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親知らずを抜きたくない。

先週は会社の後輩くんの誕生日でした。
26歳になった後輩くんは、26歳の抱負の教えてくれました。
僕にもこの春の目標があります。
今年の春の目標は「立ち向かう」ということです。
自分も負けずに、そろそろ第一歩を踏み出せねば、と刺激を受けました。
僕は親知らずを抜きます。

誤解がないように説明すると、歯医者さんは好きです。
なんか独特な匂いがするのでとても好きです。
でも、親知らずを抜かれるのはとても嫌です。
数年前に初めて抜かれた時に、とっても怖い思いをしました。
歯を金属でグリグリ抜くんです。バキバキ音もしました。
あんなの人間のやることではありません。
でも、僕は親知らずを抜かなければなりません。

今日、めっちゃ久しぶりに歯医者さんに行ってきました。
今日はクリーニングをしてもらって、そこで親知らずについて相談しました。
歯医者さんが曰く、僕の歯並びは「個性的で複雑」らしいです。
「個性的で複雑」なわりに、歯が綺麗に磨かれている、と褒められました。お母さんに「失敗したテトリス」と揶揄されたことを思い出しました。
いろいろテンパって、「この歯並びって10段階でどれくらい悪いですか?」って質問しました。
質問がキモすぎます。なんでそんなこと聞いたか僕もよくわかりません。
てか、親知らずに歯並び関係なくない?
僕は親知らずを抜きます。

クリーニングが終わって先生が入ってきました。
高身長でイケメンの先生でした。
とても優しく説明してくれました。
元々、外科の先生だったので、親知らずの抜歯は得意らしいです。
ふと、「僕は高収入でイケメン高身長のお医者さんに歯を抜かれるのか」と思いました。
悪い気はしませんでした。
そういえば、大学の同期が歯医者の娘でお金持ちでした。
なので歯医者は高収入で間違いないと思います。
僕は来週の火曜日に親知らずを抜きます。

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