身の発信力を磨く為に時間と労力を使わなければ「発信者」として稼ぐことは難しい。
逆に「発信者」に振り切って発信力を高めまくれば「発信力」が高まり、それをお金に変えていくことは可能(得た発信力をどうマネタイズしていくかは勉強する必要あり)
私が運用しているメディアやSNSもフォロワーやチャンネル登録者数はそこまで多くないですが「発信力」×「マネタイズ」×「仕組み化」をちゃんとおこなうことでしっかり収益化もできているので、やれば誰でもできると思っています。
この方法はビジネス用アカウントで解説していこうかなーなんて思っているので楽しみにしていてください。
どうしてもプロになりたい場合
と、ここまでの話を聞いてもプロになりたい。プロにこだわりがある人、すでにプロアングラーで露頭に迷っている人は、本気で人生設計をすることをオススメします。
メーカーに都合が良いように使われるだけのプロアングラー。これは間違いじゃないが、逆に自分がその肩書をうまく活用することもできる。
肩書を使ってYou Tubeを開設したり、メーカーを立ち上げたり、自身の土俵を作っていかなければ一生メーカーの犬で終わる。(それがいいならそれでいい)
そうならないようには、
・プロアングラーになって
・他のプロとどのように差別化して
・強みをどのように活かして
・誰と組んで
・どのように展開して
・どのように収益化していくのか
を戦略的に考え課題を逆算して潰していけば、思い描く人生になっていくのかなーと思います。
逆にどこかひとつでも間違えると、思い通りにはいかなくなるので、よく考えて行動することが大切。
最後に
という事で、プロアングラーになりたい。釣りで飯を食っていきたいという人は、こんなことを意識しながらやってみるといいかなと思います。
私も今年は釣り業界に還元できるように色々な展開をしていく予定ですので、なにか面白いことが一緒にできそうな方は一緒に頑張っていきましょう!