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【三菱UFJモルガン・スタンレー証券 投資銀行部門IBD ボスキャリ&国内選考対策】本編1万6千字
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MUFGとモルガン・スタンレーの合弁投資銀行・三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資銀行部門IBDの特集記事です。
MUMSS社員にはMorgan Stanley(MS)への出向機会が用意されており、レジュメに「Morgan Stanley」と記載できるのはキャリア形成上、大きなアドバンテージになります。
学生側もそれを承知なのか、MUMSSのESを添削すると、モルガンスタンレーと連携しているからMUMSSを志望する、という志望動機をよく目にします。しかし、ならば最初からMSに行けば?となりませんでしょうか?ちなみに、MUFGはMSの”大株主”であり、2009年のリーマンショック時に潰れそうになったMSに9000億円を出資することで救済したという自負があります。なので、MUMSSの上層部に対して、モルガンスタンレーが~などと言うと彼らの逆鱗に触れることがあるので注意しましょう。(資本関係上は、MUFGのほうが立場は上です)
とはいうものの、今日のM&Aリーグテーブルの1位の座を野村とMUMSSが争うことができているのは、明らかにMSの貢献度が大きいようです。そもそもMUFGがMSに出資した理由の一つに、ウォール街のM&A助言機能の獲得がありました。これにより、特にクロスボーダーの大型案件をMUFGは受注することが可能になりました。(誰だって世界最高峰のバンカー集団に仕事を頼みたいものです)日本を震撼させる大型M&A案件には、大抵野村かMUMSSのどちらかがFAとして起用されています。(セブンアンドアイの9兆円MBOでは、セブン&アイFA=MUMSS、セブン&アイ特別委員会FA=野村證券。最近話題の外資PEの日本投資案件の多くにもMUMSSがFAとして起用されています)
MUMSS誕生前の三菱証券は5大証券の中では下位に甘んじていました。しかし、2010年からMUFGとMSのJV(ジョイントベンチャー)であるMUMSSが営業を開始して瞬く間に、協業は大成功します。その成功モデルは経済産業省の研究対象にもなるほどで、日本経済史上最も成功した外資とのJV事例となりました。
そもそも、ウォール街の名門投資銀行に23%も出資できること自体が歴史的なことです。MSへの持分法投資利益はMUFGのドル箱になっています。
経産省資料
https://www.meti.go.jp/policy/investment/5references/pdf/kyogyoujirei11.pdf
内部は、第1投資銀行部(Morgan Stanley)と第2投資銀行部(MUMSS)で分けられており、カルチャーも待遇も全く違います。例えば、合同避難訓練では、MS社員に豪華な防災チョッキやヘルメットが用意される一方、MUMSS側はシンプルな装備のみしか手渡されなかったという都市伝説があります。曰く、MS社員は「死んではならない人たち」だからとのことです。感度の高い「港区女子」や「プロ就活生」からは、「1部と2部のどちらに所属ですか?」という鋭い質問が飛んでくることがあるらしいです。
MUMSSの選考の難しさは3点あります。
①なぜ外資(特にモルガンスタンレーを指す)ではなく日系なのか?に納得感のある回答を作ること
(MUMSSはあくまで日系証券なのでご注意。MSへの出向もありますが所属はあくまでMUMSSのままです)
②会社へのカルチャーフィット感をどう醸成するか
(MUFGというお堅い会社が親会社なので、野村や日興とも異なる社風なようです=フィット感がなければ野村内定者でもESで落とされることもあります。その意味で採用難易度は野村以上なのかもしれません)
③他の日系証券とは異なる独特なジョブ選考と無数の社員面談
(詳細は記事内で解説しますが、ECM/DCM/M&Aなどの4つのグループワークを各々行うようです。事前準備がモノを言います。ジョブ課題を細かく分析すると、傾向と対策方法は明らかです!)
MUMSS内定者の大部分が夏インターン出身であるので、夏までに準備を完成させて夏ジョブで実力を発揮することが重要になります。MUMSSはボスキャリには参加しませんが、海外大生や交換留学生もMUMSS夏ジョブには参加するべきだと思います。
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インターン面接
インターン後面談
優遇選考
最終面接までの質問内容
金融テクニカル質問
志望動機作成のポイント
サマー/ウィンタージョブで出題されたお題
インターン体験記
出題傾向
ジョブへの取り組み方
企業分析(収益構造、MSとの資本関係、カルチャー、カバレッジチーム、リーグテーブル)
人事制度(MSへの出向、第一部と第二部の違い、配属リスク)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が手掛けた主要なM&A・資金調達案件事例(M&A58件、資金調達31件掲載!)(気になるニュースは?M&A案件は?に答える材料)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の案件の傾向分析、得意セクター、お得意先の顧客
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