60,000人が熱狂!ELOの音楽と感動を一夜で体験
懐かしさにひかれてつい購入。
私は特に熱心なファンではなかったけど、高校時代にはELOが爆発的に人気だったし、日本ではしばらく後に「電車男」で有名になったよね。このドラマのオープニングにELOの「Twilight」が使われて、疾走感あるメロディが物語の純愛や主人公の高揚感と絶妙にマッチしてたのが印象的だった。そのおかげでELOが新しい世代にも広まった。かなりの認知度。
「Twilight」や「Confusion」、「Xanadu」なんかは大好きだったし、当時はPOPSっぽいと思ってたけど、よく聴くとけっこうロックンロールしてるんだよね。今でもこれだけ多くのファンが集まるのを見て、ジェフ・リンの音楽の天才ぶりを改めて実感した!
Jeff Lynne's ELO - Wembley Or Bust
[2CD+Blu-ray]
“Jeff Lynne’s ELO - Wembley Or Bust”は、2017年にウェンブリー・スタジアムで行われたElectric Light Orchestra(ELO)の壮大なライブを収録した作品で、バンドのフロントマンであるジェフ・リンの音楽キャリアを象徴する重要なライブ作品です。このエッセイでは、“Wembley Or Bust”の概要と、その素晴らしさを掘り下げてみたいと思います。
1. 作品の概要
“Wembley Or Bust”は、ジェフ・リン率いるELOがロンドンのウェンブリー・スタジアムで行ったライブの模様を収めた映像作品およびライブアルバムです。ELOの代表曲「Mr. Blue Sky」「Evil Woman」「Don’t Bring Me Down」「Livin’ Thing」などの名曲が披露され、会場はおよそ60,000人の観客で埋め尽くされました。この作品は、バンドの歴史とジェフ・リンの音楽的ビジョンの集大成といえるものです。
ライブの映像は、観客とアーティストの一体感が生み出す高揚感と共に、ELO特有の華やかさと躍動感を感じさせる内容となっており、視覚的にも音楽的にも楽しめる作品です。また、ELOが持つクラシックとロックの融合、壮大なストリングスとジェフ・リンのユニークなボーカルスタイルが一つの芸術として完成されています。
2. 素晴らしいポイント
音楽と映像の融合
“Wembley Or Bust”の大きな魅力は、音楽と映像の相乗効果にあります。ジェフ・リンとバンドメンバーは、ライブの中で一切手を抜くことなく、完璧に再現された音楽と映像で観客を魅了します。スタジアムの大画面に映し出されるビジュアルは、ELOの音楽に合わせてダイナミックに変化し、音楽と視覚が融合する一体感が生まれています。まるで一つの映画のように、観客を別世界へと誘い込むその演出力は、視聴者を虜にします。
ジェフ・リンの音楽性
このライブを通して浮き彫りになるのは、ジェフ・リンの音楽性の奥深さです。彼の楽曲は、単に聴きやすいポップスやロックにとどまらず、クラシカルな要素やシンセサイザーを駆使したアレンジが加わり、未来的で壮大なサウンドを生み出しています。ジェフ・リンの創造力によって、ELOの音楽は色褪せることなく現代にも通じる普遍性を持ち続けています。ライブでの彼の演奏は、スタジオ録音とは異なる臨場感が加わり、作品に新たな命が吹き込まれています。
技術的な完璧さ
“Wembley Or Bust”の音響や映像のクオリティは圧巻です。ELOの音楽は複雑で、多様な楽器が織り成すため、ライブでその精緻さを再現するのは非常に難しいと言われています。しかし、この作品では、音響のプロフェッショナルたちによる絶妙なバランス調整が行われ、ELOならではの重厚なサウンドがリアルに再現されています。映像面でも、ドローンを駆使した空撮やステージ上の緻密なカメラワークが、ライブのエネルギーを観客目線で届けてくれる工夫が施されています。
ジェフ・リンのファンへの感謝
さらに、“Wembley Or Bust”にはジェフ・リンがファンに対して感謝の気持ちを込めている点も特筆すべきです。長年にわたってELOの音楽を支持してきたファンへの感謝と、ウェンブリー・スタジアムでのライブが実現できた喜びが、彼の歌声と表情から伝わってきます。ELOの楽曲を愛するファンが会場に集い、音楽に合わせて盛り上がる様子は、彼の音楽が世代を超えて支持されている証でもあります。
結論
“Jeff Lynne’s ELO - Wembley Or Bust”は、ELOの音楽が持つ普遍的な魅力と、ジェフ・リンの卓越した音楽性が一体となり、ライブパフォーマンスとして完璧に表現された作品です。音楽と映像が織り成す非日常的な空間で、観客と視聴者はELOの音楽の持つ壮大な世界観を体感できます。
曲目リスト
ディスク: 1
1 Standin' in the Rain
2 Evil Woman
3 All Over the World
4 Showdown
5 Livin' Thing
6 Do Ya
7 When I Was a Boy
8 Handle with Care
9 Last Train to London
10 Xanadu
11 Rockaria!
12 Can't Get It Out of My Head
ディスク: 2
1 10538 Overture
2 Twilight
3 Ma - Ma
4 Shine a Little Love
5 Wild West Hero
6 Sweet Talkin' Woman
7 Telephone Line
8 Turn to Stone
9 Don't Bring Me Down
10 Mr. Blue Sky
11 Roll Over Beethoven
ディスク: 3
1 Standin' in the Rain
2 Evil Woman
3 All Over the World
4 Showdown
5 Livin' Thing
6 Scene 1 - Birmingham Blues
7 Do Ya
8 When I Was a Boy
9 Handle with Care
10 10 Scene 2 - Secret Messages, Twilight, All Over the World
11 Last Train to London
12 Xanadu
13 Rockaria!
14 Band Introductions
15 Can't Get It Out of My Head
16 10538 Overture
17 Scene 3 - Strange Magic
18 Twilight
19 Ma - Ma
20 Shine a Little Love
21 Wild West Hero
22 Scene 4 - Believe Me Now
23 Sweet Talkin' Woman
24 Telephone Line
25 Turn to Stone
26 Don't Bring Me Down
27 Mr. Blue Sky
28 Scene 5
29 Roll Over Beethoven
30 Credits
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