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自分のGPSを研ぎ澄ませ #呪いを解く冒険
自分の持っているものを愛でるのではなく、ほしいものを常々狩猟してきた。自分の現状を把握するよりも、なりたい自分になろうと努力してきた。そうやって突っ走ってきた自分の人生を、ちょっと棚卸ししてる今日このごろです。
さて、どうして「ドドドドドドー」と音を立ててきた人生に、そんな立ち止まるを設けようかと思ったかといえば、自分がこの先にできることを最大化してみよう、と思ったからなのです。そう、結局、また「ドドドドドドー」ってするためです(笑)。
作品はできた瞬間に排泄物のように感じてきた。だから興味がなかった。少しずつ「いまここ」にあるものだけをアウトプットしたり、整理したりしている。そうすると、自分では、無意識にやっている得意なことやら、努力しているのに評価されないことやら、いろんなことが見えてくるなぁ、と発見があって面白い。ずいぶん自分がなりたかった自分と違うな、とか思うことは、たくさんある。でも、すでに持ち合わせたものを、どう整理して、どう見せて、人生の後半戦を楽しもうかな、と考え方をシフトしたら、わたしはわたしの人生を、もっと力を抜いて楽しめるし、もっと社会に貢献できるよねー、という入口にいるような気がしています。
↑自分の仕事との関わり方を盛大に棚卸ししたコラムはこちら
大事なのは自己肯定感じゃなくって
現実と向き合うこと
自分らしく活躍するにはどんなことが必要なのか、みたいなことにずっと興味があった。なので、いつ会っても等身大で、朗らかで、憧れる人々の共通点に考えていたときに、自己肯定感が高いことかなぁ、と思っていたことがある。それを、そういう人に問うてみたときに、「自分への評価が、自己評価と他者評価がずれない人、もしくはどれくらいズレているか知っていることじゃないかなぁ。自己肯定感が高くっても、周りに評価されないことを人のせいにしているひとは結構多いし、成長がないよね」と彼は言った。なるほど、と思った。そういう境地にたどり着くために、自己肯定感が高い人が有利なんだな、と考えるようになりました。
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