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自転車で日本縦断した時の話④(日本縦断を終えて)
前回は日本縦断の旅中のことについて話した。
今回は実際に日本縦断チャリ旅を終えてからの変化や感じたことなどを話していこう。
旅中のことはTikTokでも発信しています。
旅を終えて感じたこと
達成感
北海道の宗谷岬にゴールした時の達成感は凄かったです。それまでの人生のなかでも1番と言っていいくらいの挑戦であり、何より生きてる間に絶対にやりたいことの一つでもあったので達成した時の嬉しさと安堵感は強かったです。
あっという間だった
約1ヶ月半の旅が体感で2週間ぐらいに感じました。旅中は楽しいこともあれば辛い瞬間もあり、どちらにしても普段は味わうことのない非日常を毎日過ごしていたので本当に時間が過ぎるのが早かったです。
行ったことがなかった地域に行けてよかった
この旅で四国や北陸、東北、北海道など今まで一度も行ったことがない地域に足を運ぶことができたのがとても嬉しかった。未開の地に行くことが大好きなので今まで知らなかった日本を知れたのがよかった。
旅を終えてからの自分自身の変化
自分のやりたいことに忠実になった
仕事はどうするのか、お金はどうするのか、そもそも本当に自転車だけで毎日100㎞も移動できるのか、体調崩したらどうするのか、旅が終わった後はどうするのか、やらない理由を見つけたらキリがなかった。そんな中で日本縦断に挑戦したいという自分の気持ちに正直になって実際に達成できたことで、次やりたいことに対してもポジティブになれたし、一歩踏み出すためのメンタル的なハードルが低くなった。
自分と向き合う時間が増えた
自分にとってそこそこ大きな挑戦を達成できたという経験を通して、また何かワクワクする挑戦をしたいと思えるようになった。
その中でいろいろとやりたいことが浮かんでくるようになったが、時間が経つとどうでもよくなったり、挑戦するまでにやらないといけないことを考えると面倒くさくなったり、またやってみたいと思うようになったり。
しかし大きな挑戦であればあるほど、そのために面倒くさいこともやらなきゃいけないので、激しい心境の移り変わりの中で突発的な感情で動いても3日坊主で終わって続かないと思った。
だから「なぜやりたいのか?」「なんのためにやるのか?」「そもそも自分は今後どうしていきたいのか?」など、自分自身の一貫性のない気持ちと向き合う時間が圧倒的に増え、自問自答することが多くなった。
最後に
日本縦断のことでふと思い出した。
熊本のコインランドリーで洗濯しているときに、そこのコインランドリーを経営しているおじさんから差し入れをもらい、洗濯が終わるまでの間しばらくお話していた。
話を聞くとその方も九州1周の自転車旅をしたことがあったそうで当時の話をいろいろしてくれた。
そこで話してくれたのが
「九州1周はめちゃくちゃ大変だったけど、達成した経験が今でも生きている。勤めていた会社を辞めて九州1周に挑戦して、旅後に就職した会社でも大きな成果を出すことができて、今は経営者として当時は思ってなかったような人生を歩むことができている。今はあんまりイメージできないかもしれないけど、必ず日本縦断の経験はどこかで生きてくるから絶対達成してほしい。」
こんな感じのこと。
正直話を聞いたときは「よくあるそれっぽい話だなー」くらいにしか受け止めていなかったが、最近になってこのおじさんが言ってくれたことを実感し始めている。
というのも日本縦断が終わってから約1年半が経とうとしていて、この期間を振り返ってみたときに考え方やマインドの変化をかなり感じている。
2024年10月はオーストラリアにワーホリに行きました。
ワーホリでもいろいろあったので今後話していこうと思っています。
異国の地で、言葉も文化も違う場所で生活する。そして観光ではなくワーホリなので準備することもいろいろあった中で不安しかなかったのに、気づいたらオーストラリアにいました。
失敗を恐れずに一歩踏み出すマインドが日本縦断以降鍛えられたのかなと個人的に感じている。
以上が日本縦断を終えてからのことです。
次回はオーストラリアワーホリの経験について話していこうと思う。