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【野村證券 投資銀行部門IBD ボスキャリ選考攻略記事】(本編2万字、字数稼ぎの用語解説など一切無し)

ボストン就活塾です!
主に海外大生や交換留学生の就活支援を行っています。野村IBD向けの志望動機作成やボスキャリレジュメ(CFNレジュメ)添削、テクニカル質問・ジョブ対策は個別指導サービスにて承ります。お問い合わせはこちらのラインまでご連絡くださいませ!

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日系投資銀行の雄、野村證券IBDの特集記事です。下位の外資系に入るなら野村で入ったほうがいいと言われるほど良質なキャリアを構築できると業界内では評判です。最近話題のアクティビストファンド専用対策部門やプリンシパル投資部門(沖縄の地ビールメーカー:オリオンビールを買収)もあります。そこを経由してファンドに転職する人もいるとかいないとか!?中でもM&Aアドバイザリー部署である企業情報部はエリート中のエリートしか配属されません。

日本中に衝撃を与えた、セブンアンドアイの買収提案案件にも、買収提案の中身を検討するセブン&アイの特別委員会のアドバイザーに野村が起用されています。2021年のスピードウェイ210億ドルの巨額買収の際も、野村はセブンアンドアイから起用されていましたね。まさに、日本を揺るがす巨大案件の裏に野村在り、なのです。(ちなみにアリマンタシォン・クシュタールのFAはゴールドマンサックス、まさにグローバル投資銀行対決!)

投資銀行に入りたいという方は多いですが、投資銀行のことを知っているようで知らない学生さんが多く見受けられます。

例えば、IBD=花形のイメージが強いですが、投資銀行の収益の50-75%はマーケット部門が稼いでいます。更にIBDの中でも、キャピタルマーケットが半分以上の収益を占めています。M&Aアドバイザリーの割合は実に小さいのです。でも、バンカーの給与は破格なため、実はM&Aアドバイザリーは慢性的に赤字(儲からない)とも言われています。各社で得意なセクター、大口の顧客も異なります。

さて、投資銀行IBDの国内選考での採用人数は、日系は30-50名程度、外資系は3-10名程度であるのに対して、ボストンキャリアフォーラムでの採用人は各社1-5名程度と、日系・外資系に関わらず高難易度です。ランキング上位の海外大学でも普通に落とされるので徹底的な情報収集と対策が必要です。

有料部分では、実際に聞かれた質問をもとにした各段階における突破のポイント、志望動機作成のポイント、ジョブ攻略、収益構造(企業分析用)、野村證券が手掛けたM&Aや資金調達案件事例(合わせて70件掲載!)(気になるニュースは?M&A案件は?に答える材料)、社員訪問議事録などを詳細に記載しています。

特にWhy野村の質問に対して、キープヤングの精神、日本No.1の投資銀行、案件数が多いなどという浅い理由を述べている人は、”他にないの?”と面接官から突っ込まれて撃沈しているケースも散見されます。

本ノートは野村證券IBDならではの特徴も、社員訪問の内容も含め網羅的に記載しておりますので、志望者にとっては間違いなく有益な情報が詰め込まれていると断言できます。

では、本編どうぞ!


〇配属

志望動機では、必ずコーポレートファイナンス第~部(カバレッジ志望の場合)、企業情報部などの部署を指定しましょう。(単純にM&Aがやりたいだけでは不十分)

カバレッジ

M&Aや資金調達の営業部隊である。顧客にマーケット動向を共有したり、提案資料を作成して案件を取ってくる部隊で、ジュニアのうちはパワーポイントを使った資料作成がメインになる。配属されるセクターによっても働き方や社員の雰囲気が異なる。野村のリテール部門で高い営業成績をあげた敏腕営業マン、いわゆるサイヤ人、がカバレッジに配置換えされたりもする。従い、カバレッジチームにはそうした野村の伝統的社風が蔓延している。なので、東大早慶などのアカデミックな環境で育った学歴エリートがカバレッジチームに配属すると、社会の洗礼を真っ先に受けることが予想される。


コーポレートファイナンス1部:テレコム・メディア・テクノロジー(TMT)
通信キャリア、メディアはエンタメ、ゲーム、テレビ局、テクノロジーをカバー。MA、ファイナンス共に最も案件数が多いので忙しいとのことで2年前は2-3時まで仕事することが多かったが、検査に引っかかり、働き方改革で今は22時くらいに帰る人が多いらしい。忙しくないときは19時くらいに帰ることもあるそうだ。TMTにはテック企業の大型IPO、NTT/KDDI/ソフトバンクの通信キャリアの大型買収などのビッグディールチャンスが潜んでおり、投資銀行は日夜その機会を伺っている。日本で最もM&Aや資金調達を行う会社の一つとして知られるソフトバンク/ソフトバンクGは、みずほ銀行/證券のお得意様、NTTは三菱モルガンスタンレー証券のお得意様、KDDIは野村證券のお得意様と綺麗に分かれている。概して、TMTに配属されたバンカーは目のクマが深い。それでも花形部門に配属された名誉で頑張れてしまうのだろうか?

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