【Y.S.C.C.】苦悩と積み上げが生んだ鮮やかな快勝~J3 第15節 vs いわてグルージャ盛岡(2020.09.12)~
はーいどーもー!
試合に先立って現地盛岡では地震もあったようですが、特に支障なく試合を開催できて何よりでしたね。それにしても数日は同程度の地震に注意する必要もある模様ですし、現地の皆さんはお気をつけて・・・。
さて、なかなか勝てない岩手戦です。マジで盛岡には毎回手こずってる印象しかない。何でこんなに勝てないんすかね?しかも前節鳥取に2-0で快勝しててどうなってんねん。ウチですら1-1のドローやぞ。
ちなみに監督はあの秋田豊。胸スポンサーはあのNOVA。今シーズンは大型補強してだいぶ期待されてたんで、この順位は不本意でしょうね。というか岩手なのか盛岡なのかそろそろ一本化しようほんとに。個人的には盛岡の方が好き。
さて、振り返っていきましょうか。
【明治安田生命J3リーグ 第15節 いわてグルージャ盛岡 vs Y.S.C.C.】
いわてグルージャ盛岡 1 - 3 Y.S.C.C.
得点経過
32分 花房 稔
44分 宮本 拓弥(←大泉 和也)
83分 宮本 拓弥(←吉田 明生)
90+1分 失点
スターティングメンバ―(Y.S.C.C.のみ)
GK 1 大内 一生
DF 2 花房 稔
DF 4 土館 賢人
DF 5 池ヶ谷 颯斗
MF 6 佐藤 祐太
MF 7 宮尾 孝一
MF 10 柳 雄太郎
MF 8 吉田 明生
FW 9 大泉 和也
FW 11 宮本 拓弥
FW 18 音泉 翔眞
SUB
GK 16 佐川 亮介
DF 25 西山 峻太
MF 20 田場 ディエゴ
MF 26 植村 友哉
FW 15 ピーダーセン 世穏
FW 27 古山 蓮
選手交代(Y.S.C.C.のみ)
74分 FW 18 音泉 翔眞→MF 20 田場 ディエゴ
84分 FW 11 宮本 拓弥→FW 15 ピーダーセン 世穏
88分 MF 10 柳 雄太郎→DF 25 西山 峻太
88分 MF 8 吉田 明生→FW 27 古山 蓮
ベンチが1人空いてる...?遠征が続くのでその関係なんですかね?ベンチはフルの7人ではなく1人少ない6人です。スタメンは峻太と柳入れ替えたくらいで、サブに蓮が入りましたね。ピーダーもオニエも点取ってるんで、そろそろ蓮とアビさんも決めて欲しい。そして明生さん、この試合でJ3通算200試合出場達成です。おめでとうございます!あっきーお!あっきーお!オーレーオーレーオーレー!
スタートのフォーメーションはこれまで通りに3-4-2-1です。フォーメーションとかもう関係ないっしょほんとに。試合中にコロコロ変わるんだから。
並びは右から花房-土館-池ヶ谷の3バックに、中盤が大泉-宮尾-佐藤-音泉。シャドーに吉田と柳が入り、1トップは宮本。この試合も1トップ起用の拓弥は引き続き得点王争いに絡んでます。そしてメンバーだいぶ固まってきた感ありますね。対する岩手も同じく3-4-2-1です。先日、鹿島から佐々木翔悟、ヴェルディから中野雅臣をレンタルで獲得。モライスが退団し、深井脩平が八戸に行きましたが、それでも揃っているメンバーはだいぶえげつない。ちなみに中盤の後藤京介、古巣対戦です。
さぁキックオフ。いい加減アウェイで勝ちたいし3勝目が欲しい。2ヶ月くらい勝ちを見てない。
開始早々に岩手に敵陣に入られ、フリーキックを与えます。このフリーキックは枠を大きく外れたものの、自陣で細かくパスを繋がれてボールを持たれる展開に。しかし岩手、どうしてここで攻撃の糸口を見つける前に下げるんだろう。凄くありがたいんだけど不思議。
実際ボール持たれてるけどそんなに怖くないからとりあえず様子見。前からプレス掛けなくても全然OK、中盤まで来たところで軽くプレス始めると細かく繋いですぐ後ろから組み立てなおそうとするから。
で、とりあえず左サイドでボール回された場面でも守備がしっかり機能してすぐに潰す。この場面もそうですけど、結局岩手の中盤と攻撃陣は何をしたいんだ?これじゃ全く怖さがない。ハーフタイムに監督から言われますよ、何を怖がっているんだ! プロとしてしっかり闘え! 全員でいくぞ!って。
はい、そろそろいいですよね。Y.S.C.C.が反撃を始めます。
中途半端なクリアボールを拾ってドリブルで侵入した翔真、ペナルティーエリアに侵入して右足を振り抜く!も、これは至近距離でディフェンダーにブロックされます。翔真、そろそろ点が欲しいんじゃないの?みんな翔真のゴールが見たいからそろそろ頼むぜ。
そして立て続けに今度は柳がペナルティーエリア外からミドルシュートこれは強い!が、これは松本にもいたGK鈴木がセーブ。んー、柳のこの積極性とミドルがあるのは本当にこのチームの攻撃の1つの武器ですよね。もうちょっと点決まっててもおかしくないんだけど。
さぁ徐々に敵陣でボールを保持して岩手にプレッシャーを掛けに行きます。敵陣に次々とY.S.C.C.の選手が入ってきます。ディフェンス陣まで入ってきます。このチームにポジションという概念は全くない。
上がってきた稔、ペナルティーエリア中央へのパスはカットされたものの、こぼれ球にいち早く反応してシュート!しかしこれは枠の外。ディフェンダーとはいったい何なのか。
さらに畳みかけます。明生さんがバックパスをカットしてペナルティーエリア左にドリブルすると、そのまま左足で撃つ!も、これもディフェンダーのブロックに遭います。
まだまだ止まりません。稔のパスを受けた拓弥がペナルティエリア手前から反転し、右足で強烈な一撃!今度はクロスバー直撃でした。うーん、簡単にフィニッシュまで行けてボールもスムーズに繋いで回せてるので、本当に観てるだけで気持ち良い!
そして25分、ドリブルでペナルティエリア左に入った翔真がゴール前に速いクロスを出すと、拓弥がボールに当ててゴールネットが揺れる美しいGoooooooooooooooooooooooオフサイドかよおおおおおおおおおおおおおい!!!!
はい残念。切り替えていこう。ここで飲水タイムになりますあれ?岩手ベンチ、もう誰か準備してるんだけど?なんで?
ここで中野が下がって嫁坂。中盤の修正をしたいんでしょうかね?にしても早くない?
さあ試合再開。相変わらずボールをキープします。ここまで圧倒出来てる試合ってなかなかないよね?敵陣でボールを動かし、選手が連動してポジションも入れ替わってるので、岩手としては本当にやりづらそう。こっちはめっちゃ楽しいけどね。
今度は持ち上がった翔真がペナルティエリア手前から右足でシュート!も、またしてもディフェンダーにブロックされます。翔真、本当にいつ決めてもおかしくないんだけどなぁ・・・。
さぁこの流れでゲットしたコーナー、明生さんが左足でインスイングのキックを入れると、鈴木が飛び出してファンブル、ドディがこのボールをダイレクトで叩く!しかしここはゴールライン上にいた藤井にブロックされ、そのこぼれ球に反応した稔が迷わず捻じ込む!決まった!今度こそ鮮やかな先制点!
32分 岩手 0-1 Y.S.C.C.
ガンバ戦以来の先制点!しかもディフェンダーの稔がゴール!これは大きい!いい流れの中でしっかり先制したのは大きい!
なお、今シーズン先制した試合は1分2敗、勝率は潔く0%です。
さあ試合再開。ここで止まらず圧していきたいところ。先制してもっと落ち着いたことで、さらにボールをキープしながら相手を揺さぶります。
それでもピンチは訪れます。42分には相手のコーナーキックからドンピシャの藤井のヘディングシュートを叩きつけられるも、これをゴールライン上で立っていた孝一がクリア。ナイス孝一、よく読んでた。
さあこの流れでボールを持たれるも、一気に中盤からプレスを掛け、最後は牟田からボールを強奪します。そして和也がドリブルでペナルティーエリアの手前まで運び、相手を引き付けながらフリーの拓弥にパスを出し、ボールを受けた拓弥がペナルティーエリアに侵入してGKとの1対1!決めろ!決めろ!冷静にファーサイドに・・・流し込んだあああああああああああああああああああああああああ!!!!
44分 岩手 0-2 Y.S.C.C.
リードが2点になる!しかも前半終了間際!そして拓弥は今シーズン8点目!得点王争いで今節も上位への地盤を固める1点!!
それにしてもこの人、ゴール前でボールを受けた後の動きが徹底して冷静。しかもフィニッシュの精度が上がってる。なんでJ3、しかもY.S.C.C.にいるのかマジで分からん。
2分のアディショナルタイムを無難に終えて前半終了。なんと2点のリードで45分を終えましたが、残念なことに、今シーズン2点以上リードした試合は1敗、勝率は潔く0%です。
まあ本当にやりたい放題やってる時間でしっかり点を取り、相手に流れが来そうか?という時間帯でのスーパークリア、からの終了間際に追加点という完璧な筋書きを描けた45分間。今シーズン最高の前半だったと言っても過言ではないでしょう、3点リードで折り返した「あの」富山戦でさえ互角の内容でしたからね。
さて後半に向けて修正すべき点ですが、ありませんね、はい。強いて言えば相手のよく分からないペースにお付き合いして飲み込まれないようにすることくらいですかね。本当に完璧な前半だっただけに、これを続ければ後半も十分やれると思います。できればもう1点、そしてクリーンシートでの勝利が欲しい。
さぁ後半開始。岩手はこのハーフタイムで1人入れ替えてきました。佐々木を下げて有永を投入ですね。早くも2枚目のカードを切りましたが、5枚交代の今シーズンでは実質まだ交代0と等しいんですよね。
立ち上がり、翔真が接触プレーで足を痛める心配な場面があったものの、とりあえず問題なさそうでプレー続行。しかし中盤での球際の争いが激しくなってきます。ファールが増えてきて、接触の場面で明生さんにイエロー。
どちらも激しい展開ながら相手のエリアの深い位置に侵入できない中、57分にはシュタルフ監督が相手のファールに対する異議でイエロー。シュタさんもナイスファイト。累積だけは気を付けてねほんとに。
少し前半よりはペースを落としてるとはいえ、さほど危険な場面もなく、安定したゲーム運びを見せていきます。それにしてもこの試合はパスが良く回る。バックパスでも一生が非常に安定した技術と判断を見せており、今まで相手の狙い目になっていたであろうバックラインのパス交換も非常に安定してきています。
62分にようやくコーナーキックからファーで合わせられるピンチが訪れますが、これは枠の外に外れて問題なし。それにしても岩手ベンチの秋田監督の表情の険しさよ。
そして飲水タイムに入りますが、このタイミングでディエゴが準備を始めましたね。まあ攻撃がちょっと停滞してたんで、そのぶんディエゴみたいに単独で流れを変えるプレーが出来る選手を投入して攻撃のギアを前半と同じところまで戻そうという考えだとは思います。
さぁ試合再開、するとすぐさま翔真が後半2度目の接触プレーで倒れ、立ち上がれない、これはかなり痛そうな感じですが・・・あーダメですかね、シューズ脱いで担架に乗りました。翔真、ゴールが近い雰囲気があっただけに残念な負傷交代になりました。事前に準備していたディエゴが入ります。
さらにセットプレー、コーナーキックからまたしても藤井にヘッドで狙われますが、これは当たり損ねてゴールラインを割りました。
なかなか双方に大きなチャンスが生まれないまま後半が過ぎていき、追加点も生まれてないものの、それでも落ち着いた試合運びで2-0のリードをキープしたまま時計の針を進めます。それにしても岩手、セットプレー以外ではそこまで怖いという場面がないんですよね。コーナーキックは藤井のヘディングに脅威を感じるんですが、流れの中で脅威になるシーンはありません。正直今シーズン手も足も出ない試合こそいくつもあったものの、手も足も出させない試合なんて始めて観るんで、なんか気持ち悪ささえ感じますね()
実際サイドも使われてはいるんですけど、クロスが上がる直前でしっかり対応できているのと、そもそも侵入される以前にY.S.C.C.が敵陣でボールを保持してチャンスを窺っている状態が続いているので、ほとんどの時間でY.S.C.C.が主導権を握ってゲームを進めています。いつぞやの試合みたいに大量リードして浮き足立つこともなく、後ろから冷静に組み立てられてるあたり、稔と颯斗の存在感の大きさを感じさせます。
正直、この試合で戦術的なポイントってあまりないんですよ。岩手は前半の序盤のマイボールの時間帯でチャンスを創る以前に単調なボール回しをして終わり、あとは前掛かりになったY.S.C.C.の裏を突いて一瞬のカウンターから奪うセットプレーに活路を見出そうという感じでしたし、マイボールの時間になっても中盤でプレスを掛け始めるとどこかでロストするか下げるかという2択だったので、そのぶん本当に守備についてはセットプレーさえ警戒すればという試合でした。
そして攻撃に関してはいつも以上にスムーズに安定してボールが回り、シュタさんがやりたいサッカーを100%近く体現し、ボールも人も動くサッカーで敵陣でのプレータイムを伸ばして相手を圧す、まさに理想オブ理想の試合展開でした。しかも全体的にミスが少なく、フルで発揮できればこんなにチームが変わるのかという試合で、ああこれが毎試合とまで言わずともシーズンの60%で出来れば15勝くらいは余裕で狙えるんだろうなって思いました。
まあ結局メンバー云々じゃないんですよね。シュタさんのサッカーって、メンバーの実力よりも戦術理解度と守備でのハードワーク、それから頭の使い方と意外性で勝ちに行く部分が大きいんですよ。だから戦術をある程度のレベルまでは最低でも理解したうえで、各々の持ってる「癖」の部分で勝負しようというサッカーです。
実際これまでの試合でも意外性で鳥取に土壇場で追いついたり、ガンバ相手に何度も追いついたりしているんですが、意外過ぎて富山に3点差をひっくり返されたことがあるのはやかましい!黙れ!それは言うな!
さて、ここで岩手は岸田を下げて大谷を投入します。余談ですけどこの大谷、皆さん是非覚えておいていただきたい。
昨シーズン、関東2部のCriacao Shinjukuでプレーしていたんですが、実は駒沢補助競技場でのリーグ戦でこの大谷を観てたんですよね。確かその試合でイエロー2枚貰って退場してたと思うんですが、それでも流石得点王争いしてるだけのことはあるな、来シーズンは1部でも暴れそうだなと感じさせられるプレーをしてましたね。打点の高いヘディング、スペースを見つける動き、まさにストライカーとしての才能を持ち合わせた逸材です。まあ1部でもバンバン暴れるだろうなと思ってた矢先にまさかのJ3まで個人昇格を遂げてしまって本当に驚きですが。出場時間はまだ短いようですが、いつでもY.S.C.C.に移籍してきてくれていいんだよ?
さて、ディエゴの投入で少しずつ攻撃に勢いの出てきたY.S.C.C.がようやくフィニッシュに至ります。祐太のパスを受け、ディエゴがペナルティエリア手前から反転して豪快そして強烈にに右足を振り抜く!も、これはクロスバーの上。ディエゴ、本当に負傷明け?あまりにもキレッキレすぎるんだけど。
さぁこうなったらこの試合のY.S.C.C.は完璧に流れを掴んだも同然。面白いように攻撃を繰り出します。
相手の攻撃を自陣で潰し、ボールを奪ってカウンター開始。ディエゴが中盤でキープし、展開しようとしたボールは相手に当たったものの、このこぼれ球を拾った明生さんがドリブルで一気に運び、ゴール手前で左でフリーになっていた拓弥へスルーパス、GK完全に逸らされた、あとは流し込むだけ、ペナルティーエリアに入って左足で、冷静に、シュート、ポストに当たった、しかし内側に当たってる!その勢いのままゴールネットが揺れる!完璧だ!完璧すぎる3点目!
83分 岩手 0-3 Y.S.C.C.
常識的に考えたらもう流石にここからひっくり返されることもないでしょうし、同点にされることもないでしょう。もっと言えば今日の試合展開を考えればこれで勝利は決定づけられたと言っても過言ではないはず。
そして2ゴールの拓弥、これで9点目。多分このペースでいけばシーズン20ゴールは余裕で取れるだろうという感じです。この時点で得点ランキングはトップタイ(※この数時間後に藤枝の大石が得点し、トップと最速10ゴールは譲ることになりましたが)に立ちました。
うーん、拓弥、このままいくと1年でお別れですかね。もう1年とは言わないのであと何年か残ってもらいたいんですけど・・・。
さて、その殊勲の拓弥が下がり、ここでピーダーが投入されます。攻撃には最後までギアを上げた状態で臨むということですね。あわよくばもう1点という狙いでしょうか。それとも連戦の疲労も考えて拓弥を温存したんでしょうか。
試合再開。岩手、ここからギアが上がってきました。いやこの時間からかよってなると思いますが、同じことを讃岐戦のY.S.C.C.もやってるので人のことは言えません()
87分にはモレラトからロングボール、裏に抜け出したのは大垣、ゴール前までドリブルで運ばれると一生との1対1のピンチに、しかしシュートは一生がよく見て落ち着いてセーブ!いや、ここで岩手の攻撃のギアが上がってきた怖い。
このタイミングで柳と明生さんを下げ、峻太と蓮を投入。最後は峻太で落ち着かせようという感じですね。ちょっと相手の攻撃に脅威が出始めただけにこの交代は非常に的確だったと思います。
アディショナルタイムは5分。5分!そんなに試合止まってたか!?
何はともあれ5分耐えてクリーンシートを、というところで早速コーナーキックを与えます。このキックに飛び出した一生、牟田と空中で競り合ってファンブル、あーやらかした、落下点の嫁坂に足を出されて・・・
90+1分 岩手 1-3 Y.S.C.C.
はいはい。これはもう仕方ない。一生はこれでいい勉強代になったと思ってくれればOK。正直GKやってた人間としては、あのキックに飛び出して、あの寄せられ方してたらそりゃファンブルすることもあるわなって感じでした。まあちょっと厳しく言うとファンブルを予測してディフェンダーが対処出来てれば言うことなかったんですけどね。ちょっと難しいか。
これで勢いに乗った岩手、残り4分でとにかく2点差を追いつこうと攻撃の圧を掛けてきます。大谷と大垣、本当に怖い。それでも守備陣でしっかりと耐え抜くというよりは、全員で落ち着いて対応でしていましたね。各々の役割をしっかり分かっているというか、何をすればいいかを明確にしたうえで相手に対処してました。
そして最後には敵陣までボールが渡り、左から仕掛けた蓮がカットインしてペナルティーエリア内でシュート!も、残念ながらGKのセーブに遭ってゴールならず。そしてここで3度のホイッスルが鳴りました。
8試合ぶり、7節の福島戦以来の勝利ですね。1か月半勝ってなかったんですかね。8月丸々未勝利で終わってましたし。しかも今シーズンはアウェイ初勝利。流石にシーズン丸々アウェイ未勝利なんて失態は犯さずに済みました。
ただ正直、勝ったことへの喜びがあまりないというか、思ったよりも冷静にこの勝利を受け止めてます。いや勿論嬉しいんですけどね、ただこれまでの試合、勝てなかった7試合でも勝ち点5を積んでましたし、その中でも苦労しながら、試行錯誤しながらスタイルの確立と戦術理解、それから各選手の実力アップが進んでいたので、まあそのうち勝つんじゃないか、いや勝てなきゃおかしいと思ってたんでね。それが難敵岩手を相手に、しかもアウェイ3連戦の初戦でというのが素晴らしいのは間違いないです。
前述のとおり、ここからあと2つ、今度は中6日で鹿児島、そして中2日で熊本と続きます。九州での戦いが連日となるので、鹿児島戦の後は横浜に戻らずに熊本戦を迎えることになると思いますが、そこに向けたメンバーを決めるのも、今の状況では一苦労するでしょうね。それくらい、誰を選んでもスタイルを維持し、結果を出せるチームになってきました。
3勝目、アウェイでの勝利を手に入れ、12位に浮上しました。ここから1桁順位を目指すには、まだ10位と11位の間にある勝ち点6差の壁を越えていく必要があります。
そして次に欲しいのは当然連勝。鹿児島相手にも恐れるものはありません。J3の厳しさを徹底的に再教育してやろうじゃないか。
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