ボディメイクの大会に出場してみて感じたメリット・デメリット(前編)
みなさん、はじめまして。今日から少しずつnoteを通じてダイエットやボディメイクについて、私のこれまでの経験を踏まえて発信をしていきたいと思います。
まずは私がこの1年、ボディメイクの大会(BBJ/ベストボディジャパン、SSA/サマースタイルアワード)に初挑戦して感じたメリットとデメリットについてシェアしたいと思います。これから大会にでようかと考えている方は、是非参考にしてみてください。
①人前に立つので自ずときれいになれる
ボディメイクの大会といえば、筋トレして減量してというイメージが強いと思いますが、実は「ステージング」もとても重要な評価要素になります。つまり、ヘアメイクや水着の着こなし、ポージングの振る舞いやウォーキングまで含めて、頭の先から足の先まで含めて美しいかどうかを競い合う競技なのです。
だから、どんなメイクにしたら一番キレイに見えるか、どんな髪型にしたら一番キレイに見えるかをたくさん研究していきます。私自身、大会に出て本当に良かったなと思ったのは、単純に体重やボディラインだけじゃなくて、もっときれいに見せる方法があるんだって気づけたことです。
そして、当日までに鍛え上げた体と、完璧に仕上げたヘアメイク、ネイル、衣装で、最高のスポットライトを浴びてステージに立つことができます。もうその瞬間の興奮たるや、、、、言葉にはできない。自分がスターになったのかと勘違いするくらいとても気持ちの良い瞬間です。
そして、終わった後も出場者と一緒に写真をとったり、家族や友達など見に来てくれた人と記念写真をとったり、さらにプロのカメラマンによる公式写真もバッチリ残るので、嫌でもきれいになります(笑)!
②フィットネス好きと繋がれる
大会には、自分より年下の若ーい子から、お姉さま・おじさままで、幅広い年齢の方が出場されています。職業も千差万別で、フィットネス関連の人たちだけでなく、異業種のいろんな人と知り合うことができます。
ただみんな同じ「健康美を手にしたい」という目標を持っているので、知り合った瞬間から共通の話題を持って話ができるので、すぐにみんな仲良くなってしまいます。どんなトレーニングしてるの?どんな食事してるの?どこのジムいってるの?もう、それだけで一日中話せるくらいです。そして、インスタ交換して、その後も連絡取り合って、合トレしたり、食事をしたりして、あっという間に友達が増えます!
しかもみんな可愛くてきれいな人ばかり、、、まあそれは相当の努力をしてきている人なので、内面からでる美しさがすごいのです。
この出会いは、普通にパーソナルジムに行くだけでは得られない機会で、もちろん友達をつくることが目的ではないのですが、私は「人との出会い」って、そのものが人生の財産だと思っているので、これは大会に出てよかったなぁと思うことです。
③周りの人、普段の何気ない日常への感謝の気持ちが持てるようになる
大会に出場するためには、まずは評価基準にあった体作りをするためにトレーナーの指示のもとで筋トレや食事制限を行っていきます。
この過程でとても大事なのがトレーナーの存在です。まれに一人でトレーニングや食事管理をしてステージに立てる人もいますが、私はそれはとても無理だったので、筋トレの方法や食事管理の方法など多くの部分をトレーナーに教えていただきました。苦しい時や辛い時は弱音を吐いたりぐちを吐いたりして、本当に二人三脚で一緒に伴走してくれる大切な存在です。
また、トレーナーはジムの方針にもよりますが、当日大会前のパンプアップやストレッチもサポートしてくれるところもあり、これは本当に助かりました。
そして、その他にもポージングを教えてくださる講師の方や、ヘアメイクを教えてくれる方、ネイルをしてくださる方など、本当にたくさんの人の力を借りて、初めてステージに立つことができます。もう大会が迫ってくると、毎日誰かに「ありがとうございました」と過ごしているので、周りへの感謝をすごく実感できるようになります。
また、食事にも制限がかかってくるので、ただお米を炊いて匂いをかぐだけで幸せになれたり、ブラックコーヒーではなくラテを飲めただけて幸せに思えたりと、ちょっとしたことが幸せに感じれるのも、減量の醍醐味かもしれません。
その食事管理を徹底したり朝から有酸素をしたりするために欠かせないのが家族の理解です。大会に出場するにあたり、家族と同じ食事をしていくことは難しいので、別の食事をしていったり、生活リズムを変えたりと、生活にも大きな変化が起こります。情緒不安定にもなります。その時、大会に出ることを理解して応援してくれる家族の存在は本当に感謝してもしきれません。
日々謙虚に、感謝して生きよう、とかって言うのは簡単だけど実践するのはすごく難しいと思っていましたが、私は大会にでて大きな大きなチャレンジをしたからこそ、この感謝の気持ちがたくさんもてるようになったと感じています。
④(定期的に出るなら)ダイエットのサイクルとして活用できる
ここは今後もう少し詳しく記事を書きたいと思うのですが、大会に向けた「減量」は「ダイエット」とは異なります。短期間でゴールを決めて、脂肪を絞り切るため、ほとんどの人が「リバウンド」をします。これにはいろんな要因があるのですが、大会に向けて減量をしているので基礎代謝が落ちている状態で、食事を普通の状態に戻すと体重が増えるのは当たり前かなと思います。
減量の生活をそのまま継続すれば?と思う人もいるかもしれないのですが、それをやると、沼にはまります。ずーっと摂取カロリーを減らし続ける、消費カロリーを増やし続ける必要があるので、本当にただただ沼にはまり、最終的には不健康の極み、に至ります。
しかし、大会に出た後に、「計画的に」リバウンドをして数ヶ月かけて筋肉増量を行い(この時にはもちろん体重は増えます)、さらに次の大会でまた絞り込むというサイクルがあるのであれば、これを一つのピリオダイゼーションと捉えて、長期的に筋肉増量と体脂肪減を実現していくことができると思います。
これがいわゆるボディビルディングの「競技者」と言われる人たちがやっている「バルクアップ」ですが、その名のとおり、「競技者」として生きていく人のやり方なので、普通の人には当てはまらないかなと思います。減量も増量も、どちらもかなり大変なことなので、これを繰り返す人生が、生きがいだと感じる人にとってはよいですが、そうでないならば体への負担も大きいので、普通に生活習慣を見直すアプローチをとることをおすすめします。
少し長くなったので、前編はここまでにしようかなと思います。
いかがでしょうか?あくまでも筋トレ歴1年で初出場した私が感じたことなのでこれがすべての人に当てはまるとは思わないですが、少しでも誰かの参考になれば幸いです!
後編では「デメリット」について解説していきますので、お楽しみに!
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