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素直さと真面目さ

「新人で伸びる子はどんな子だと思いますか?」
そんな質問を投げると、この答えが返ってくることが多い。
それは、どういうことなのか少し持論を。

素直さとは、上司からの指示に対してすぐに行動できる事だと思っている。
上司の言っていることを鵜呑みにする事は確かに危うい、だがいちいち突っかかっていたらチャンスを逃すことにもなるし、経験不足から考えても答えが出せないことの方が多い。
(頭が回る子の陥りやすい失敗がこれで、疑問が湧きすぐに行動できない。退職や離職に至ることも)
また、新人時代の一番の特権は失敗できること。
そもそも失敗すること前提で指示を出している事も多い、それなら挑戦した方が経験になるのだから良い。
素早く動いてくれる新人には、仕事が回ってきやすくなるし、プラスαのアドバイスもくれるかもしれない。
上司と一緒に仕事をする経験がコミュニケーションを円滑にする。    関係が未熟な段階だと、指示系統に誤解が生まれてしまう事もしばしば。

真面目さとは、失敗してもそこから学べる事、そして一つ一つの仕事を自分で深堀出来ること。
これは新人に限らず大切なことだと思っていて、失敗すると怒られたくなくてつい隠そうとしたり、お客様第一ではなく自分を守るための行動に出やすい。
まず、その行動で誰が幸せになるのかを考えられるようになるといいと思う。
頭ごなしに怒ってくる上司はあまり気にすることはない、大切なことはその仕事は誰を幸せにするのか。
それを基準に考えると誤った判断をすることはないと思う。       深掘りは、間違った知識を使い続けることを防止する。
先輩の言うことは100%正解ではなく、少なからず間違っている場合が多い。
それに先輩も理解せずにそれを行っていることも多い。
だから、自分が間違っていることをし続けないように、一つ一つ腹落ちさせていく事が大切。(調べましょ)
腹落ちした知識は、忘れにくいし武器になっていく事が多い。
その行為が仕事にとって重要な探求心を養う事にもつながるとも思います。

実は僕自身、新人時代にこの二つとも出来ていませんでした。
当時の上司に、「最低限の真面目さと努力があったからギリギリいけた」と言われた事を覚えています。
その後、ぐぐっと実力が伸びた時を振り返ると、この二つができるようになった時だったかなと思います。
実力がついてポジションが上がると、目線が変わり見えてくるものが変わってきます。
仕事を楽しむためにも積極的に取り組んでみましょう。
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