音の響きを抑えると心が落ち着く
子供の頃、よく泊まりに行って行った親戚の家は「鬼滅の刃」に出てくるような大きなお屋敷で集落の一番端にある家でした。
昼間に遊んでいる時はとても楽しいのですが、嫌だったのは寝るとき、、、
「シーン」と静まり返っているので、ちょっと物音がすると「何かいるんじゃないか?」と怖くて眠れなかったんです。
今思うとこの静かさが静寂って言うものなのかと思いました。
10月末に引っ越したのですが、それまで住んでいた家は幹線道路沿いだったので、寝る時も車の音などがして結構ざわざわした感じで、多少の物音は気にならなかったのですが、今の家は住宅街なので夜になると「シーン」としていて、少しの物音でも大きく聞こえます。
さすがに大人なので、怖くて眠れないということはありませんが、小さな物音が気になり出して眠れなくなったりします。
また、家の中の音がすごく響いて聞こえるんです。
コップをテーブルに置く音も「コンっ」と響き渡ります。
鼻歌を歌えば少し上手に聞こえるのですが、、、
家の中でいつも音が響いているいると、ちょっとしたことで「イラっ」てするのは私だけでしょうか?^^;
そこで、滞在時間の長いリビング件寝室件仕事場にちょっとだけ音の響きを抑える対策を行いました!
窓に『ハニカムスクリーン』をつけて、床は『タイルカーペット』を敷き、杉板で本棚をDIY。
持っていた絵本を並べました。
この対策で、不快な響きが抑えられ、ちょっとしたことで「イラっ」とすることが無くなり、心が落ち着いた感じです。
考えてみると、「シーン」として静かな環境だと心が落ち着きます。
現在の住宅は、壁や天井はビニールクロス、床はフローリングと音が響きやすくなっています。
このような仕上げ材は、お手入れがしやすくバリエーションが豊富で自分好みに仕上げることができるのですが、、、
昔の日本家屋のように壁は漆喰、天井は杉板、床は畳というような構造だと音が吸収されて、部屋に入った瞬間に静けさを感じると思います。
どちらが良いとは言えませんが、心を落ち着かせるには後者が適しているのではと思う今日この頃です。