#705 仕事論20|正しい退職のススメ
以前に人事論で「会社の退職者を気付く方法」「会社を辞めない人の傾向」などを紹介しましたが、従業員目線ですと「それでもどうしても辞める」という決断をすることもあると思います。
なので、本日は会社をスマートに退職する方法を紹介しましょう。
退職を考えるその前に・・・
本当に「退職」がベストな選択肢なのか、今一度考えてみましょう。
1. 退職理由はどうしょうも無い内容ですか?
例えば、退職理由が「所属部署の上司のパワハラ」などが理由であれば、ワンチャンそれを人事担当や労務担当に伝えるなどで、配置転換ができるなどのウルトラCはできませんか?
他にも色々なケースがあると思いますが、あなたが辞める以外にも回避策があるのであれば、「どうせ辞めるなら」というマインドで、ダメ元、ワンチャン、あがいてみてもよいかなと思います。
2. 転職先は見つかっていますか?
これも大事です。
辞める時は勢いで辞めてしまいがちですが、しっかりと次が見つかってから辞める方がオールハッピーです。
唯一のネックが「在職中は転職活動をやりにくい」という点ですが、そこはリモートワークなどを駆使してやってしまいましょう笑
これがあるとないとでは心の余裕が違うので、次はしっかり見つけるのがベターですね。
3.周りの人は同意してくれてますか?
これも大事ですね。
ライフスタイルが変わる事で、奥さんとか子供とか、そうした人達が賛成してくれていることが重要です。
反対されるのであればしっかりと説得した方で良いですね。
転職活動が悲しく合ってはいけませんので・・・
4.本当に転職するんですか?
そしてもう一度考えてみましょう。
本当にその選択で良いのですか?後悔しないですか?
それでも「絶対に後悔しない」と言い切れる人は、辞めてもいいかもですね。
正しい転職のススメ
1. 自分でちゃんと言いましょう
最近ですと「退職代行サービス」などもありますが、この手のサービスを利用するのは邪道です。
しっかりと自分で「辞める」と宣言しましょうね。
2. 引継ぎはしっかりやりましょう
引継ぎはしっかりやり切るのがベターです。
とは言え100%の引継ぎは難しいので、どうしても「ある程度」になってしまうのですが、これまで自分以前に辞めた人も、100%完璧な引継ぎは絶対できてないですよね?
なので「ある程度」「出来る範囲」で仕方ないのですが、今の段階で考えられることはすべて引き継いでしまいましょう。
3. 飛ぶ鳥跡を濁さず
辞める前に、これまで自分を詰めてきた上司や先輩などに「お礼参り」をしたくなる感情もどうしても起きてしまうのですが、辞める時くらい大人になりましょう。
故に「***が嫌だった」みたいな事を言って辞めるのではなく、「自分が***だった」みたいな感じで、主語を自分にして円満に辞めるのがベターです。
自分が辞めるのを引き換えに、会社を変える為に爪痕を残したいみたいなのもあると思いますが、爪痕を残したところで会社は何も変わらないんです泣
退職者の声なんて聞いてくれないんですね・・・
4. 辞めても堂々と会社に来れる関係性を
会社を退職することがカジュアルになっている現在、会社を辞めても一緒に仕事をするケースなどはあるので、円満退職を行い、しっかり繋がりは残しておきましょう。
「気まずくて会社のある**駅にはもう行きたくない」みたいな状況ができてしまうのは誰にとっても良くないので、その辺は乗り越えておきたいですね。
まとめ
とにかく「飛んでしまう」系の退職は瞬間的には楽ですが、色々と面倒なのでそれは避けるべきですね。
辞める時はしっかりとラストワンマイル、ふんばって退職しましょう。
そして、会社を辞めて悔しいとか、辞める会社にギャフンと言わせたい気持ちがあるのであれば、次の会社で成功する事こそが最大のリベンジだと思うので、後ろを振り向かずに前を向いていく事が大事だと先生は思います!以上!