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酒の何が良いんだよ!!よくねーよ!

大人と子供何が違うんですか?この質問に子供はこう答える。パパはお酒が飲める!(あとエッチなものが好き)

はっきりと言わせてもらう。私は酒が大っ嫌いだ。あの味も、陶酔感も、酔っぱらって楽しそうな奴らも意味のなさも(あと無駄に高いとことか飲み会があるとこも)大っ嫌い。

私、今酔っぱらってるんです。だから許して。私の主観的意見でお酒好きの方には申し訳ないなと思う。


酒と睡眠欲

大人と子供の違うようで似ているところは現実の逃げ方だと思う。私は子供時代よく眠った。毎日10時間も14時間も寝てるもんだから、まわりの大人どもは「寝る子は育つ、大きくなるよ」とあきれ返っていた。(いまも現実逃避で眠る癖は残っているが)

なぜ眠るのか。現実の意識から自分自身を遠ざけるためだ。意識さえなければその間に時間が解決してくれると信じていたのだ。だが今ならわかる。実際に解決してくれるのは時間ではなく(意識ある)活動している人間だしそもそも解決なんて言葉はない。


話を戻して、大人はどうパワーアップするか。酒、つまり薬物である。自分の意識をアルコールの力で10cmほどずらせば現実に居ながら現実から逃避することが出来る。大人らしいずるがしこさ。これがギャンブルや覚〇剤だと少し違う気がする。あれはアッパー系の快楽だしなんか逃避の快楽というより現実に近すぎる快楽な気がする。ともあれ私には睡眠欲と酒欲は近い快感だと思うんだ。感覚的話だけど。


お酒好きの人はこの快感をうまいこと利用している。その楽しみ方は熟練の大人の技術だとおもう。逆に、この快感におぼれて苦しんでるあなた。どうにかこうにか病院に行ってください。解決するとは言えないけど知識ない私からはプロに相談して欲しいとしか言えません。誰でも病院に行く権利はありますから。


尊敬する彼女の言葉

この間退職した同期の女の子がいる。彼女は入社時から変わっていて雑談をすれば哲学的な話しになった。また彼女は忖度を含めたあやふやなセリフは発さなかった。入社時からパワハラには訴えますよと言い、上司にはいつか退職しますからと言っていた。彼女の自分の意見と現実をあやふやにせず、それでも荒波立たない上手い距離感には尊敬という言葉しか出なかった。(退職時には今人気の可愛いキャラクターが好きという人間らしい一面も尊敬)

彼女とは1度だけ飲み会をしたことがある。サシではなく(一応仲良かった)同期数人での飲み会だった。別に特別なことは無い。

ただ彼女の発した「え?なんかみんな怖いんだけど」の一言を覚えているだけだ。

彼女はお酒を飲まないし、おそらくお酒に魅力を見出していない(なんなら嫌いの可能性もある)。そんな彼女から見たら、最所はよそよそしかった癖に酒が進むと盛り上がる光景は気持ち悪く映っただろう。

だって目の前の人間達は、酒の力により揃いもそろって現実世界からズレているのだ。存在はあるのに意識が無い食事会なんて気持ち悪いでしょ。

夢見心地でないと、人と、友人と話せないなんて、私はいつからそんな人間になってしまったのだろうか。



酒と薬物

あぁ、でもお酒も薬物も悪いことじゃないと思うんですよ。矛盾してるかもしれませんが、私が使ったり飲まされる分には反吐が出ますけど、存在自体は悪くないと思うんです。あれって特殊強化アイテムで自分を任意の状態異常にできる物でしょ。タバコは一時的にステータス全上昇するけど常に毒状態になる。カフェイン、つまりお茶だって集中力、興奮状態にする薬だし。あぁ、私カフェインもダメなんですよ、すごくつかれる。

じゃあお酒は何か?多量だと行動不能か混乱状態になるけれど少量ならアイデア出しとか決断力をあげられる精神調律薬みたいな感じじゃない?


<<あ~30度のストレート梅酒が胃と頭を乱してる、言葉は湧き出るけど気持ち悪いィ>>


まあ要するに、ありきたりだけれども何事も量なんです。激強打破でしたっけ、類似品でも良いですけれどあれを飲めば”カフェイン”の本質が分かりますよ。心臓の強い鼓動、血の昇った頭、疲れても寝付けない身体。苦労して製作された方には申し訳ないですがあれは「薬物」に近いと思いますね、依存性は低いだろうけど依存性が無けりゃ何でもありなのかよって話。

ともかく、あいつらは1・2個ならポジティブに働く強化薬だけど999個使用するとバグっちゃうんですよ。身体がね?だから自分の体の変化を思い出して、必要なときにだけ薬は使いましょうっていう。



それでも我々は強い酒を求める

基本的に私はお酒を飲まない。不味いし高いし、酒飲むくらいなら寝たいし、はやく明日が終わってほしい。

それでも私は年に3回ほど酒を欲する。睡眠ではダメな時がある。そして酒のふたを開けるとき、私の精神はかなり不味いところまで追いつめられてると自覚し、そんな精神状態に辟易する。

眠ったら明日が来てしまう。現実は‘’厳しい‘’なんて優しくドラマチックではない。いつだって無表情でシビアで無関心で、自分で関心を引くよう行動しなければ自身の存在が消えてしまう。だから明日が来ないでほしい。ゲームのポーズ画面みたいに一瞬でも時間から離れたい。そんなとき人生のポーズボタンとしてお酒がある。睡眠はただのセーブ・ロードだから意味がない。実際はポーズ中もゲーム世界は止まらない、けれどもプレイヤーが休むくらいはできるでしょう?だから救われるし、その感覚は極上の美味である(まあ私は嫌いだけど)


お酒は20歳から。私はこれを、無意識で現実を理解できるまでの年数だと思う。(もちろん肝機能成熟などの成長期間でもあるが)。未成年でもお酒OKにしたら彼らの一部はずっと酒を飲むだろう。それこそ私が現実逃避のため14時間近く寝続けたように飲み続けるだろう。でも睡眠との違いは現実を見れなくなってしまう。だって現実に意識があるのに心は夢見ごごちだから。そんな状態では現実を学べないし、戻りかたを忘れてしまう。

未成年者諸君、味覚だけでいえばお酒は不味い、それでも美味しくなるのは現実という添加物がその味をまろやかにしているからです。現実を学んでない段階ではお酒の本当のおいしさは見つからないと思います。いっぱい我慢すると脳みそは喜んでくれますよ。

あと大人が飲み会ばかりするのは遊びたいのに共通の趣味が無いからです。酒で頭ぽわぽわさせる趣味しかない悲しい大人を哀れんでください。


あ、そうだ。大人の皆様方。現実逃避とかやり残した気分とか分かるけど、こんなくだらない文章読んでないでとっとと寝る準備を進める事をオススメします。でも見てくれて嬉しいナリ

ああ酔いが覚めてきた。酔っ払いの戯言で許されないので終わりです。解散!またいつか!もう飲まん。

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