【秘境】『鮎壺の滝』「静岡の秘境!富士山溶岩が生み出した絶景!」
鮎壺の滝(あゆつぼのたき)
静岡県沼津市と駿東郡長泉町の境界を流れる黄瀬川に位置する、高さ約10メートル、幅約90メートルの滝です。約1万年前の富士山噴火による三島溶岩流の末端に形成され、溶岩層と愛鷹ローム層の境界に位置しています。1996年には静岡県の天然記念物に指定され、2018年には伊豆半島ジオパークのジオサイトとして認定されました。
①ロケーションとアクセス
鮎壺の滝は、JR御殿場線「下土狩駅」から徒歩約10分と、公共交通機関でのアクセスが良好です。車で訪れる場合、県道87号沿いに「鮎壺広場」の無料駐車場(約5台収容)があり、そこから徒歩2~3分で滝に到着します。ただし、駐車場は狭く台数も限られているため、特に週末や観光シーズンには公共交通機関の利用をおすすめします。周辺は住宅地で生活感がありながらも、自然の景観が楽しめるスポットです。 
②施設とサービス
滝周辺は「鮎壺公園」として整備されており、遊歩道や展望スポットが設けられています。滝の上流には歩行者専用の「鮎壺のかけ橋」が架かっており、滝を間近で観賞することができます。公園内にはトイレやベンチも設置されており、休憩や散策に適しています。入場は無料で、24時間開放されていますが、夜間の訪問は足元が暗く危険なため、日中の訪問をおすすめします。
③見どころや魅力、歴史について
鮎壺の滝は、富士山の溶岩流が作り出した地形や、溶岩樹型などの地質学的特徴が観察できる貴重なスポットです。滝の名前は、遡上する鮎がこの滝で止められ、滝壺に群れていたことに由来するとされています。また、黒澤明監督の映画『七人の侍』のロケ地としても知られています。季節ごとに異なる景観を楽しめますが、特に春の桜や秋の紅葉の時期が美しいとされています。周辺には溶岩が冷えて固まった際にできた「縄状溶岩」や「溶岩塚」なども点在し、地質ファンには見逃せないスポットです。訪問の際は、足元に注意しながら自然の造形美を堪能してください。 
なお、天候や上流での降雨状況によっては川の水量が急増することがあります。安全のため、増水時や悪天候時の訪問は控え、訪問前に天気予報を確認することをおすすめします。
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