
ウエット?ドライ?プレアイロン?1剤塗布前の下準備と反応速度を紐解く‼️
どうもです。
ツチヤゴロクです☺️
梅雨を目前にひかえ、ちょっとずつ縮毛矯正のお客様が増えてきたボタンヘアーです。
ちなみにうちは矯正屋さんでもないので普通にいろんなお客様が来店されます。
でも当然縮毛矯正が増えればサロンも大忙し(汗)
なのでうちではスタイリストからアシスタントまで色んなことを共有しています!
ダメージレベルからクセの種類、そしてクセに合わせたアプローチ方法などなど、、
忙しい時も最小限の指示で動けるようになります💪
共有していく中で、今回は1剤塗布についてを記事にしてみました📔
ボタンヘアーでの1剤塗布は基本ドライです。
(顔まわりなど過剰に反応しやすいエリアはそこだけウエットします)
数年前はクセが強いところはプレアイロン も入れてましたが、
クセは伸びやすくなる反面ストレートになりすぎるのが好きではなく
今はやってません。。(好みがあるのであくまでもボクはってことです汗)
クセに対してや薬剤減力など理由はいろいろありますが
詳細は下記をご覧くださいませ
で、1剤をより良く反応させるために髪の状態を整えることを“矯正前の下準備”
とボクは考えています。
美容業界は基本ウエット塗布ですよね、、
最近はInstagramなどの情報公開によってドライ塗布も増えてきましたが、、
ドライ塗布やプレアイロン のメリット・デメリットは上記でも記事にあげてますが、実際のところ ウエット/ドライ/プレアイロン を比較してどのくらい薬剤反応の差があるのか?
そもそも薬剤反応の差があることも知らない方多いと思います😅
ウチでも検証しているのでよかったら参考にしてみて下さいませ☺️
今回の検証は、ウエット塗布とドライ塗布、そしてプレアイロン塗布を比較して視覚的に比較対象し反応速度の違いを知ることが目的、、
美容師さんがついついやってしまう“感覚”は❌
あくまで視覚的にとらえることが大事です🧐
この辺りをしっかりおさえ明日からの縮毛矯正にいかして下さい‼️
っということでボクがいつもスタッフとやってる “比較対象”の勉強会の一部を動画でお見せします📽
どうでしょうか?
こんな感じでタイム毎それぞれの反応をチェックしてます📓
視覚的に見比べれば一目瞭然ですね😳
なので反応速度は
ウエット〈 ドライ〈〈 プレアイロン
ってことになります‼️
プレアイロンは薬剤浸透が早いのと、クセを緩和させてからのアプローチになるので、強いクセも伸ばしやすいのがメリットです。
で、さらに浸透速度が早いので弱い薬剤選定が可能になります。
でもデメリットも当然あります汗
美容師によってはデメリットに感じないかもですが、デザインのためのストレートって考えているボクにとっては真っ直ぐなりすぎるのはデメリットです😓
なのでボクはクセやダメージを見ながら塗布できるドライ塗布をベースにしています👍
それによって髪の弾力を残しやすくなるしクセの距離感を見極めやすくなるので
ダメージや塗布ミスの抑えることにもつながります
まとめ
【ドライ塗布】
☘️メリット
▷薬剤の浸透が良くなるので減力できる(髪の弾力をキープできる)
▷クセを見極めながら塗布できる
☘️デメリット
▶︎GMT・スピエラなどのエステル系は、ヘムラインのエイジング毛には
過剰に反応することがある
【ウエット塗布】
☘️メリット
▷塗布がしやすい
▷ドライ塗布と比較すると浸透速度はゆっくり
☘️デメリット
▶︎水素結合などの捻転毛などはクセの距離がわからなくなる
【プレアイロン塗布】
☘️メリット
▷薬剤の浸透がかなり良くなるので減力できる
▷強いクセも伸ばしやすくなる
☘️デメリット
▶︎まっすぐになり過ぎる
▶︎GMT・スピエラなどのエステル系は、ヘムラインのエイジング毛には
過剰に反応することがある
▶︎クセを見極めながの塗布ができない
ボクは薬剤を使う時によく感覚をダメ出ししてますが、基本物事はやっぱり感覚的に決断してます(汗)
でもこの“感覚的”は、今まで蓄積された経験をもとに決めています。
なのでその経験を自分なりにしっかり分析することが大事で、今美容師がしっかりそこをやっていかないといけないところです。
理由は昔と違って髪の履歴が複雑だから、、😓
しっかり今の縮毛矯正のスタンダードとして、ドライ塗布やウエット塗布・プレアイロン塗布のメリット・デメリットを理解した上で落とし込んでみて下さい💪
【お願い】
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これから勉強していく美容師さん達のため、有益な情報を提供させていただきますので皆様のご理解とご協力お願いします
BoTaN HAIR(ボタンヘアー)ツチヤゴロク
