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“食べる”フィトテラピー

普段私たちが食べている野菜や果物のなかにも薬効が期待できるものはたくさんあり、その中でも味噌や漬物といった発酵食品は微生物により腸内環境が整うなど体に良いですし、しかも保存がきいたり味わいが増したりと優れたフィトテラピーです。



そんな発酵調味料である、

『玉ねぎ醤(ひしお)』を作ってみました。



フィトテラピー仲間から、玉ねぎと米麹を使った「玉ねぎ麹」がコンソメ代わりに使えると教えてもらい興味津々でした。

今回は、米麹ではなく醤麹(ひしおこうじ)が手に入ったのでそちらで挑戦。


【乾燥ひしおこうじ】こちらは、大麦と大豆が原料
【天然塩】天日・平釜製法でミネラル豊富



【作り方】
消毒した容器に醤麹100gと塩30gを入れて混ぜる。
その上からすりおろした玉ねぎ300gを入れて全体を均一に混ぜる。
常温で1日1回混ぜて夏場なら1週間ほどで完成。
その後は冷蔵保存で3ヶ月くらいもつようです。が、様子をみながら早めに使ってください。

*玉ねぎは新玉ねぎのような水分の多いものがよい。フードプロセッサーなどを使ったほうが楽です
*塩は精製されたものより、天然のほうがミネラル豊富でおすすめ
(フィトテラピースクールの最終過程メディカル講義で、「メディカル生の贅沢は調味料だからね!」と言われたのが印象的で、最低限調味料だけは良いものを心がけています💞)


1週間たった完成品
(トップ画像は混ぜた直後です)



完成品の味は、そのままだと玉ねぎドレッシングみたい、肉と野菜と炒めたら肉じゃがみたいな味でした。

肉にまぶして1日置いて焼いたら生姜焼きみたいな甘辛くてすごく美味しかったです!

米麹じゃなくて大麦と大豆の麹を使ったからか、コンソメより和風な雰囲気になりました。
でも、これとスパイスを使ってカレーにしても絶対おいしいと思います!

そのまま野菜につけて食べたり調味料として使ったりできます。

少しでしょっぱいので減塩にもなります。



肉や魚や野菜を浸けておくと日持ちするし、美味しいし、減塩になるし、体にもいいし、作るのも簡単だし、、、ぜひ作ってみてください👐


kanako




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