つわりに苦しむ全妊婦へ

今回はつわりの記録です。
つわりに際しての自分の感情などはまた別のnoteにまとめたいので、わりとレポート的な内容になっています!
今つわりで苦しんでいる人、妊娠悪阻と診断されたことのある人、みんなズッ友だよ。


【つわりの記録】
5w0d  妊娠検査薬(+)

・この日の体重を「妊娠前体重」として記録する。
5w4d  初嘔吐
・頭痛がひどく、この頃にカロナール服用開始。
6w3d  心拍確認
7w3d  妊娠前から−1.0kg
・この頃は1日にうどんを3本くらい食べるのが限界。
8w1d  妊娠前から−3.9kg
・クーリッシュ(バニラアイス)を1日かけて3口くらい食べていた。
8w3d  初点滴
・この日「妊娠前から5kg痩せたら入院した方がいい、妊娠悪阻の診断がつくと思う」と言われた。入院したくなさすぎて体重を誤魔化す。(後にめちゃくちゃ後悔します)
9w4d  妊娠前から−5.1kg
・入院したくないので受診せず。(後にめちゃくちゃ後悔します②)
10w5d  妊娠前から−5.5kg
・この頃に坐骨神経痛発症。ギックリ腰かと思った。痛すぎて1人で歩けないため、トイレに行くにも介助が必要。
・この時点でカロナール内服を始めておよそ1ヶ月経過。子どもへの影響よりも頭痛が苦しいので飲み続ける。
11w1d  妊娠前から−7.0kg
・就寝中に頭痛がひどく起床。眩しさで目が開かない。呂律回らず、吐き気、立ち上がれない程のめまい。#7119に連絡する。
・昼頃いきなり症状が改善し、救急を呼ばず様子を見ることにした。
11w2d  入院①
・頭痛の原因を検査したが、原因不明。おそらく重症妊娠悪阻からの脱水によるもの?
11w3d  退院①
・退院していいと言われたので退院。水も飲めない状態だったのになぜ退院していいのかは未だに分からない。
・体調が悪すぎてかかりつけの夜間救急にかかる。処置は点滴のみ。
11w5d  入院②
・精神状態がかなり悪くなってしまい、精神科もある総合病院に改めて入院。
・色々色々あって、実母との仲が険悪になる。
・ここで初めてケトン体を調べてもらえた。(測れる限り最高の値、+4だった)
12w3d  退院②
・まだケトン体+2だけど通院で点滴するよう言われたので退院。
13w5d  妊娠前から−10kg
・退院後いちども嘔吐なく、毎日アイスを食べられるようになった。
・この頃妊娠悪阻によるメンタル不調を理由に、予定していた産院で分娩ができなくなった。
17w~19w  妊娠前から−8.5kg
・たまに嘔吐しながらもだんだん調子がよくなる。果物とアイスで生きる。
・この頃『あすけん』に課金。1日の食事記録をつけ始める。1日1200kcalほどしか食べられない。が、妊娠悪阻を思えばスーパー元気!

6ヶ月(20w)に入る頃にはだいぶ嘔吐もなくなり、「吐き気止めのプリンペランは手放せないし臭いもダメだし歯磨きも無理だけどまあまあ元気やな〜!」という毎日になる。

24w頃  妊娠前から−6kg
28w頃  妊娠前から−5kg
・ここまではあすけんでガッチリ管理して1日約1700kcalで食事を制限していた。
・里帰りであすけんを放棄したので、だんだんどんどん体重が増える。

35w頃  妊娠前から−2.5kg


【つわりの時期の食事】
・玉ねぎ、ネギ、ニンニクがまずNG
・ごま油NG
・米の炊ける匂いが無理なので、自動的に米NG
・炭水化物NG(甘いパンのみOKの時期もあり)
・たんぱく質(主に肉)NG
・妊娠悪阻になるまでは白身魚の刺身、カットメロン、刺身こんにゃく、エビを焼いたものなどを日替わりで食べていた
・意外とジュース類NG
・妊娠悪阻では水すらNG、ひと口含んでは吐きを繰り返した
・退院後は冷たい果物(特にカットメロン)、アイス、汁物の汁(具はNG)、パックのお粥にごはんですよ※海苔の佃煮 を入れたもの、氷を入れたコーラなどで生き延びる
・気づいたら米が食べられるようになった※米の炊ける匂いは臨月入ってもNG


【まとめ】
今回はつわりレポでした。
マジでマジでマジで辛かったことは覚えてるけど、一体何があって入院に至ったり夜間救急に駆け込んだりしたのかは全然思い出せませんでした。人間の防衛本能はよくできているようです。

もし今つわりで苦しんでいる方がここを読んでくださっているとしたら、「とにかく自分の心を守ってほしい」ということを伝えたいです。
赤ちゃんを可愛いと思えなくて当たり前。死を考えるのも当たり前。諦めたくなるのも当たり前。自分を責めず、周りに頼り、頼れない周りは無視をして、自分の心を守ってください。
いちばん頑張っているのはあなたです。言葉にできないほど辛いのに、赤ちゃんを守るために色んなことに耐えて、誰にも理解してもらえない辛さは本当に本当に苦しいから。
「つわりはいつか終わる」も事実だけれど、そんな綺麗事を言われても今が辛いんだよ!!!!!という感じだと思うので……とにかく自分の心を守ってね。
あと赤ちゃんってめちゃくちゃな生命力があるっぽくて、母体が10kgも痩せてるっていうのに我が子はスクスクほとんど自動で成長してくれていました。
栄養バランスを考えないと!とか赤ちゃんのためにたくさん食べないと!、みたいなのは一旦置いておいてくださいね。
でも水は飲んでください。水も飲めないならマジで入院してください。入院させてくれない病院は普通に危険なので、そこで分娩しない方がいいと思います(個人の感想です)

あと、周りの人(特に実母辺りの親族)に「赤ちゃんのためにたくさん食べないとダメでしょ」「私はマックのポテトなら食べられたからあなたも食べられるんじゃない?」「吐かないならつわりが楽なんだね」みたいな、国語の成績万年1だったのか?人の気持ちを考えられないタイプか?喧嘩を売ってるのか?ということを言われることもあると思います。
全員無視で大丈夫です。
そういうことを言う人はマジで何も考えてないか、想像力がないだけなので。完全に無視しようね。

人には人の乳酸菌、人には人のつわり。

1人として同じ症状の人はいないし、同じ辛さは分かち合えない。人の数だけつわりはある、ということですね……。

2024.11.25


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我が子へ
あなたが子どもを授かる頃には、つわりの治療薬が出ていることを祈ります。全員つわりもマイナートラブルもなく、健康に、無痛で、爽やかに妊娠出産できる世の中になるといいですね。
母はあなたを妊娠したことで、たくさん経験してたくさん学びました。妊娠出産は幸せなことだけではないことも。
つわりで得た教訓は「病院選びに気をつけろ」です。気をつけましょう。

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