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オンラインイベントを50本以上企画した やしさんに聞いた「Zoomイベント虎の巻」

こんにちは、bosyuさんです!今回のnoteは、ユーザーさんと一緒に記事を書くコラボnote形式でお届けします。

初コラボ相手は、Zoomで様々なイベント実験をしているやしさん。今まで、Zoom飲み会、人狼、合コンなど様々なbosyuをだしてくれています。

オンラインでは、会話のボールが基本1つなので『みんなでわいわい』みたいな雰囲気になりにくいイメージがあるbosyuさん。このコラボnoteでは、Zoomイベントの世界にもう一歩踏み込んで、オンラインイベントを楽しむ・盛り上げる極意を探りたいと思います!

📍やしさんはこんな人…
コミュニティ運営やイベントスペース&ダンススタジオ経営。趣味はペアダンスや外国語かじり。bosyuさんとは6curryで出会って以来のゆるくつながっている。これまで企画したZoomイベントは50以上。最近は世界中から参加できる、バーチャル楽しい学園生活「zoom学園」を作っている。Twitter: https://twitter.com/hayashi_k

それでは、ここからは、やしさんと一緒にコラボして書いていきます!

(コラボnote=Googleドキュメントで記事を共同執筆→noteに清書して仕上げたnote。今回は会話風に仕上げています)

Zoomイベントに目覚めたきっかけ

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bosyuさん:早速ですが、やしさんがZoomのおもしろさに目覚めたきっかけを教えてください。

やし:もともとリアルで数多くのイベントを主催していて、去年の10月ごろに「朝に人狼したいけど人が集まらない...ビデオ通話なら来れる人増えるのでは? 」と思ったのがきっかけです。

bosyuさん:やしさんがZoomイベントをはじめたのは、オンラインイベントが活発になる前ですもんね。ところで、なぜ朝に人狼w

やし:ただただ人狼やりたくてですね 笑 。別件でZoomを使った時、人も招待しやすく音ズレも少ないので全然人狼できる!と思ったんです。あと、夜はみんなの予定を合わせるのが大変だけど、朝の始業前なら予定がない。参加の意思さえあれば集まりやすいと思ったからです。

bosyuさん:実際に、Zoomで朝人狼はどうでした?

やし:普段のイベントは参加ハードルが高いという人も、「TV的にちょっとのぞくだけなら」と気軽に応募してくれて好反応でした。そこからZoomイベントに可能性を感じて、毎週のように色んな形で開催しています。

bosyuさん:Zoom人狼のあと、いろんなイベント参加者をbosyuしてくれていましたもんね!

意外とシンプル!Zoomイベントのコツ

bosyuさん:やしさんがZoomでイベントをする時に、意識していることはありますか?

やし:参加者さんにZoom操作の不安があると、それだけでイベント自体に集中できないことがあります。そこで、最初の5分くらいは基本の使い方を説明する時間を設けるようにしています。名前の変え方とか、ブレイクアウトルームについてとか。

実際に使ってみて「え、すごい!便利〜」とプラスの感情をもってもらうと、その後のイベントをスムーズに楽しんでもらえるようになるんです。ちょっと慣れている参加者がいる時は、説明をふってお願いしちゃう時も 笑

bosyuさん:すごい心遣い!たしかに、はじめてZoomを使う人も参加しやすい雰囲気だと、参加者の輪を広げやすいですね。

やし:そうなんです。あと、集まりやすいのもZoomの特徴なので、イベント内である程度グループができたら「毎週とりあえず開催してみる」というのもよかったです。

bosyuさん:ほう、毎週やって盛り上がるものですか?

やし:一度もリアルで会ったことない人同士でも、回を重ねるだけでZoomでも不思議と信頼や愛着が生まれてきます。心理学用語では『単純接触回数』というらしいです。

bosyuさん:bosyu社もフルリモートなので会ったことないメンバーがいます。でも、毎日仕事してると普通に信頼関係が生まれています。それと似た感じですね。

やし:同じだと思います。もちろん、1回のイベントで離脱せず、次回もリピーターとして参加してもらえるような工夫もしています。例えば、その回ででた関心ごとやテーマを次回に繰り越して深ぼりするとか。リピート参加する理由があれば、みんな楽しんで毎週参加してくれるんですよ。

bosyuさん:Zoomイベント=単発っていうイメージがあったんですが、やり方次第なんですね!めちゃめちゃ学びです。逆に、Zoomイベントでの失敗はありますか?

やし:男女のZoom飲み会をした時、共同作業をすると盛り上がるかもと、ツールを使った簡易グループワークを取り入れてみました。すると、スマホ参加だと操作しずらい、画面共有をすると通信環境によって重くなる人がいるなどあって、いい結果になりませんでした。その時以来、他のツールを使わずZoomだけでできる運営をこころがけています。

bosyuさん:参加者の環境はいろいろですもんね。Wi-Fiなしでスマホ参加の方にも楽しめるかを想像してみるも大事ですね。

適性人数より、参加人数にあわせた運営が大事

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bosyuさん:イベントを開催する時、適性人数はありますか?

やし:適性人数より、参加人数にあわせた運営を考えるのが大事です。

大人数のイベントでは、Zoomでブレイクアウトルーム(バーチャルの小部屋)がを使うのがおすすめ。イベントがはじまって早いうちに、話のテーマをきめて3.4人の小部屋を作り小グループで打ち解けておくと、大人数に戻っても盛り上がりやすいです。

また、参加者の関係性によっても、盛り上げ方のポイントが違います。すでに、ゆるく知人/友人のつながりがある場合は、2〜30人規模のイベントでも、チャットを使ったりゲームをすると自然にたのしい雰囲気になります。

はじめましての人が集まるイベントは、共通点やテーマをはっきりさせるとよいです。例えば、「性格診断の分類が同じ人が集まった会」など最初から参加者に共通点をもたせた会は、50人以上いても楽しめました。

bosyuさん:はじめましてでも、共通点があると、ぎこちなくはじまった会話でも盛り上がりポイントを見つけやすいですもんね。

やし:そうなんです。少人数で打ち解けていると、大人数でも盛り上がる傾向にあります。

でも、数十人規模のイベントになると、均等に話し合いをすることがむずかしいので、ゲームやチャットを活用するとうまくいきます。あと、自分のタイミングでビデオオフOK、退出自由というしばりのない空気感も大事ですね。

bosyuさん:ゲーム!具体的にどんなゲームがおすすめですか?(しりとりと早押しクイズしか思い浮かばない…)

やし:ボブジテン(カタカナ語をカタカナを使わずに説明するゲーム)やインサイダー(出題者に対して全員で質問を繰り返しながら、制限時間内に答えにたどり着くゲーム)などクイズ系がおすすめです。

bosyuさん:両方、口頭のコミュニケーションで成立するし楽しそう!

やし:そう、結構盛り上がるので、詳しく知りたい方はネットで検索してみてください。ルールが簡単なので、最初に軽く説明して、やりながら覚えられるのがこれらのゲームのよいところです。

あと、笑っていいともで昔あった「このなかで1人だけ当てはまる質問」もテッパンで盛り上がります。「そんな人いなくない?」と思う質問への該当者が20人くらい集まるとだいたいいるんです 笑

bosyuさん:いいとも懐かしい〜!そんなZoomイベントマスターなやしさんが、今までbosyuした中で一番印象に残っているのはどんな企画ですか?

やし:評論家の岡田斗司夫さんの「人間の欲望別4タイプ」という分析をテーマにしたイベントです。僕の友人知人つながりで40人程度で行ったんですが、すごく面白くて。(写真下記)

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bosyuさん:欲望別!興味あるし、たのしそう〜!!

やし:『タイプ別に謝り方のポイントや、陥りがちな恋愛のパターンがある』というもので診断結果に基づき、まずタイプ別にブレイクアウトルームでの雑談からはじめました。同じタイプが集まっているので、その雑談が共感の嵐でして。

その後、ブレイクアウトルームの録画を全員で見返せるし(超盛り上がる)、全員⇆少人数のブレイクアウトルームの移動もスムーズ。オンラインイベントならではの良さを詰め込んだイベントになりました。

やしさん的bosyu作成のコツ

bosyuさん:やしさんのbosyuは、いつも目にとまるキャッチーさがあるし、応募者さんもたくさん集まっていますよね。イベント参加者をbosyuする時のコツがあれば教えてください。

やし:『ちょっと気になるけど、一歩踏み込む機会がなかった』という人の背中を、カジュアルに押してくれるのが bosyuの素晴らしいところなので、参加ハードルをあまり高くしないように意識しています。例えば、Zoom飲み会でも「”ビデオOFF OK”のぞくだけで大丈夫です」のように敷居低くしたり。ちなみに、そのbosyuは数十件の応募がすぐにありました。

bosyuさん:敷居の下げ方のアイディアが、いつもすばらしいです。他にポイントはありますか?

やし:参加者さんの興味センサーにひっかかりそうなワードやコンセプトを散りばめるようにしています。例えば、自分としてはイベントでAをものすごく伝えたい、と思ってもそれだけではハードルが高いことが多いので、ハードルの低いBも混ぜ込みます。すると「私でも大丈夫そう」とか「それなら興味ある」と応募してくれる人が増えるんです。

例えば、上記のbosyuなら、メインは「みんなで歌おう」なんですが、スペイン語やラテン文化に興味がある人にも楽しめるイベントにしました。

さいごに

bosyuさん:bosyuでも色んなオンラインイベントをやりたいと思っているので、今回はめちゃめちゃためになりました。

まだブレイクアウトルームを使ったことがないので、あとでチームでやってみようと思います。余すことなく、Zoomイベントのコツを教えていただきありがとうございました。本当に役立つことばかりなので、noteのタイトルは「Zoom虎の巻」にしようと思います!

やし:こちらこそありがとうございました!僕もあまり振り返っていなかったので、とてもいい整理になりました。bosyuさんのフレンドリーな人柄のおかげで、実際会話してるようなコラボ note になりましたね 笑 この方式素敵です!

やし&bosyuさん:(note内でハイタッチ🙌✨🙌)

bosyuさん:今回はありがとうございました。引き続き、bosyuもbosyuさんもゆるっとよろしくお願いします!

やし:はい!最後に、最近作った bosyuをちょっとだけ宣伝させてください :) いろんなZoom会で得た学びや遊びをつめこんで、世界中の日本語学んでいるメンバーと、海外文化や言葉をまなびたい日本人をつなぐ、インターナショナルzoom学園というのを始めてみました 笑 

興味ある方はお気軽にご応募ください!


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