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コロナ禍の中国渡航(往路、2週間隔離)

シーエンジの高岡佳久です。愛知県蒲郡市でマットレスを製造しています。2021年2月にライセンス先の機械の立ち上げで約1ヶ月間中国に出張しました。コロナ禍の中国出張準備に困っている方や、今の中国を知りたい方に読んでもらえたら嬉しいです。

まず事前の準備として、パスポート、ビザ、ダブル陰性証明があります。そして中国のメッセージアプリWeChatを何度も使いますので、インストールしておきましょう。
ビザは中国の相手先からの招聘状をもらい、国内の中国ビザセンターに申請しましょう。
ダブル陰性証明は下記のサイトをご参照下さい。出発前48時間以内に指定機関での検査が必要です。

http://www.china-embassy.or.jp/jpn/sgxw/t1836108.htm

結果を取得したら“HDC”マークのグリーン健康コードを取得します。申請後にチェックに時間がかかるので、出発前日の20時前までの申請を推奨されています。申請時のパスワードはしっかり覚えておきましょう。

https://hrhk.cs.mfa.gov.cn/H5/

最後に中国税関出入国健康申告があります。飛行機の座席番号の登録もあるので発券後に余裕を持って行いましょう。

http://health.customsapp.com/home/pages/index/

というように、コロナ禍の中国渡航にはたくさんの準備が必要てす。そして私が1番ヒヤッとしたのは、“HDC”マークのグリーン健康コードを成田空港で提示する時に、パスワードを3回間違えてアカウントがロックされたことです。30分くらい触らなかったらアカウントロックが解除されましたが、無駄な心配をしないように皆さんご注意下さい。

成田空港から青島空港に到着すると、日本の空港とは打って変わって皆防護服を着ています。鼻に綿棒を入れてのPCRを受け、結果が出るまで空港内で待ちます。出口にはバスが2台用意されていて、中国人と日本人で主に分けていました。他の人に会うことは出来ません。

空港から1時間くらいバスで移動し、2週間隔離のホテルに到着です。ホテルの入口で荷物や体にアルコールを吹きかけられました。

ホテルの入口で14日間の滞在費を支払います。1日3食と検査がついて、7000元でした。支払いは現金(中国元)かカードです。滞在者、通訳、係員の約40名のWeChatグループに登録し、必要なことを日本語で送ると翻訳して対応してくれます。

食事、ゴミ出し、検査はすべて部屋の入口で行います。滞在中は、毎日朝、夕2回の検温がありました。鼻に綿棒を入れてのPCR検査は3回、血液をとっての抗体検査が2回ありました。

弁当も美味しかったです。温かいものを提供してくれます。

WeChatでお願いすると青島ビールも持ってきてくれます。支払いはチェックアウト時にカードでまとめて出来ます。

14日経つと、次の場所まで連れて行ってくれます。私の場合は山東省内の他の市に移動したので、そちらの方が病院関係者同乗で迎えに来てくれました。

皆さんのお役にたてれば幸いです。渡航される方はお気をつけて!

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