今更ながらサイゼリヤ議論
だいぶ前「サイゼデートを喜ぶ彼女」の絵に対して、色々なディベートが繰り広げられたとか
流行もSNSもついて行っていない私のところに、やっと流れ着いたサイゼ議論
調べたら2月頃
内容は、チラッとしか読まなかったのだが。。。
「え!?(゚Д゚)ダメナノ」
第一声
夫との初デート『サイゼリヤ』
写真見たら、ものっすごいスマイル浮かべてアイス食べてたよっ(´・∀・`)単純
そんなんで、夫と付き合う前に行った神奈川県真鶴に並ぶくらい、私にとってはとっておきの場所だったりする
そんな私が、『サイゼリヤ』案件でしでかしそうになったことがあった。。。
2年前の誕生日
母が亡くなって、実家にお世話になっていた頃のお話である
仕事終わりの夫がいつも迎えに来てくていた
そう、その2年前の誕生日の日も同じ様に。。。
夫が「ケーキとかないけど、帰るか」
なんて言ってきたから、私はすかさず
「サイゼニイキタイ」
満面の笑みで答えたわけですね
少し沈黙があって
「わかった」
との返答
私の頭の中はお花畑状態
「サイゼ、サイゼ」
頭の中の妖精さん達が、輪を作って唄う
すっかりサイゼ脳になっていた
しかし意に反して、夫が運転で向かったのは
《サイゼとは程遠いいつもの帰り道》
過ぎてく景色を、
《まるで違う路線に間違えて乗り、しかも快速だった》
時の気分で見送っていく
半泣き状態で
「サイゼは?(;_;)」
そんな私をよそに、口笛吹きながら自宅の駐車場に車を軽快に停める夫
トボトボ夫の後ろにつき、家に入った
電気をつけるとテーブルの上に可愛いかごに入った焼き菓子がチョコリ
この時私の気持ちは、サイゼの気分で10階にいたのに、直帰になった悲しみからエレベーターで一気に1階に行っていた
何もないと思っていたのに、焼き菓子があったので、一気に5階くらいまで上がった
勢いで、その場で飛び跳ねてよろこんでしまった
色んな角度から写真を撮り、ご満悦な私に
夫が
「焼き菓子だけってあるのかな?」
なんて、大根役者のように冷蔵庫をチラチラ見ながら言ってきたのだ
( ゚д゚)ハッ!
私は、間髪入れず冷蔵庫へ
あけた瞬間眩い輝きと共にケーキが!
《イチゴタップリのイチゴタルト》
まぁとりあえず、閉めて
踊りました(笑)
もうね、10階通り越して何階か分かんないところまで上がったよね
夫の分かりやすすぎるサプライズに、全く違和感を覚えず、それどころか全てを台無しにするところであった女
サイゼの何倍もするケーキ
でも実際その値段とか見た目より
夫の気持ちが嬉しかった(なんて、綺麗事言ってみる)
単細胞の私は、何にも気づかずいつもサプライズされるのであった
たぶんサイゼのお持ち帰りが用意されてても、同じ反応だったんだろうな(´ー∀ー`)
それにしてもアラサーが、焼き菓子とケーキで飛び跳ねて、即興で踊って(もちろんダンス経験なんてない)チョロQだな
翌日それを隠し撮りしてた、夫に見せ付けられ
「なんてバカな人」
と言葉に出して言ったのは良い思い出である
わが家では『サイゼリヤ』についてのディベートは、今でも行われていない
そして思い出の『サイゼリヤ』は潰れ、取り壊されて今では、更地と貸しているのであった
_l ̄l●lll