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『さかなクンの一魚一会』読んだ

ニー仏さんのこの記事で紹介されていたさかなクンの自伝読んでみた。

さかなクンがタコをきっかけとして水生生物に尋常ならざる関心を持つようになり、またそれらの絵を描くことに夢中になるところから始まる。そしてそのまま高校卒業まで駆け抜けた結果、東京水産大学(現東京海洋大学)の先生になるのが夢だったのに、大学進学すらできないという事態に。。。

水族館、熱帯魚店、お寿司屋さんなどでアルバイトをするもどれも上手くいかない。。。しかしお寿司屋さんに頼まれた魚アートがきっかけで、現在のさかなクン誕生へとつながる。というサクセスストーリーなのであった。

もちろん再現性もなにもない人生である。しかしわたくしめもニー仏さん同様、これを運で片付けることはできないなと思った。

最初のほうはよくいる魚好きの少年って感じなのだけど、小学5年生でカワハギの剥製を作るあたりから、異常な感じが漂ってくる。中学校でのカブトガニの飼育などは異常を通り越している。

これほどまでに好きなことに情熱を傾けられたなら、運を引き寄せることもありうると思ったのである。いや運という言葉を使うのは失礼で、もはや必然とすら思えるのである。

だから途中から感動が止まらなかった。さかなクンほどじゃないにしても、好きなことになんのためらいもなく情熱を注ぎ込んでもいいんだなあって思ったのであった。

したがって、本作を映画化したいと思う人がいるのは当然である。『さかなのこ』も時間を見つけて観てみたいと思ったのであった。


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はむっち@ケンブリッジ英検
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