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アレックス・バナヤン『サードドア 精神的資産のふやし方』読んだ

けんすうさんの本で強く推奨されていた『サードドア』読んだ。

たしかにめちゃくちゃおもろかった。

大学に入ったばかりですでに学業にやる気がでなくなった主人公は、次世代をインスパイアするために著名人にインタビューしようと決心する。

そのミッションにはほとんど共感できない。著名人に会いまくることがなんで若い人たちに活気を与えることにあるのかよくわからない。

ただその著名人というのがビル・ゲイツ、スティーブ・ウォズニアック、ジェシカ・アルバ、ピットブル、シュガー・レイ・レナードなどの日本人でも知ってるような方々だ。

だから無名の大学生がアポを取ろうとしても断られまくる。だがあきらめない。異常な執念で繋がろうとする。もちろん断られ続けたらひどく落ち込んでしまう。しかし何十回に1回くらいは成功する。

そのアップダウンに私もアドレナリンが出まくってしまい、一気に読んだ。

自分にもこの人の1万分の1くらいやり抜く力があれば、もっと人生違っていただろうなあと中年らしい感想を抱くのだった。

こないだ見城徹さんの本を読んだときも思ったけど、一部の人たちの異常な執念ってどこから湧いてくるんだろうか。不思議だ。


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はむっち@ケンブリッジ英検
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