#783 ゲーム論37|キン肉マン マッスルタッグマッチ
前回のジーコサッカーに引き続き、僕の中で4文字のこのゲーム「マッスルタッグマッチ」を紹介しましょう。
以前にオムニバスで紹介はしていましたが、令和のこの時代に、このゲームについて熱いライムを書いて見せます。
キン肉マンとは?
僕が人生で初めて買った漫画であり、思い入れがありすぎる作品です。
1回目の漫画論で紹介しておりますが、まだ書くべく方向性が決まっていなかった時期なので、好きな超人とかを振り返ったり、「7人の悪魔超人編」とか「王位争奪編編」とかシリーズごとに書きたい気持ちもあるんですが・・・
そして、最近WEBで連載しているのも抜け目なくチェックしています。
今振り返ると2世はイマイチですが、ラージナンバーズ編は面白かった。
最近の神とかのはちょっと飽きてきたので、またオリンピックとかシンプルなのやって欲しいですね!
そんな感じで色々書いてしまいましたが、当時キン肉マンの人気はハンパなかったんですが、そんな人気が最絶頂だった時期にリリースされたのが、本作「マッスルタッグマッチ」ですね。
マッスルタッグマッチとは?
「マッスルタッグマッチ」(Muscle Tag Match)は、1985年にバンダイからファミリーコンピュータ向けに発売されたアクションゲームです。
ジャンプのゲームがファミコンになるのも初であれば、バンダイからファミコンが発売されるのも初という、初物づくしで本ゲームは制作されました。
このゲームは、超人気アニメ「キン肉マン」を題材にしたプロレスゲームという時点で売れない筈もなく、このゲームはミリオンヒットしたようです。
更にはプレイヤーがキン肉マンや他のキャラクターを操作して、2対2のタッグマッチを行うという対戦型ゲームも当時は希少だったようです。
ストⅡとかのルーツはここにあったんですね。
マッスルタッグマッチ ゲームに関して紹介
ゲームの特徴
キャラクター選択
プレイヤーは「キン肉マン」「テリーマン」「ロビンマスク」「ラーメンマン」「ウォーズマン」「ブロッケンJr.」「バッファローマン」「アシュラマン」といったアニメに登場する人気キャラクターの中から選択し、相手チームと対戦します。
アシュラマン以外の人選は妥当ですね。アシュラマンは実力と人気的には妥当なのですが、アシュラマン以外全員が正義超人なので、そこだけが違和感です。かといってウルフマンとかにされるのも違うんですけど笑タッグマッチ形式
1人のプレイヤーが2人のキャラクターを操作し、タッグを組んで対戦します。戦いの途中でキャラクターを交代することができ、これにより戦略性が増します。必殺技
各キャラクターには独自の必殺技があり、タイミングよくボタンを押すことで繰り出すことができます。これが試合の勝敗を左右する大きなポイントです。
これに関しては地方色がありますが、ブロッケンJr.の毒ガス攻撃が強すぎるという定説があり、地方によっては「ブロッケンJR.禁止」みたいな縛りもあったようですね笑アイテム
試合中にミートくんから、リングにアイテム「命の玉」が投下され、それを拾って使うことでキャラクターを強化したり、相手にダメージを与えたりすることができます。
この「命の玉」は劣勢のチームに対しての起死回生プランとして生まれたようですが、優勢のチームがとどめを刺すという形での使われ方がほとんどだったようです笑
ゲームプレイ
プレイヤーはリング上で相手キャラクターと対戦し、相手の体力を削りながらピンフォール(3カウント)で勝利を目指します。
タッグマッチなので、体力が減ってきたら相方と交代する戦略が重要です。
割と格ゲーの基礎的なことはこのゲームで実践できている気がします。
絶対認めないと思いますが、ストⅡとかもここから着想を得た内容もあると思いますが・・・絶対認めないでしょう笑
グラフィックと音楽
ファミコン初期のゲームらしく、シンプルなドット絵のグラフィックで、キャラクターの特徴を活かしたデザインがされています。
音楽もファミコン特有のチップチューンで、アニメの雰囲気を感じさせるものになっています。
音楽は「炎のキン肉マン」で、それが非常に良いんです。
僕は炎のキン肉マンが一番キン肉マンの主題歌で好きなので、これは非常に◎ですね。
まとめ
そんな感じのマッスルタッグマッチ、今の価値観でいうとスマホというかガラケーの壁紙1枚のbit数に劣るスペックだったと思うので、今の価値観で言うとかなり4文字ですが、比較対象が「スペランカー」「いっき」とかだった当時にしてみれば、それなりに前衛的で、盛り上がれるゲームだったのではないでしょうか?
なのでこのゲームを4文字というのは早計かもしれませんが、それでもやっぱり4文字ですね笑
今やったら秒で飽きると思います笑
おまけ
ちょっとキン肉マンについて語り足りない感覚があるので、また別の機会にゆっくり紹介させてください!