#973 時事・ニュース論34|やらかしてしまったTV局 ~フジテレビ編~
フジテレビへのdisが止まらない今日この頃ですが、
僕なりの視点で、ここ最近のフジテレビを巡る諸々を紹介します。
前回の「時事・ニュース論」の続編的な感じですかね。
フジテレビとは?
フジテレビは「産経新聞」「ニッポン放送」などと同じフジ・サンケイグループの一員でありまして「CX」とも呼ばれたりしております。
そんなフジテレビ、僕が物心ついた子供の頃の90年代前半から後半にかけては、キング・オブ・TV局であり、1982年から1993年までの12年間の間、視聴率3冠王の座をキープするという、リオネル・メッシ張りの無双を見せてくれました。
ちなみに視聴率3冠王とは、全日(6:00~24:00)・ゴールデン(19:00~22:00)・プライム(19:00~23:00)の数字ですね。
これまでに紹介してきた番組、殆どフジテレビだったりしますから、確かにその時期の勢いはエグかったです。
とにかくドラマがエグイですね。月曜9時略して「月9」は1つのトレンドでした。
そしてフジはバラエティも強かった。
何といっても「笑っていいとも」を代表する番組が多く、なかでも生粋のダウンタウンチルドレンだった僕は、かなりコンスタントにフジテレビを見ていた記憶がありますね。
その後、1994年~2003年までは日テレに3冠王を奪われるようですが、2004年~2010年までは再度フジテレビがが3冠王の座に返り咲いたのです、が!
2011年以降は日テレに再度王座を奪い返されており、そこからはテレ朝にも負け、頂点には立てずに上を見上げている状態なんですね。
それはフジテレビが嫌われすぎているのが理由なんです。
フジテレビが嫌われる理由
1. 韓流ゴリ押し
僕はこの時期(2011年)にライターの仕事をしていて、間接的にこの騒動に絡んでいたのですが、この時期のアンチフジのムーブメントはなかなか強烈でした。
この時期はネットやSNSの普及も今ほどでは無かったですが、その時点で嫌悪感を持った人達の意識は変わらず、今現在のdisに繋がっているのでしょう。
もう2011年時点で僕はTVはそんな見てなかったので、肌感ではそこまで感じていなかったのですが、色々と映像とかを見ると、確かにこの時期の韓流PUSHは露骨でエグかったですね。
サッカーの試合で「今日は"韓日戦"です」と言ったり、どこの局よって話です笑
そして、そうした現状に苦言を呈した高岡蒼佑の意見を排して、事務所をクビに追い込んだのがまずかったですね。そこからのうねりは凄かったです。
そもそも韓流をそこまでPUSHするのが理解できなかったのですが、フジテレビに韓国企業の資本が入ったことや、そもそも電通のTOPのバックアップだったり、色々な理由があるようです。
とにかくそんな感じで、国民(視聴者)のためでもなく、スポンサーのためでもなく、謎の団体におもねる形で番組作りを行っていったことで、短期的な利益には繋がったようですが、長期的なデメリットは多く、今に至るという形でしょうか。
2. 報道の姿勢
最近でも大谷翔平の自宅を報道したり、最近でも折田さんの自宅に突撃したり、中山美穂の実家に突撃したり・・・という報道姿勢に、もはや「それを見たかった!」という声は少なく、「そんな報道するなよ!」的な感じで、圧倒的にアンチの方が多いんですよね。
その癖に自社の報道にはダンマリだったりするダブルスタンダード具合も叩かれており、その辺のバランス感覚が上手くなくて、とにかく状況としてすべてが悪手となってしまっております。
「何も分かってない」といったところでしょうか。
3. 今回話題の「上納」システム
そして今回話題の「上納システム」ですね。
文春の報道によると、中居くんの件は氷山の一角で、フジテレビ社として全体的にそのようなカルチャーがあるとのことが書いていたんですかね?
それが事実であれば、なかなかエグイ世界ですが・・・その辺の真相は分からないですね。
ただ、恐らくそれに近いものはあったんでしょう。
そして今回のフジテレビの会見が・・・
とにかくまぁ酷いとのことで、会見やり直しの署名が集まってます笑
この後に及んで、生中継はおろかメディア放送は一切行わず、記者クラブの限られた参加者のみの入場とのことで・・・黙殺、秘匿、隠蔽!
その場しのぎで、そんなことするから叩かれるんです。
兵庫県知事の会見なんて、毎回頭おかしい菅野完とか横田一が入れてしまうくらいオープンだというのに、とにかく情けないですね。
そして、回答内容も「調査委員会の判断を仰ぐ」的な感じで事なかれ主義が爆発。一応全文読みましたが、何のための会見だったのかが?です。
あげく、最後には下記のような捨て台詞を残す始末笑
もう、この港浩一と飯山あかりのいずれかが、令和7年1月現在、日本で最ものダメな人間としてデッドヒートしていることは言うまでもないでしょう。
上記の会見の結果、スポンサーが撤退しまくってACばっからしいですからね笑
テレビ局にしてみたらシャレにならないですよね。
まとめ
このグダグダを見る限り、もうフジテレビは自力での復活は無理でしょう。
もうリセットするしかなくて、ホリエモンが経営に入るしかないでしょうね。
ホリエモンが入ったらNETFLIX的な感じで色々と立て直してくれると思うので、20年越しの買収に期待です。
とにかく2011年の時点であれだけ叩かれても、恐らくまったく反省していなかったツケが今になって来ている感じでしょう。
国民を怒らせちゃダメなんですね。
そんな感じで今後が気になるフジテレビですが、「ザ・ノンフィクション」と「全力!脱力タイムズ」は残って欲しいですね笑