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「へらす」だけじゃなく「のこす」

こんにちは。ぼとむらいふです。

今回は「『へらす』ではなく『のこす』」というテーマでお話しします。

今のぼくにとってモノをへらすことはポジティブなことです。

モノをへらしてきたことでおおきなメリットがあり、人生もおおきく変わりました。今では楽しんでモノをへらすことができています。


ただ、そんなぼくにもモノをへらすことをネガティブに感じていた時期もあります。

それは、自分なりにモノと向き合って手放すことができるようになった頃のことです。

勢いで買ったはいいものの数回しか使うことのなかった健康器具や調理器具。
流行だからと買ったものの、次の年には遅れていると言われる服や小物類。

なんで買ってしまったんだろう。
これらを買っていなければもっといいモノが買えたのに。
もったいないなあ。

そんなことを考え、嫌な気分になり、モノをへらすことにとりかかれない。

完全にモチベーションが下がっていました。


そんな時期にぼくが意識したのが、「へらす」ではなく「のこす」です。

自分が必要だとおもうモノ、すきなモノをえらび、これだけあれば十分かなと満足したところであとは手放す。

こんまりさんの片付け術でときめくかどうかで判断するのと同じように、自分にとって必要なもの、好きで残したいものを選んでいく。

そういえばこれを買った時はあんなにワクワクしていたな、とか何度見直しても残しておこうと思うってことはやっぱりこれがすきなんだな、とかいい気分になれます。

必要なもの、すきなものと向き合う時間はとても楽しいものです。

結果としてモノをへらしていることに変わりはありません。

そのなかで、必要なものに目を向けるのか、必要でないものに目を向けるのか。
視点を少し変えたことでモチベーションを上げることができました。

ミニマルなくらしをするなかで、モノをへらすために、ふえないようにするために自分にとって必要のないものをなぜ買ったのか、なぜ持っていたのかを知ることは大事なことです。

それと同じくらい、自分にとって必要なものをなぜ買ったのか、なぜ持っているのかを知ることも大事だと思います。

そのことがもっとここちのいいくらしにつながります。

不必要なものだけでなく必要なものにも目を向けて、「へらす」ではなく「のこす」。


最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんのミニマルなくらしの先を想像するきっかけになれば。

日々気楽に。

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