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Danse, Réunion ! のルール

【ゴールデンルール】

・なんらかのイベントやミッションが自動的に発生することはありません。自発的にコミュニケーションを図ったり行動を起こして物語に関わってください。

・物語の全貌を把握しているNPCはいません。各々が自分の目的のために行動しています。NPCに情報を流さないと物語が停滞する可能性もあるので、信頼できるNPCには情報を渡しましょう。PCもNPCも自由に嘘をついたり虚偽の情報をばら蒔いたりして構いません。

・基本的に実際にできないことはPCもできないこととしますが、 どうしても実行したいけど物理的に難しかったりリアルでやるのが難しい場合は、裁定を考えるのでGMに相談してください。 (例えばPCの身ぐるみをはいで身体検査するなど)

・秘匿ハンドアウトは、あくまでも『イベント開始時点での状況』であり『PCの行動指針』であって、『必ず達成しなければならないミッション』ではありません。イベントの進行でPCの考え方や目的が変わっていくのは全く問題ありません。
また、今回は複数の思惑の絡み合う群像劇で、開始時点で対立構造が用意されているものなので、全PC・全NPCの開始時点の目的がすべて達成されることはありません。自分なりの『PCの結末』そして『世界の行末』を見つけてください。

【PL発言】

・イベント中はPL発言などのメタ発言は基本的に禁止です。

・PLレベルでの質問や相談がある場合はや、周知する必要がある場合は「白の不織布のマスク」を装着して発言して下さい

・GMはクリフです。

・GMもキャラクターとして動いているので、呼びたいときは白の不織布のマスクを装着して呼んでください。

【イベントルール】

参加者には「行動ポイント」が5点配られます。(金貨として配ります)
行動ポイントは1ポイントにつき以下の行動に使用できます。

1,特殊技能を使う
2,情報カードを3枚引く
3,その他ギミックに使用する可能性あり

行動ポイントは他者に譲渡する事が可能です。

また、行動ポイントの他に「所持品」「固有特殊技能」「固有"切り札"」のどれかをお配りします。

【特殊技能】

参加者は行動ポイントを使用する事により以下の特殊技能を使用する事が可能です。

・探索(城外)

王都及び近郊の指定した場所を探索し、情報を得る事が可能です。大雑把な場所の指定では大雑把な情報しか得られません。場所を精密に指定する程、その場所に関する精密な情報を得る事が出来ます。

城外の探索を行う場合、評議員(革命派)もしくは議長の許可が必要になります。

・探索(城内)

王宮内の指定した場所を探索し、情報を得る事が可能です。大雑把な場所の指定では大雑把な情報しか得られません。場所を精密に指定する程、その場所に関する精密な情報を得る事が出来ます。

城内の探索を行う場合、評議員(王党派)もしくは議長の許可が必要になります。

・鑑定

所有権のある所持品ひとつを鑑定する事が可能です。
鑑定は同じ物品を鑑定した場合でもPCによって結果が変わる場合があります。

例:謎の短剣を鑑定した場合

冒険者PCはその短剣の切れ味や取り回し等の情報を知る事が可能
貴族PCは伝統的な物品に関する知識により来歴を知る事が可能
魔法使いPCはその短剣が魔法的な物品か、どんな魔法がかかっているか知る事が可能

・開錠

鍵ひとつを開ける事が出来ます。
ただしこれは魔法のかかっていない物に限ります。

・提案および任免

議会に提案および任免を申請する事が出来ます。
提案され過半数で可決された場合、その提案は「法案」として国内に施行されます。
また議員他、役職の任免を行う事が出来ます。任免に関しては役職の説明をご参照下さい。

提案および任免を行う場合、必ず評議員の名前で行う事になります。参加者PCがこの特殊技能を使用する場合、必ず評議員の名前を借りて下さい。

※法案が民衆に受け入れられる確約はありません

上記以外にもPCや役職により固有の特殊能力を使える場合があります。

【役職】


レガリアは現在革命状態であり、国家の様々な役職が空位になっています。
これらの役職に立候補、または役職にある人物を罷免する事が出来ます。

役職に就いた人物は行動ポイントを使用する事で役職固有の特殊能力を使えるようになります。

・革命評議会議長

革命評議会の議長です。
評議会の議事進行を担当します。また提案の賛成・反対が同数だった場合議長が票を入れた方が優先されます。
議長を任命する場合、評議員10人の賛成が必要になります。現在の評議会議長はサン=クルー・タイユラン侯爵です。

議長特殊能力:拒否権

一度だけあらゆる提案・任免を却下する事が出来ます。
ただし議長の任命を拒否する事は出来ません。

・騎士団長

国家騎士団の団長になります。
レガリア正規軍である国家騎士団を統率する役目です。騎士団長を任命しないと国家騎士団を動かす事は出来ません。騎士団長を任命する場合、議長を含む評議員8人の賛成が必要になります。騎士団長は革命中に死去している為、現在は空位になります。

騎士団長特殊能力:騎士団出撃

国家騎士団を動かす事が出来ます。どのように動かすかは騎士団長の裁量で可能です。王都に駐留したり市民を弾圧する事も可能です。ただし再度革命が起こる危険があります。
騎士団を動かすには議長の許可が必要になります。

・財務総監

国家の財務責任者になります。
現在国家が機能していない為、各種予算を執行する事が不可能になっています。財務総監を任命しないと国家予算を動かす事は出来ません。財務総監を任命する場合、議長を含む評議員8人の賛成が必要になります。財務総監は現在空位になります。

財務総監特殊能力:国庫開放

国庫の中にある財産・資源を使用する事が出来ます。国庫の中には国家予算他王室財産や王家の私有物、緊急用の食料などが含まれます。
国庫の使い道に関しては議長の許可が必要になります。

・評議員

革命評議会を構成する評議員で、定員は10名になります。
評議員を任命する場合、議長を含む評議員6人の賛成が必要になります。評議員はPC含む10人が任命されています。

【情報】

情報は2種類あります。持っている情報札は全て自由にできます。他人と交換しても情報テーブルに置いてもいいし独占しても構いません。ただしGMに内緒で破棄してしまうことだけはおやめください。

・秘匿ハンドアウト

全キャラクターが最初から持っています。当日数枚配布するので、1枚は自分用に、残りは情報を渡す時の配布用にしてください。
自分の秘匿ハンドアウトもイベント開始後は自由に開示できますし、隠しても構いません。

・情報カード

行動力1ポイントと交換で3枚得る事が出来ます。ほとんどが噂話ですが、重要な情報が紛れていることも……
また全てのPCに対し、開始時3枚の情報カードを配布します。

・情報

その他、NPCがなんらかの情報を持っていて交渉次第ではもらえる可能性もあります。
また、上記以外の情報が出てくる場合もあります。

【情報テーブル】

情報札を自由に置いておける場所です。置いていってもいいし密かに持ち去っても構いません。

【"切り札"】

各PCはイベント中に一度だけ「”切り札”」と呼ばれる特殊スキルを使用する事が出来ます。 過去のライブシネマにあった「奥の手」や某TRPGの「神業」と同等の物で、基本的にイベント中いつでも使用できます。切り札は以下の中からひとつ選んで使用する事が出来ます。

"死神"

PC・NP問わず、誰でも1人だけ無力化することができます。
実際に死亡するのか、立場を失うという形の社会的な死であるのか、死に準ずるレベルのダメージを受けて行動不能な状態になるのか、などは対象者が選択できます。ただし、NPCに使用した場合問答無用で死亡します。
攻撃方法および演出などは使用者の自由に設定できます。
使用タイミングに関わらず、最終的なダメージの有無の適用はイベントのエンディング時となります。

"魔術師"

対象の所持している任意の情報をひとつ、相手の意思に関係なく閲覧することができます。対象自身の『秘密』も含まれます。また、スキルで隠蔽された情報も"魔術師"を使用すれば閲覧可能となります。
正しい情報は全てテキストの状態で配布され、"魔術師"の対象となった者は必ず当該情報のテキストをそのまま開示して下さい。
基本的に嘘をつくことはできません。
このスキルで獲得した情報テキストは自由に他者に開示することができます。

"隠者"

あらゆる情報をひとつだけ隠蔽し、闇の内に葬ることができます。
"魔術師"の対象となった際、指定された情報を知られたくない場合、このスキルで無効化することが可能です。これは他者に対しても使用できます。
また、"正義"で公表されようとしている情報を隠蔽することもできます。その際、偽の情報で上書きすることもできるが、この場合は世間は「こんな噂があるが嘘かもしれない」と認識する事になります。
もちろん、なにかのスキルの対象になっていなくとも事前に使用しあらかじめ隠蔽しておくことも可能です。

"正義"

あらゆる情報をひとつだけ、参加PCとNPCのみならず今回のイベント時空における世界、すなわち大陸中に公開し広めることができます。
PCやNPC以外のモブキャラクターは、公開された情報を真実であると認識します。たとえそれが根拠の無い作り話であっても。
もちろん、真実そのものを公開することも可能です。

"戦車"

"死神"の対象となった者を守ることができます。
事前に使用しておきあらかじめダメージが無効化されるようにしておくことも、"死神"が使用されたあとに使用して庇うことも可能です。護衛方法および演出などは使用者の自由に設定できます。
対象には他者のみならず自分を選択することもできます。
使用タイミングに関わらず、最終的なダメージの有無の適用はイベントのエンディング時となります。

・"切り札"は世界を変える力です。基本的に全てに優先します。

・各効果を拡大解釈する事が可能です。使用時GMにご相談下さい。

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