インド一人旅 「最高の冒険がしたい」ラダック編①
大学4年の夏、私は就活が終わり、暇な毎日を過ごしていた。
そこでふと思った。
大学生活は残り少ししかない。
ならば、一生に一度の大冒険に出ようじゃないか。
どこで何をしようか。
考える前に結論は出ていた。
ラダックしかないと。大学の友人がラダックに行ったことがあり、その話を聞いて以来、ずっと気になっていた。
私は海外旅行4か国目にインドを選んだ。
ラダックには2024年10月9日から12日まで4日間滞在した。
あなたは「ラダック」を知っているか?
ラダックはインドの北部に位置し、ヒマラヤ山脈やカラコルム山脈に囲まれている。雨がほとんど降らず、荒れ果てた荒野がひたすらに続いている。
さらに標高が平均3500m以上であり、吸い込む酸素が地上の65%まで減少する。国の情勢でも重要な場所で未確定の国境に接している。2020年には中国とインドが軍事衝突をおこし、60人ほどの死者がでた。
今回旅行で行った場所は比較的安全な場所です。
なぜこのようなところに行きたいと思ったかは②でつづる。
ラダックまでの旅路
福岡空港からベトナムハノイ、ハノイからアフマダーバード、アフマダーバードからデリー、デリーからレーと時間にしてまる2日、飛行機を4回乗り継いだ。デリー空港の搭乗口で飛行機を待つ際、非常に不安な気持ちになった。何しろ出発時間から2時間待っても飛行機に乗れないからだ。
CAに尋ねたところ、ラダックのレー空港を軍の航空機が使用しているため、出発が遅れているらしい。
インド旅行の一番の目的が達成できない可能性を目の当たりにし、目の前が真っ暗になった。
結局2時間半遅れで昼、目的地にたどり着いた。
最高かよ
レー到着
飛行機が着陸してすぐに呼吸の苦しさを感じた
なにしろ、標高0mから3500mまで一気に上昇したのだから
ベトナムは27度暑かったのにレー10度は寒い
気温差すごすぎる
空気は澄んでいるが乾燥していて呼吸しずらい
ほんと異世界かよ
レーはラダック旅行の拠点となる町だ。
ホステルにチェックインし、2人のルームメンバーにあいさつした。
2人ともインド人でいいやつだった。
その後、eSIMを購入、バイクを借りる、装備借りるなどなど
山に囲まれていてもWi-Fi使えるのは最高
その後、ホステルに戻り、昼寝
疲れがたまりすぎて泥のように眠った
起きたら夕方
1人で食うのには多すぎた夜飯
腹痛を恐れず野菜もしっかりいただきました
(生ものはインドで食べるなと言われていたが、ラダックは大丈夫そう
圧倒的主観)
頭がキンキンに冷えてやがる
真夜中に目覚め、体調の悪さを感じた。
のどが強烈にかわいている。
頭もいたい。
どうやら軽度の高山病になったようだ。
起きてすぐに水を飲みほした。
体が乾燥に慣れていないのだろう。
呼吸が浅くなる夜には高山病になりやすい。
脱水症状も一因となっている。
しばらく目をつぶる、水を飲むを繰り返すと症状はやわらいだ。
部屋の中はエアコンはない。
そして無駄に窓がでかいため、部屋の中と外の気温は同じくらいに感じる。
当然、ペットボトルの水は冷え、それを飲む俺の頭も冷える。
布団の中は温かいのだが、頭だけは外に出ている。
目をつぶりながら、心の中で叫んだ。
頭がキンキンに冷えてやがる
ツーリング編 レー→ラマユルゴンパ
次回へ続く
中途半端ですみません