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5月19日(日)

今日はラブい友人小泉夫婦が本を出すということで、ここに行ってきた。

彼らに出会っていなかったら、恐らく一生行くことがなかったであろうイベント。
コミケみたいな感じで予想以上に文学を愛する人々でごった返していた。

ラブい友人ぴと共に文学フリマの会場はグルグルする。

それぞれがそれぞれの熱量で本を書き上げて、自分の本を愛でていた。

犬のうんこの看板を集めて本にする人
上京した日々の一文日記を本にする人
紅茶への愛を一冊の本にする人

自分の日々見ている世界がいかに狭いかを思い知らされたし、こんなに自由な人で溢れているなら、人生こん詰めずに考えなくても何とかなるかもなーなんて思ったりした。

会場内の薄めな空気にゼェゼェなりつつ、小泉夫婦のブースにも無事辿り着き、素敵な本を手に入れることができた。
本人たちの前でちょっと読んでニヤニヤ。

帰りは友人ぴと遅めのランチをいただく。
麺は違うかなーって自分から言ってたのに、何故だかフォーをすすっていた。元が米だから良いということで整理。
ぴの話を聞きながらフォーに入っていた牛肉を頬張る。思いの外弾力があり咀嚼をしながら、喉に詰まって吐いたらどうしようと内心ドキドキしていた。(ちゃんと話は聞いてたよ)
無事に飲み込めてホッとする。ほぼ丸呑みに近かったけど。絶対に体に良くないけど、あまり噛みきれていない肉が喉を通過していく感覚嫌いじゃない。

ぴに別れを告げ電車に乗り買ったばかりの本を読む。
脳内で情景を想像して微笑ましい気持ちになる。心地よさからか気が付いたら口を開けて寝ていた。

どんより雲の重たい空気の1日だったけど、何だかいい日だったな。ありがとうラブい人々。

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