永遠の桃花 34話少辛の願い事 あらすじ
記憶違いはご勘弁。誤字も…
浅浅はメイコクに夜華の厨房の弟子を募集するよう命じた。が、募集中に夜華が来て弟子はいらない、浅浅がそばにいればそれでいいといったので、募集は中止(夜華がいないときに阿離にちゃんとしたご飯を作る人は結局いない)。
そして、その場に少辛が来て最後のお願いを浅浅にした。その願いとは、人間界に落とされた息子の元貞を助けてほしいというもの。元貞は人間界でこのままだと悲惨な人生を過ごすことになるという。浅浅はこの願いを、少辛への結婚の祝いと主従の縁切りとすることで引き受けた。夜華の助けを得て、とりあえず、浅浅は人間界に降り元貞の師父となる。
翼王離鏡は、7万年も行方をくらましていた司音(東海の宴の帰り、道に迷っていた?浅浅)と東海の北岸で出会い、そこで初めて司音が天族ではなく狐族だということを知る。司音に未練たらたらの離鏡は崑崙虚に行って司音に会おうとするが、弟子たちにこっちも探してるんだと言われどこで会ったか言わされただけで、冷たく追い払われる。
天界でチョウホウと一緒に部下からの報告を聞く夜華。翼族がずっと行方不明だった司音を探しだしたという。翼王の離鏡がつい最近東海の北岸で司音を見かけたからで、離鏡直筆の司音の似顔絵を見た夜華は、司音の正体が浅浅だということに気づき驚く。
翼王離鏡は翼界に戻り、翼王の后玄女(狐族)に司音の正体は?と問う。玄女は司音を天族の男だと思っていたのだが、離鏡から狐族の女だと聞き、司音=白浅(浅浅)という事実に驚く。翼王の想い人である浅浅への恨みは膨らむばかり。
玄女は、昔浅浅のところで世話になったことがあり、浅浅の顔の美しさに憧れ、(たぶんあまりにしつこくその顔になりたいと言われ続けうんざりした)浅浅が折願上神に玄女に私の顔をあげてと頼んで同じ顔にしてもらったという経緯がある。もともと両想いになりそうな離鏡と司音(浅浅)の仲を浅浅の顔を騙って横取りしたものの、いつまでも司音への思いを断ち切れない離鏡からの愛を得られず、日々苦悶。離鏡との間にはほぼ死んだ状態で生まれずっとそのままの子(病児)がいる。その子を生き返らせれば離鏡の愛を得られると信じる玄女は、墨淵の仙体を利用しようとする。そして、墨淵の仙体を浅浅が保持しているはずだから浅浅に化けて墨淵の仙体を奪おうと思いつく。浅浅に成りすました玄女は青丘でメイコクに迷魂術をかけ、まんまと墨淵の仙体だけでなくその場に居合わせた阿離までもさらっていった。