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ブラッドボウルのあれこれ#5 ~ラッシュ!ジャンプオーバー!リープ!~

各選手の移動距離は実はもっと長い

各選手が移動できるマス数はMA(Movement Allowance)値で決まっています。「どのチームがいいかな?」と選手能力を見てMA3だと「おぅ…」となります。しかし、実際にはどの選手にもRushing(ラッシング)というおまけ移動があって、追加で1マス移動を2回できます。2マスではなく1マス x2回です。やり方は「ラッシュ!」など宣言をして1マス進みます。ここではAG値は関係なく、D6ロールで2+なら1回目のラッシュに成功。さらにもう1マス進むことができ、もう1度D6ロールして2+なら成功という流れになります。ボールを持った選手がタッチダウンするためにエンドゾーンに走り込む時にラッシュする機会が多いと思います。ちょうどエンドゾーンに入ったところで1が出て転ぶのはお約束。

 ラッシュはドッジ(避けるやつ)やブリッツ(移動してブロックするやつ)やジャンプオーバー(後述)等と合わせて使えますが、ラッシュのD6ロールを何よりも先に行うことになっています。

邪魔な選手を飛び越えよう

選手が移動する時、倒れてる邪魔な選手を飛び越える(Jumping Over)ことができます。飛び越えた後に上手に着地できるかどうかをいつものAG (Agility)値を使って判定します。当然ながらD6ロールに失敗する可能性もあるので、無用なジャンプは避けるに越したことありません。ただ、迂回路を防がれていたりライン側で迂回できない場合などには有効です。

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 着地の時にD6ロールしますが、1.ジャンプ前、2.着地時、のマークが多い方を採用してマイナス修正が入ります。例えば、ジャンプ前に2人マークされており、着地点で1人にマークされていればマイナス2修正の方が採用されます。この時、ドッジのD6ロールは必要ありません。失敗すると着地点で転倒しますが、出目1で失敗するとジャンプ前の地点で転倒します。ラッシュよりも失敗するリスクが高いのでそこまで積極的に活用する技ではないと思っています。

立ってる選手も飛び越えられるスキル

倒れてる選手を飛び越える機会は少ないですが、立ってる選手を飛び越えられるとしたら?隙間なくずらりと並ぶラインマンを飛び越えることができるんです。これが可能になるのがLeap(リープ)のスキルです。やり方は同じD6ロールです。このスキルにはおまけが付いていて、立ってる選手を飛び越える時はマークによるマイナス修正が1免除されます。ただし最低でもマイナス1までの修正は受けますので、起こる事象としてはマイナス2 がマイナス1になるくらいです。倒れた選手を飛び越える時にはマイナス修正がなくなるというおまけも付いてるので、こっちの方が嬉しいですね。

特にラッシュについては役立つ重要スキル(Skills)があります。

Sprint(スプリント):瞬足!ラッシュが3回できます!「エンドゾーンまであと1マスなのに・・・」ということがなくなりますよー。

Sure Feet(シュアフィート):ターンに1回だけ失敗したラッシュのD6ロールをリロールできます。ラッシュの保険。本当にエンドゾーンで転ぶんですよ、あると安心。

Leap(リープ):記述済みですが、これがあるとないとでは相手の守備も変わってくることでしょう。

Pogo Stick(ポゴスティック):日本ではホッピングのことです(知らない人はググろう!)。リープと同じ効果ですが全てのマイナス修正を無視します。使いたいならスノットリングかフォージのゴブリンですかね。

ラッシュは大事。絶対使います。そして1が出ます。そして1のリロールは1。エンドゾーンには油が撒いてあります。間違いない。

続く(不定期更新)



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