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棒クラフト|はじめてのnote ハンドメイド


棒クラフト始動

以前「棒」というハンドルネームを使っていた。
2022年コロナ禍後半、仕事も趣味も暇になり何か始めたくなった。
元々物作りは好きだったのでハンドメイド作家として活動してみよう!
イベントに出店するにはでも作家名が必要
だけど「棒」だと検索時作家名として認識されにくい…
かと言って仰々しい名前にはしたくない、そこで選ばれた単語が「クラフト」
「棒」+「クラフト」
その名前でその時唯一知っていたハンドメイドイベント、デザフェスに申し込んだのだ。


棒クラフトとレイオマノ

運よくデザフェスの申し込みは通った。
だが何を作るかは全く決め手なかった。
申込書には木材、レジン等を使った小物の展示販売と書いたがその先は未定
何を作るにしても数を揃えられる素材はその2種なので嘘にはならないだろう。
そんな時見たこのツイート

作ってみたいもの見つけた!
とりあえず上野の科学博物館に展示されているらしいので実際に見に行く。

日用品タイプ
武器タイプ

他の生き物の肉を切るためのパーツで肉を切る道具を作る。
怖いと思っている生き物の武器を自分の武器に使う。
とても良い!


ナイフタイプレイオマノ

そのまま作るのはつまらないのでレイオマノをモダナイズ


人工大理石製の刃

サメの歯の入手が安定しなかった時のために人工大理石製の刃のバージョン
こちらはレイオマノというよりアクアフティルに近い物かもしれない。
サメ種類の違いや木材の違い等で5本作った!
これでデザフェスに!

棒クラフトとウッドレジンナイフ

デザフェスでレンタルしたテーブルは150cm
レイオマノは5本
流石に足りない…
レイオマノとジャンルが同じ物
そうだ、以前作ったことのあるウッドレジンでナイフを作ろう!

針金で作ったセミの羽を入れたウッドレジンナイフ


作ってみたがめちゃくちゃ大変!
完成度的に気に入ってはいるのだが恐ろしく手間も時間もかかる。
結局作れたのは5本だった。

棒クラフトとレジンナイフ

レイオマノとウッドレジンナイフ
合わせて8本
それでも足りない。
そろそろどうにかしないといけない。
焦りだしたのはデザフェス1か月前、バカである。
量産と言えば型での複製
そうだレジンでナイフを作ろう!

コーラの瓶モチーフのレジンナイフ(上)
琥珀モチーフのレジンナイフ(下)
アメジストモチーフのレジンナイフ

寝る間を惜しんでの型による複製とバリ取り、コーティング、研磨
やっとデザフェスに出店するだけの作品がそろったのである。


イベントの作家紹介等で使っていた画像
デザフェス初出店時のブース

棒クラフトと光るレジン短刀

デザフェスを無事黒字で終えることができた。
売り上げの全てはウッドレジンナイフとレジンナイフ
最初に考えたレイオマノはデザフェスで1本も売れなかった。
そして棒クラフトはレジンナイフを作っている人と認知されたのだ。
イベントでライティングして輝いてるレジンナイフ
光とレジンナイフは相性が良い
ならレジンナイフが光ればよいのだ。
こうして光るレジンナイフの開発はスタートした。

プロトタイプ光るレジンナイフ

既存のレジンナイフを削り電池、スイッチ、LEDのスペースを作った
スペースの関係で小型のボタン電池しか使えず点灯時間、電池の入手性、スイッチの位置に難あり。
開発は難航した。
そこで一旦スペースに余裕のある大型の作品を作る事にした。
汎用性の高い2032電池を使用、レジンの強度特性に合う物として思いついた物
短刀である。

レジン短刀各色
レジン短刀ブルー

棒クラフトと光るレジンナイフ

光るレジン短刀を作って分かった。
既存のレジンナイフのサイズに拘っていたから難航していたのである。
新規で光るレジンナイフ用のレジンナイフを作ろう。

レジンナイフ原型(上)
光るレジンナイフ原型(下)
光るレジンナイフは通常版と比べて一回り大きい
光るレジンナイフ正式版
非点灯時

こうして光るレジンナイフは完成し様々なカラーバリエーションができたのである。

光るレジンナイフカラーバリエーション

棒クラフトの活動は続く