バレット・ジャーナル楽しそう
手帳の運用はいつも悩ましい。あっちこっちに必要な情報が散逸しがちな現代では特にそうだ。
したがって、一冊にデイリー・ログからバケット・リストまでまとめられるというバレット・ジャーナルに関心をもつのは自然なことだ。
というようなことを考えているときに、こんな本が紹介されていたのである。
さっそく購入、てかKindle Unlimitedだった。
Kindle Unlimitedにしてはボリュームがあって得した気分。
まず当たり前のことだが、デジタルツールを全く使わないというわけではないらしい。
むしろグーグルカレンダーなんかは積極的に使っておられる。それにちょっとしたメモ用にLINE keepやGoogle keepの使用を推奨しているし、Toggleのようなタイムトラッカーもいいみたい。
そして映画や読書の感想を保存しておくのにNotionも使ってるらしい。
問題は紙とデジタルツールをいかに最小限の手間で同期していくかである。それには内容がかぶらないようにする、いいとこ取りをするといったメンタリティが必要になる。そして目的を見失わないことと、試行錯誤を恐れないことかな。
バレット・ジャーナルはその名の通り、箇条書き・リストにすることで、うっかり、先延ばしを無くしていくのが本来の目的である。だから一覧性に優れる紙がいい。手帳やスケジュール帳に比べて、白紙あるいは罫線のみのノートは自由度が高いが面倒だ。こういうトレードオフをうまくかいくぐっていくのが腕の見せ所って感じだろう。
さらに手書きだと自由にお絵かきしたり、色とりどりの付箋を貼り付けたり、シールでデコったり、さらには作ったものをインスタグラムにポストしたりなど、キャラ弁界隈のような楽しさもあるようだ。
こうなってくるとバレット・ジャーナルを作ること自体が目的になる人もいるようだが、それはそれでいいのではないだろうか。副次的効果としていろいろ捗るなら尚良である。
私は意識や生産性を高めることが目的なのでそこまではできない。そもそも絵心がない。。。しかし楽しそうだし、できる範囲でおしゃれにしていくのは悪くはあるまい。
そういう目的もあって、万年筆やインクのストックを少しずつ増やしているというわけである。
個人的にはスケジュール管理とデイリーログはGoogleカレンダーがいいかな。Todoリストがそのままやったことリストになるのが便利。ルーティンはほぼ毎日いっしょなので、リピート機能を使うのが手っ取り早い。
週単位や月単位のTo do管理や、バケット・リストや積ん読リストはNotionが気に入っている。保存したり、付け足したりするのがデジタルツールのほうが便利。Notionはデコるのも簡単だしな。
デイリーログとは別に、達成日記を10年日記で作成するのが私にはあってるっぽい。1年おきにふり返ることができるし。ただスペースが狭いのでたくさんは書けない。
週単位の作業の進捗の管理はシンプルなスケジュール帳を使うときもある。
これが机にあるとなんとなく安心する。
しかしこれも1日あたりのスペースはちょっと狭い。
というようなことを考えていくと、方眼のみのB5くらいのノートが自由にデコれるからいいん、という結論になるんだろうね。
同じ著者がちょっと前に出した本もKindle Unlimitedになってた。時間のあるときに読んでみよう。