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#889 バンド論141|NEW ROTE'KA(ニューロティカ)

バンド論、ここ最近は往年の80年代にデビューしたJ--POPアーティストを多く紹介してきました、80年代にデビューしたパンクバンドも勿論忘れてはいません。
そんな感じで本日は結成40年の日本パンクの雄・NEW ROTE'KA(ニューロティカ)について紹介しましょう。


NEW ROTE'KA(ニューロティカ)とは?

ニューロティカ(New Rote’ka)は1984年に結成されたパンクロックバンドで、1990年にメジャー契約をしたりもするんですが、あくまで主戦場はアンダーグラウンドでライブハウスを中心に活躍しており、新宿ロフトの最多出演記録を持っているバンドだったりします。

ピエロのメイクを纏った、ヴォーカルで(多分)結成時からの唯一のオリジナルメンバーのATSUSHIことあっちゃんはパンク界で知らない人はいない存在で、多くのフォロワーに愛されております。

あっちゃんは週末はニューロティカとして、それ以外の平日は八王子の駄菓子屋の店主として働き、二足の草鞋を履いていることで有名です。

そんなニューロティカは疾走感あるパンクロックにキャッチーなメロディーを取り入れ、更にはユーモア溢れる歌詞も聞いていて楽しく、聴きやすく「バカ」になれるノリが最高に楽しく、ライブパフォーマンスでは観客との一体感が自然に生まれ、ファンから「祭り」とも称されます。

多分存在は結構前から知ってましたが、初めてニューロティカを聞いたのはマジで覚えてないですが、恐らくこのトリビュートで楽曲を知り、遡ってった気がします。
確か2002年位だった気がしますね・・・


NEW ROTE'KA(ニューロティカ)の大好きな曲BEST10

10位 絶対絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!

終始タテノリのリズムが続く、That's ニューロティカと言っても良いような曲で、ライブでさぞ盛り上がるであろう曲です。歌詞もポジティブで非常に良いですね。
この曲がリリースされたのは2000年で、PVがパラパラを踊ったりするギャルなど、当時の文化が反映された作りとなっていますが、この頃が17歳で青春ど真ん中だった僕にはなかなか染みるものがありますね。リアルタイムでこの曲は聞いてないですが・・・笑


9位 東京ダイナマイト

芸人の東京ダイナマイトはこの曲からコンビ名を取ったようですね。
とにかく青春のノリを感じる曲で、ライブでさぞ盛り上がるであろう曲です。
1991年のPVのようであっちゃんもまだ若いですね。
この頃のメンバーはあっちゃん以外は多分もういないと思うんですが、メンバーに本職のような方がいますが、この人が初期メンバーの修豚ですかね?


8位 DRINKIN'  BOYS

この曲は前述のトリビュートで、POTSHOTがカヴァーしているので初めて知りましたが、クソ盛り上がる曲ですね。この曲をライブで聞いたらエグイでしょう。
AメロでもBメロでもコール・アンド・レスポンスで盛り上がれる箇所があり、サビの「ヤーヤヤヤーヤヤヤー」もシンガロングできる、ライブの為にあるような曲ですが、ニューロティカの曲は全部そんな感じの曲なので毎回まとめが同じになってしまいます笑


7位 修豚哀歌(LOVE SONG)

これは初期メンバーでギターの修豚が歌うラブソングですね。
ニューロティカには珍しいライブでシンガロングできる系の曲と言うよりかは純粋に良い曲で、非常にメロウです。
歌詞が非常に秀逸ですね。ピュアなラブソングです。

金が無くても家が無くても
お前を大事にするから
俺を信じて死ぬまで愛しあおう

この曲の続編の2とかもあるんですが、この1がいいですね。



6位 シェリーは祭りが大好き

アホみたいに楽しい曲ですね。
とにかくライブで聞いたら最高に盛り上がる曲ですし、恐らく「ここ」と言うタイミングで披露され、起爆剤として盛り上がる曲でしょう(筆者はニューロティカのライブを見たことが無いので想像で書いてます)

とにかくこの曲は「ワッショイ」の5文字に尽きます。
未だかつてこの曲以上に「ワッショイ」という単語を連呼する曲を聞いたことが無いですが、とにかくライブハウスでフロアが一体となって「ワッショイ」と叫ぶ姿はまさに「」!
シェリーだけではなく、みんなが祭りが大好きに思う曲ですね。

5位 夏・NANCY・16才

この曲も最高に楽しい曲ですね。
僕が利いていた音源では、曲紹介をする時にナンシーを「シンナー」と呼び間違えて突っ込まれるという感じでしたが、ほとんどの動画で同じノリをやっていますね笑
とにかくサビが「NANCY」をクラウザーさん張りに連呼しまくる曲で、盛り上がる恋のサマーチューンですね。



4位 …to be HARLEM

この曲も前述のPOTSHOTがカヴァーしたトリビュートで初めて存在を知ったんですが、POTSHOTがかなり原曲をリスペクトしたカヴァーをしていたので、ほぼ原曲通りですね(リフとか盛り上がるポイントとか)
ニューロティカのウリであるタテノリのリズムでライブでシンガロングできつつ、前述の修豚哀歌のようなメロディアスでもある、いいとこどりの曲です。ギターソロもいいですね。


3位 ア・イ・キ・タ

この曲名の由来は実は分からなかったりするんですけど、とにかく「アイ、アイ、アイキタ!」と言う感じでで、ライブで最高に盛り上がる曲ですね。
新宿について歌った曲と言われております。
高校時代の小峠(バイキング)がステージ上でこの曲をあっちゃんと一緒に歌い、それを20年越し位でまた実現したという素敵なエピソードがありますね。


2位 太陽族

この曲は前述のトリビュートでGELUGUGUがカヴァーしていた曲ですが、メチャクチャカッコいいです。大好きですね。
太陽族と言うのは故・石原慎太郎が小説で書いた「50年代の若者」がルーツだと思いますが、とにかく最後から最後まで超ゴキゲンなラブソングで、聞いているだけでメチャクチャテンション上がります。

とにかく何度も繰り返すサビがとにかく熱いんです。

暑いぜ 夏の太陽に 負けること無い人生を
好きな女の為ならば 死ねるやれるとふと思う 暑いぜ

大学時代に友達のスカバンドで一度ヴォーカルとして歌ったことがあったんですけど、そこでGELUGUGUバージョンのこの曲をコピーしたんですが、まぁ楽しかったですね。
みんなでサビを歌う感じが最高に楽しかったです。


1位 チョイスで会おうぜ

そしてニューロティカと言えばこの曲ですね。
僕がパンクロックで一番好きなラブソングを聞かれたらこの曲と答えるでしょう。大好きなラブソングです。

とにかく太陽族と同じ感想になってしまうんですが、サビが最高に大好きなんです。歌詞と言いメロディと言い・・・素晴らしい名曲です。
意味わからないようで分かりますよね?素晴らしいです。

俺だけ一人で愛しても お前の気持ちが変わるまで
そんな日がいつか来る日まで お前を愛したい

冷静に考えると意味が分からないパオパオとか、Aメロとか、コーラスとか、ギターソロとか全部ひっくるめて好きなんですけど、やはりサビの破壊力がハンパないですよね。
僕は結婚式でこの曲を使うか迷って結局辞めたんですが、永遠に好きなラブソングです。

ちなみにこの曲のチョイスと言うのは選択のチョイスではなく、「明治学院東村山中学野球部の挨拶の言葉」らしいです。挨拶して会おうということですね。


NEW ROTE'KA(ニューロティカ)の最近のニュース

そして最近Yahooトップで、まさかのニューロティカがニュースになってました。
まぁ所謂「モッシュ・ダイブ問題」ですね。

ニューロティカのライブでは今後一切のモッシュ・ダイブを禁止するようです。あっちゃんも苦渋の決断だったんでしょう。

僕の個人的な所管でいうと、流石にこの年でクラウドサーフはやらない(20代前半位まではやっていた)ですが、前方のモッシュピットで見たいので、勿論巻き込まれますし、踏み台に使われ、頭蹴られて、とにかくぶん殴られたような衝撃は日常茶飯事だったりしますので、自己責任の範疇で楽しんでます。

逆にモッシュ・ダイブが無いライブの方がキツかった印象がありました。
上に人が抜けていかないから、終始圧迫されている感じがあって逆に辛かった印象がありますね。

そんな感じなので個人としてはモッシュ・ダイブがあるライブが好きだったりするんですが、今回ニューロティカがこうして決めたように、バンドによってルールを作るのは大事かも知れませんね。


まとめ

そんな感じで次は50周年目指して頑張って欲しいですね!
僕も1回くらい見に行きたいと思います。

次も日本パンクの大御所を紹介しましょう。

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