ユーザーさん主導で「公式stand.fm」を放送する企画の進め方とふりかえり
bosyuのTwitter担当、bosyuさんです。8月からユーザーさんがbosyu公式Stand.fmでbosyuについて自由に話す「勝手にbosyuラジオ」を放送しています。
今回のnoetでは「ユーザーさんに放送を任せるって?」とか、どうやって運営してるの?とよく聞かれるので、裏方メンバーである私bosyuさん目線で、運営方法から思っていることまで書きたいと思います。
bosyuラジオについて詳しくは、運営メンバーさんのnoteをご覧ください。
▶︎でごさん ▶︎Rieさん
勝手にラジオはなぜはじまった?
ことの発端は、代表の石倉さんの「bosyuラジオ」。ユーザーさんをゲストに、MCの石倉さんとゆるっと雑談する番組を6月からやっています。
その中で、(今回出演して楽しかったので)2回目に出演したい場合はどうすれば?というゲストユーザーの質問に、「ユーザーさんにID・PASSを渡しちゃう勢いで勝手にラジオ放送していただくのはありだよね!」と石倉が言ったこと。
放送を聞きながら、石倉さんらしい自由な発想wと思いつつ、その柔軟さに共感する私は、実現したら面白そう🤔と想像がむくむく。
その日のゲストとも盛り上がっていたし、Twitterでも勝手にラジオ案に共鳴してくれる方がいたので、お声がけして運営メンバーになってもらい、実際にうごきだしてみました。
企画がうごきだした!
とはいえリアルな話、Stand.fmはSNSログインなので、さすがに公式TwitterのID/パスワードをお渡しするわけにはいかず(笑)、私が配信作業を行うことに。
運営メンバーを中心に、bosyuカフェ(bosyuのSlackコミュニティ)に勝手にラジオの話をするチャンネルを設置。そこを拠点に企画をスタートしました。
まず、運営メンバーさんと集まり、どんな企画にしていくかなどゆるく話し合いをZoomで行いました。放送でどんな話をしたいか、私(bosyuの人)と運営メンバー(ユーザーさん)の連携方法など、企画の実現にむけていろいろなことを決めました。
完全に有志の企画なのに、運営メンバーさんの熱い思いや、bosyuの世界観を理解してくださっている感じに、ちょっと泣きそうになったbosyuさん。気づいたら議事録もメンバーさんが勝手に書いてくれてて、最高でした。
- ゆるく運営方針
勝手にbosyuラジオは、bosyuのことを好きでいてくれる方が、誰でもチャレンジできて、bosyu体験をシェアし拡張する場所にしたいと思っていました。運営メンバーさんも同じきもちとミーティングでわかったので、それをゆるくまとめて、運営方針としました。
(勝手にラジオの配信管理シートの1ページ目に書いてある)
運営方針がきまったら、bosyuカフェのアンチハラスメントポリシーもふまえつつ、あとは番組の企画をしていくだけです!!
- 番組企画について
もちろん、番組企画も運営メンバーさんを中心に行います。まず、配信管理表をGoogleスプレッドシートにつくり、「リンクを知っている人全員に公開」し、Slackチャンネルのトピックにぺたり。誰もが見られて編集できるようにしました。
番組を企画したい運営メンバーは、ラジオで話たい人(ゲスト)と直接連絡をとり、日程調整まですすんだら、管理表に記入。Slackで私にメンションをして、日程の最終確認を行うのが大まかな流れです。(承認欄だけ私しか入力できない設定) また、メンバー以外で出演したい人は、私かメンバーに相談してもらい、私が調整を行うようにしました。
その他のルール
- 放送は1日1番組(かぶらないよう、表で各自確認)
- 放送時間は基本平日19時スタートまで
番組セッティングの際、企画書の提出などの細かい過程は設けていません。出演してくれるのは、bosyuを何度も使い、SNSでbosyuのことを発信してくださっているユーザーさんばかり。みなさん十分にサービスを知ってくださっているし、それぞれbosyu体験をお持ちです。
そもそも勝手にラジオは、上手に話したり、番組コンテンツを充実させることが目的ではないので、ハプニングごと楽しめるような雰囲気にしたいなぁと。それは、話す側が楽しいと、聞く側にも楽しさが伝染すると思うからです。
- 放送時間の調整
運営チーム・ゲストのみなさんは有志参加なので、仕事後の放送が多くなります。でも正直、放送サポートする私にとっても、夜は普段は仕事が終わっている時間帯です。
最初、配信時間はbosyu側で枠指定にするか悩みました。でも、参加してくれるユーザーさんの働き方やライフスタイルはさまざまです。日時を指定してしまうと、参加したいのにできない方が増える可能性があるので避けたいと思いました。
そこで、私に予定がある日程を先に共有し、連携しながら自由にセッティングしてもらうスタイルにしてみることに。ただ、希望に最大限添いたいけれど、遅い時間や土日の対応は難しいので、初期に平日の19時スタートまででご調整いただけるように相談をしました。
ちなみに、bosyuはフルフレックスなので、ラジオがある日は、朝からそのつもりで予定を組みます。
たとえば、私は朝早くから働くのが好きなので、8時-14時でその日のメイン業務を終わらせて、14時-18時半は一旦抜けて自分の時間を過ごし、18時半-20時半に戻って勝手にラジオのサポートをする、とか。(=8時間勤務)
旦那さんの帰宅はだいたい20時過ぎなので、このスケジュールなら私も無理なく、勝手にラジオに裏方参加できます。逆に、思い切って午後に自分の時間をつくることで、行きたかった展示に行けたり(しかも空いてた)、思いのほか家事ややりたいことが捗るという発見もありました。
- 不安があっても大丈夫
基本、番組企画から進行まで、当日のMCユーザーさんに丸投げ(笑!)させていただいています。でも、中には挑戦したいけど、企画が苦手という方もいたり。そんな方にも安心して参加していただけるよう、できる限りお手伝いをすることもあります。
といっても、放送の大まかな流れ(アジェンダ的なもの)を一緒に考えるくらいですが。また別でまとめようと思いますが、約1時間はじめまして同志で話す時も、共通点をみつけ、簡単な話すことリストを準備し共有しておけばわりかしスムーズにすすむことがわかりました。
他にも、よくいただく不安は、先ほど紹介した運営方針の下に、例をあげながらスタンスとして共有をしています。
聞く側のユーザーさんも、話のプロでないのは大前提です。お子さんがいたり、お家の部屋数の関係でラジオのためにひとりになるのが難しい方もいらっしゃいます。それでも、ユーザーさんの「ちょっと参加してみたい」きもちを最優先に、楽しく話しもらいたいというのがbosyuの思いです。
実際、ママがいないことに気づいたお子さん(3歳)が放送中に「ママだいちゅきー」と乱入してくる、超絶癒しな回もありました😍 (生放送のstand.fmコメント欄はみんなめろめろだった)
実際に放送してみて
このnoteを書いている9月末時点で、直近の放送可能日は全て埋まっている、といううれしすぎる状態です。ラジオにでてみたい好奇心だけでなく、話せるほどのbosyuへの興味や体験がないと参加できないのが勝手にbosyuラジオ。
それなのに、放送枠がいっぱいって…涙!!
そして放送では、深いbosyuエピソードや、みなさんのbosyu好きポイントを聞くことができ毎回こっそり感動しています🥺 今まで中の人としてたくさんのユーザーさんと話したり、やりとりしてきたつもりでしたが、全然知らなかった話ばかりです。
これは、MCがbosyuの人でなく、ユーザーさんだから自然に話しやすいのかな?と想像しているけれど…実際どうなんだろう?(勝手にラジオ参加者さんに今度聞いてみよう)。手前味噌ながら、ここまでユーザーさんの本音とたのしさにあふれている、『公式』のコンテンツは今までなかったのではと思うほどです。
最近では「勝手にbosyuラジオ」の"ゲスト"として、bosyuの運営メンバー(代表石倉さんやデザイナーとか)がゲストに呼ばれる回も。bosyu公式stand.fmなのにbosyuの人=ゲストでMC=ユーザーさんという、なんだか不思議で自由な展開もbosyuらしくて大好きです。
「勝手にbosyuラジオ」は型破りな企画だった気もしますが、実際にはじめてみたら、私たちbosyuの中の人も楽しく番組を聞かせてもらい、聞くのも参加するのも楽しいと反響をいただき、とってもあたたかいきもちになっています。
勝手にbosyuラジオを通して、ユーザーさんのbosyu体験が1人でも多くの方に伝わればいいなぁ。企画に携わってくださっているユーザーのみなさんには感謝のきもちでいっぱいです。改めてありがとうございます!
ぜひ、あなたも勝手にbosyuラジオを一度聞いてみてください😊
☝️のぞくと、たくさんアーカイブがあるので、びっくりするかもしれません。まずは気になるタイトルを選び、1時間は長いと思うなら、中盤から聞いてみると勝手にラジオの雰囲気が伝わりやすいです。(最初はみなさん緊張されてることが多いので)
ちなみに、石倉とのbosyuラジオで話したい方も募集しています!