【AI】ChatGPTはブームを超えてインフラとして定着するぞ①
↑この女性の画像は画像生成AIで作ったイラストです。数分で出来上がります。
今日は、登壇も近いので↓少し頭の整理をするために書き連ねてみました。
●ChatGPTは、ブームではなくインフラ
として定着すると考えられますが、それは①パソコン、②ネット、③スマホと同レベルのイノベーションインパクトを与えるという意味でもあります。しかしこの3つとも、決して我々が楽になるなどいいことばかりではなく、実際はビジネスは熾烈に、仕事の密度は濃くなり、残業はむしろ増えたのではないかと思うことが多々あります。
そして、近年のメンタル不調者の多さは、仕事の密度の濃さが人間のストレス限界を超えていて、メンタル面に悪影響な結果を生み出しているのではないかとも思うのです。
●世の中を変えたもの
パソコン、インターネット、スマートフォンといった技術革新は社会に深い影響を与えてきました。それらは確かに業務効率を高め、情報アクセスを容易にし、コミュニケーションを変革しました。しかし、それらが生み出した新たな問題に直面していることも事実です。仕事の効率化や情報アクセスの容易さは、より多くの仕事をこなすことを期待され、情報過多になることを意味することもあります。また、テクノロジーの進歩によって働く時間や場所の制限がなくなり、ワークライフバランスを保つことが難しくなっています。
AIという新たな技術も同様のパラドックスをもたらす可能性があります。AIは仕事を助け、効率を高め、多くの新しい可能性を開くことができます。しかし、それはまた、技術が人間の生活にさらに深く組み込まれることを意味し、新たな問題を引き起こす可能性があります。
例えば、AIが仕事を効率化すればするほど、人々はより多くの仕事をこなすことが期待されるかもしれません。AIが自動化できるタスクが増えれば増えるほど、人間がやるべき仕事はAIにはまだ対応できない複雑でクリエイティブなタスクになり、それらはより高い精神的エネルギーを必要とするかもしれません。また、AIが私たちの日常生活に深く組み込まれると、私たちのプライバシーとデータの安全性に対する懸念も増えるでしょう。
結論として、AIという新たなインフラがもたらす影響は、パソコン、ネット、スマホと同じくらい深く、広範であると考えられます。それがもたらす利点を最大限に活用し、潜在的な問題を最小限に抑えるためには、技術の進歩とともに、倫理的なガイドライン、規制、社会的な意識の向上など、その他の要素も考慮に入れる必要があります。
●AI技術の進化によるメリットとデメリット
メリット:
1. 効率化: AIはルーチンの仕事を自動化し、人間がより高次元の問題に注力できるようにします。
2. データ分析: AIは大量のデータを処理し、有用な洞察を引き出すことができます。
3. 予測力: AIはパターンを学び、未来のイベントを予測する能力があります。
4. アクセシビリティ: AIは視覚や聴覚障害者のための支援技術を強化します。
5. 健康ケア: AIは疾患の早期発見や個々の患者に合わせた治療法の開発を助けます。
6. 教育: AIは個々の学習者に合わせたカスタマイズされた学習経験を提供します。
7. 環境保護: AIは環境モニタリングと保全活動を強化します。
8. 都市計画: AIは交通フローやエネルギー使用の最適化に貢献します。
9. エンターテイメント: AIは映画、音楽、ゲームなどのエンターテイメント体験を強化します。
10. 安全性: AIはセキュリティシステムを強化し、犯罪を防止します。
デメリット:
1. 雇用への影響: AIによる自動化は一部の仕事をなくす可能性があります。
2. プライバシー侵害: AIは大量のデータを収集し処理するため、プライバシーの問題が生じる可能性があります。
3. 意思決定の透明性: AIのアルゴリズムは"ブラックボックス"となることがあり、その決定過程が不透明になる可能性があります。
4. 依存: AI技術への過度な依存は、技術的な問題や障害が生じた時に混乱を引き起こす可能性があります。
5. デジタル格差: AI技術の利用にはデジタルリテラシーが必要で、これが全ての人に平等に与えられていない場合、デジタル格差が拡大する可能性があります。
6. データセキュリティ: AIが大量のデータを扱うことで、データ漏洩や不適切な使用のリスクが増えます。
7. 偏った学習: AIが偏ったデータから学習すると、その結果も偏ったものになる可能性があります。
8. 人間関係への影響: AIとの過度なインタラクションは、人間の社会的スキルや人間関係に影響を与える可能性があります。
9. コントロールの喪失: AIの意思決定能力が進化しすぎると、人間がコントロールを失う可能性があります。
10. メンタルヘルスへの影響: AIによる仕事の効率化や情報過多は、ストレスや過労の原因になる可能性があります。
これらのメリットとデメリットは、AIの適切な管理と規制、そして倫理的な使用が重要であることを示しています。また、AIはそれ自体が善悪を持つものではなく、それをどのように使用するかによって決まるという事も理解することが重要です。
● AIを使わない生活を選択した場合
どのような不利益、あるいは利益が考えられるか?
AIを使用しない生活を選択すると、以下のような不利益が考えられます:
1. 効率性の低下: AIはデータ処理、情報検索、日常タスクの自動化など、多くの分野で効率性を向上させています。AIを使用しないことで、これらの効率性が低下する可能性があります。
2. アクセシビリティの損失: AIは、視覚や聴覚障害者にとってのアクセシビリティを向上させるためのツールを提供しています。これらのツールを使用しないと、情報へのアクセスが制限される可能性があります。
3. 情報へのアクセス: AIは大量のデータを分析し、有用な情報を提供する能力があります。これにより、ユーザーは自身の健康、財務、個人的な嗜好などについての洞察を得ることができます。AIを使用しないと、これらの洞察を得る能力が制限される可能性があります。
一方、AIを使用しない生活を選択すると、以下のような利益も考えられます:
1. プライバシーの保護: AIはユーザーデータを収集し、それを解析して学習します。AIを使用しないことで、自身のデータが収集されるリスクが減少します。
2. デジタルデトックス: AIとデジタル技術の急速な進化により、私たちは常に情報に接続され、デジタルデバイスに依存していると感じることがあります。AIを使用しないことで、デジタルデバイスから離れ、リアルな経験により集中する機会を得ることができます。
3. 自己決定: AIは我々の行動や選択を予測し、それに基づいて情報を提供します。AIを使用しないことで、自身の選択と意思決定によりコントロールを持つことができます。
パソコンやインターネットの導入により、私たちは情報へのアクセスとコミュニケーションの手段が大幅に向上しましたが、それと同時に私たちの生活はデジタル世界に大きく依存するようになりました。これは、AIの導入による影響と似ています。したがって、AIを使用しないと決めることは、一部の便利さや効率性を犠牲にすることを意味します。しかし、それはプライバシーの保護や、デジタル技術からの一時的な解放といった利点ももたらします。
パソコンやインターネットを使用しないという選択が、情報へのアクセスやコミュニケーション手段の制限を意味するように、AIを使用しない選択も類似の影響をもたらすと考えられます。しかし、それぞれの技術はその特性と用途により、使用しないという選択がもたらす影響も異なるでしょう。
例えば、パソコンやインターネットを使用しないと決めた場合、その最大の不利益は情報へのアクセスの大幅な制限でしょう。それに対して、AIを使用しないと決めた場合、情報へのアクセス自体は依然として可能ですが、その情報の取得や処理、解析の効率性が大幅に低下する可能性があります。
したがって、AIを使用しない選択がもたらす具体的な影響は、その人がどのような技術をどのように使用しているか、またその人がどのような価値観を持っているかによると言えるでしょう。
● 使用しない場合、就職等が不可能にならないのか?
AIが現代の仕事やビジネスにおいてますます一般的になるにつれて、AI技術への理解やその使用能力は確かに求められるスキルとなっています。多くの業界や職種では、AIを使うことで作業効率が向上し、より良い決定を下すことが可能になります。そのため、AIを全く使用しないという選択は、就職の機会やキャリアの発展に影響を与える可能性があります。
ただし、全ての職種がAIの使用を必須とするわけではないという点は重要です。AIのスキルが必要とされない職種や、人間の能力や専門知識が最も重要とされる職種も多く存在します。例えば、芸術家、作家、心理カウンセラー、職人などは、AI技術がある程度の役割を果たすことができるかもしれませんが、その本質的な部分は人間の創造性や洞察力、感情的な知識に大きく依存しています。
また、AIの使用を避けることが、一部の人々にとってはむしろ利点になる場合もあります。AIへの依存が高まる現代社会において、AI技術を使用せずにサービスや製品を提供することは、一部の顧客にとって魅力的な選択肢となるかもしれません。これは、"オーガニック"や"ハンドメイド"といったコンセプトが一部の消費者にとって魅力的であるのと同じ理由です。
したがって、AIを使用しない選択が就職にどのような影響を与えるかは、その人がどのようなキャリアを追求するか、またどのようなスキルや価値観を持っているかに大きく依存します。一部の人々にとっては制約となるかもしれませんが、他の人々にとっては新たな機会を生み出す可能性もあります。
● パソコンやネットとは違って、利用できなくても影響は小さいと考えられるか?
パソコンやインターネットが普及した当初と同様に、AIもまた、その進歩と普及により社会のさまざまな側面に影響を及ぼしています。AIの使用が一般的になるにつれて、その使用を避けることがますます困難になる可能性があります。
AIを使用しないという選択が個々の人にどのような影響を与えるかは、その人が生活や仕事でどの程度テクノロジーに依存しているか、またどのような職業についているかなどに大きく依存します。
しかし、現代社会においてパソコンやインターネットを使用しない生活を選ぶことが困難であるのと同様に、AIがさらに発展し、社会のあらゆる側面に組み込まれていくにつれて、AIを使用しない選択も同様に困難になる可能性があります。これは、情報へのアクセス、コミュニケーション、仕事の効率性、そして一部のサービスへのアクセスに影響を及ぼす可能性があるからです。
一方で、AIが必要ない職種や生活スタイルも存在します。これらの場合、AIを使用しない選択が、生活の質やキャリアの成功に大きな影響を与えない可能性もあります。ただし、これは個々の状況に大きく依存します。
したがって、パソコンやインターネットと比較して、AIを利用できなくても影響は小さいとは一概には言えません。その影響は、AIの進歩と普及の度合い、そして個々の状況に大きく依存します。
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