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Bougainvillea My story Vol.1 わたしのライフシフト・ストーリー

[インタビュー]『足るを知る者は富めり』-野口さおりさん

こんにちは!世界中の街角、そこで出会う女性の生き方と素顔を通じ 独自の表情のあるジュエリー・アクセサリー『Bougainvillea』です。

ブランド名の「ブーゲンビリア」花ことば ー“魂の花-思いは通じる”といいます。ここでは、ブランドのイメージにぴったりな女性の生き方・自らの思いで人生を切り拓く「わたしのライフシフト・ストーリー」をご紹介します。
Vol.1は、長く東南アジアで「らしく生きる」をモットーに、瑞々しいうつくしさが印象の野口さおりさんにお話しを伺います。
※インタビューは2018年に行われました。

ふつうの感覚が、変わった

―海外で生活しようとしたのきっかけは何だったのですか?

さおりさん(以下、さおり) 海外生活のきっかけですか? ……家族の影響があるかもしれないですね。ちょっと変わってるんですよ。

わたし自身、子供の頃から漠然と海外に憧れはありました。両親が共に若い頃は海外志向だったのですが、どちらも結局海外には出なかったので。で、自分の子供にはぜひ、という気持ちがあったと思います。

親の勧めもあって、高校卒業後に海外からの留学生が半分を占める大学に入学しました。でも当時、英語が得意じゃなくて、、当然言質の授業や提出物、テストはめちゃくちゃ苦労しました(笑)
入学直後に授業で留学生とグループワークとプレゼンをしたんですが、もう全くダメ!全く喋れなかったのでグループの会話に入ることが出来ず、語学力不足を痛感しました。そういうこともあって、語学留学に行こうって決めて、フィリピンに行きました!

―フィリピンでの語学留学ってどんなかんじですか?

さおり そうですね、フィリピンでは語学の勉強はもちろんですが、幅広い年齢、職種、様々な目的を持つ人達に出会え自分の中の「普通」の価値観が全く変わりました。

フィリピンに集まった仲間たちは、英語の勉強をしたいのではなくて、自分の夢を実現するために、英語が必要だから勉強している。勉強に来る仲間は、中学生から60代まで。「自分のやりたい事に年齢は関係ない、気持ちと行動力か!」って、彼らからエネルギーをもらいました。

やる気が伝わらないだよねって言われて

―その後、カンボジア移住でお仕事をスタートしたんですか?

さおり 帰国後、自分が何をしたいのか決まっていなくて、、とりあえず周囲の流れに乗って就職活動をしました。

で、毎日電車に揺られて、説明会や面接会場に向かって、なんだろう、自分が日本で働くイメージがどんどんできなくなっていました。そんな時、とある企業の最終面接で、社長さんに言われたんですよ。
ー「うちの会社で働きたい気持ちがいまいち伝わらないんだよね」って。

 え ???

もう、なんだか逆にスッキリしちゃって(笑)だって、そうなんですもん!

自分の中でモヤモヤしていた気持ちを当てられましたね。その後は国内での就職活動はすっぱりとやめて、海外の仕事について調べるようになりました。きっかけは海外で暮らしてみたいなという些細なことだったかもしれませんが、その気持ちに素直になって行動してみた結果が今、という感じです。

Bougainvilleaのシルクコードブレスレットと、シルバーバングル、リングを身に纏って

―でも、初仕事が海外ってハードル高め?って思ったりしますよね

さおり それが結構大丈夫でした。海外に友人も多くいて、卒業後に海外就職した仲間も沢山いました。だから心理的ハードルはあまりなかったです。
ちなみに、親に卒業後は海外に行こうと思う話した時も、あっさりと良いんじゃないと言われて拍子抜けしました(笑)その時に母から言われた『私は大学に行って勉強して、海外に行きたかったけれど親が許してくれなかった。だから反対はしない』という言葉は今でも忘れません。

最初の仕事は、カンボジアです。そして今も。
フィリピンで働こうと思ってフィリピンをメインに仕事を探していたのですが、カンボジアを旅したことを思い出して、あ、この国は私住める!って思いだしたことがきっかけです。

『足るを知る者は富めり』

―カンボジアで働いて、生きて、いま何を感じてますか?

さおり 幸せですね。
なんでかはわかりませんが、今が1番人生で楽しいなーと思います。パートナーがいて、猫がいて、家族のような友人達もいる、好きな旅行にも行けるし、毎日空は晴れてる。
仕事はしているけど、仕事のために生きてない。
旅も、散歩も、思いのままにする。これが社会人の生活か!っていう人もいるかもしれないけれど、自身と向き合った結果、このような生活スタイルが送れているので幸せです。

「足るを知る者は富めり」って、教わったんです。とても幸せな今を、生きていますよ。

野口さおりさん 熊本県生まれ。
2012年よりカンボジア移住
理想的環境で旦那さまと友人、
愛猫と充実した生活を送っている。

[インタビューを終えて]
日本の価値観や他人軸にとらわれず、自分の感覚で「幸せ」と純粋に感じることに「豊かな人生」を捉える彼女はとてもきれいでした。

Jewelry Bougainvillea
世界中の街角、そこで出会う女性の生き方と素顔を通じ 独自の表情あるジュエリー『Bougainvillea/(ブーゲンビリア)』は2014年、プノンペン・カンボジアのアトリエからはじまりました。「ロストワックス」製法でカタチづくる作品は、日本国内に限らず、フランス、アメリカとで世界各地のお客様から支持頂いている。

Brand サイト
 http://bougainvillea-jewelry.com/
Instagram 
https://www.instagram.com/jewelry_bougainvillea/


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