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ボンディ

 今週は神保町に飯を食いに行った。カレーはどうだ?というお嫁さんの意見が通った。居酒屋はだらだらと飲み食いが続くがカレー屋は食べたらおしまい。結果お安くあがる。時短にもなる。しかしそれがさびしいという捉え方もある。第一回神田カレーグランプリ優勝の有名店「ボンディ」で食べた。並ぶかと思ったが、並ばなかった。

 ルーを食べる甘いカレーだった。たいへんうまかった。俺はミックスカレーを食べた。チキンとエビとあさりが入っている。お店のおススメはビーフカレー。これはお嫁さんが食った。俺も一口もらった。ミックスカレーをお勧めする。チキンカレーでもいい。つまりチキン>ビーフということだ。チキンは一回焼いてあって香ばしかった。

 店の入り口がとんでもない裏道にあった。RPGの名作ブラックオニキスの本ダンジョンに下りる階段を見つけるぐらい難しい。俺は見つけられなかった。この立地で優勝店になるのか。本物は条件を越えられるという学びになった。越えられないのは、つまりは、偽物ということだ。勉強した。

 カレーを食った後は街歩きもせず、そのまま帰った。時短分は睡眠時間に代わった。宿題はしなかった。しかし睡眠は善なのでヨシ。

この裏道の左手に店がある。看板はビルと一番大きい看板の間に見える。ていうか見えない
なるほど看板はある。しかし、ここでいいのかな?と、おそるおそる入るつくりとなっている


この文章で上がった収益は、全てボス村松の演劇活動と植毛に充てられます。砂漠に水を。セイブ ザ ボース。