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【ボスキャリレジュメの書き方(自己PR6000字)】ワーホリ語学留学から財閥系大手企業に内定した事例
こちらの方は、ワーキングホリデー+語学留学という交換留学や正規留学ではないステータスから、ボスキャリに挑戦して、見事財閥系大手企業に内定した方です。
曰く、自分は日本の大学レベルが高くないことから、国内選考では恐らく学歴フィルターに掛ったであろう、会社に内定することができたという、正にボスキャリドリームを得たとのことです。(ボスキャリでは学歴フィルターが緩く面接勝負になりやすいので、誰にでもチャンスがあります)
ボスキャリでの内定者はわずか5名程度しかいないという狭き門であり、会社の内定者の殆どは東大早慶レベルだということです。(国内選考+ボスキャリ選考併せて)
この方は、ご自分でも認める通り、学歴は高くなく、高い英語点数や資格もなく、他に光る経歴もないとのことでしたので、自己PRで強烈な文章を書いて採用担当者の目に留まるしかないという状況でした。
しかし、ヒアリングをする中で、ビジネスマンに評価されるであろう、ある特徴がみられたので(本人が指摘されるまで全く気が付かない宝石の原石)、そこを重点的に深堀してレジュメに書く戦略をとりました。(ボランティアとか学校祭運営委員とかバトミントンサークルとか、よくあるガクチカは全て割愛して、そのエピソードだけの一本釣り戦略です。本当に見てほしいエピソードだけを選択的に書いて頂きました。)
特に自己PRは、幼少期の原体験から遡った時系列で、挫折と栄光が交じるストーリー調に書かれています。面接官は、何百何千人の面接受験者の中で(そしてどの応募者も似たり寄ったり)、ストーリーでその人を覚えます。
面接でも当然レジュメに書いたエピソードに関する質問が飛び交い、シミュレーション通りに、応答して見事、丸の内に本社を構える日本トップクラスの大企業に内定されました。
このようにボスキャリレジュメを徹底的に書きこめば、語学留学であれ、ワーホリであれ、インターン留学であれ、Fラン大学であれ、大手企業に内定できるということが証明された事例でありました。
これからボスキャリやロンキャリに応募される方は、頭がちぎれるくらいボスキャリレジュメを推敲して頂くことをお勧めいたします。この見本が、その参考になれば、幸いです。
〇本編(日本語)
・学歴詳細:1000字
・自己PR:2300字
比較対象として、良くあるNGボスキャリレジュメ事例も掲載します。これの何が問題なのかお判りでしょうか?
〇学歴詳細
アメリカの大学でビジネスを学び、特に力を入れたのがコンサルティングに関する授業でした。この授業では、アメリカでの事業展開を目指すクライアントを支援するコンサルティングプロジェクトに、6人1組のチームで取り組みました。
チームメンバーは異なる国籍の学生で構成されており、全員が英語を母語としない環境だったため、意図が正しく伝わらず認識のずれが生じることが課題となっていました。その影響で、プロジェクトの進行がスムーズにいかない場面もありました。
そこで、毎回のミーティング後に議事録を作成し、その場で全員に確認してもらう方法を導入。この工夫により、発言の意図が正しく共有されるようになり、指示の明確化にもつながりました。その結果、認識のずれによる作業のやり直しが減り、プロジェクトの質を向上させることができました。
この経験を通じて、円滑なコミュニケーションの重要性を改めて認識し、チームで問題を解決する力を養うことができました。
〇自己PR
私の強みは、目標をやり遂げる力と学び続ける姿勢です。
・目標をやり遂げる力
海外留学を目指した際、希望するプログラムの入学条件として一定の英語スコア(TOEIC850点)が求められていました。しかし、当時の自分のスコアは550点で基準に届いておらず、大きな差がありました。そこで、1年間で目標を達成することを決意し、計画的に学習を進めました。
まずは基礎から学び直し、自分の弱点を洗い出して集中的に強化。さらに、毎日必ず学習の時間を確保し、定期的にテストを受けて実力の変化を確認しました。同じ教材を繰り返し活用しながら、知識の定着を図ることで、最終的に当初の目標を上回るスコアを獲得することができました。
この経験を通じて、大きな目標を達成するためには、計画を立て、小さなステップを積み重ねることが重要であると学びました。また、進捗を可視化しながら学習を進めることで、継続する力も身についたと感じています。
・学び続ける姿勢
海外でのインターンを経験した際、日々の業務の中で課題を見つけ、より良い方法を考えながら仕事に取り組みました。
主にデータ整理の業務を担当していましたが、新しく加わったメンバーが作業する際に入力ミスが頻発する問題が発生。自分自身も当初はツールの知識が十分ではありませんでしたが、まずは基本的な操作を学び、効率化できる方法を探りました。それでも課題が解決しきれなかったため、先輩のアドバイスを受けながら、作業を自動化する仕組みを導入。必要な情報を簡単に整理できるフォーマットを作成した結果、作業時間が短縮され、ミスもなくなりました。
この経験から、問題を解決するためには、現状を分析し、最適な方法を考えながら試行錯誤することが大切だと実感しました。
これらの強みを活かし、新しい環境でも積極的に学びながら、チームの目標達成に貢献したいと考えています。
上記レジュメのNGポイント
①自己PRを私の強みは~から始める(聞きたいのは強みではなく、自分が何に頑張れる人なのか?)
②選択されているエピソードも強みも極めて平凡(英語の勉強、学校のグループワークで意思疎通が取れない/メンバーのやる気がない、学び続ける姿勢=当たり前。目標をやり遂げる力、学び続ける姿勢というのは表現が稚拙)
③数字で自分の実績を語ることができない(ガクチカの戦略性の欠如)
④文章量が少ない(文章力の欠如、あるいは怠慢)
⑤学歴詳細で体言止めやブレットポイントが使用されておらず読みにく(読み手への配慮の欠如)
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