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#041 バンド論⑩|ZIGGY

今回はZIGGYです。
ZIGGYはリアルタイムではコナンの主題歌「STEP BY STEP」とかを歌ってるにーちゃんって感じでしたが、どちらかというと黄金期だった第1期でしょうか。その辺を遡って聞いてましたね。
とにかく当時のロック少年たちはみんなZIGGYに熱くなっていたとのことで、僕の地元ではそんな伝説的なバンドでした。

それでは本日はそんなZIGGYについて紹介です!


ZIGGYの琴線に触れる曲BEST10


10位 I’M JUST A ROCKIN’ ROLLER

僕の中学校では学祭のバンドでZIGGYを演奏する伝統文化が継承されており、僕が中2の頃にも1個上のサッカー部の不良の先輩たちが伝統に倣ってZIGGYを演奏していました。
(我々の代でLUNA SEAを演奏してその伝統を崩したのですが…)

その時の1曲目がこれでしたので、この曲はその印象がめっちゃ残ってます。
この曲はやっぱギターのリフ、イントロに尽きるでしょう。めっちゃカッコいいですね。
あとは最後の「俺は俺だけのために I'm not a Toy, I'm not a toy for you 」が◎。


9位 TOKYO CITY NIGHT

この曲でとにかく印象に残っているのは、10年くらい前に僕の5個上の従兄弟が東京に仕事で来た時に飲んで、その後にカラオケ行ったんです。

僕はこの5個上の従兄弟にサッカー・音楽・漫画など僕を形成するほぼ全ての影響を受けており、ZIGGYとかこの辺の音楽ももちろん教えてもらったんですけど、その従兄弟が「東京に来たらやっぱこれ歌わなきゃダメっしょ笑」と選曲したことですかね笑


8位 12月の風になりたい

これは第2期のZIGGYの超・名曲です。

マジで誰が聞いても、誰が歌っても売れるレベルの曲だと思いますが、当時人気がなかった時代のZIGGYのアルバム曲であリ、日の目を見ることはない曲なのが悲しい限りです。
この曲はやっぱりBメロが良くて、そこからサビの流れが美しい。
歌詞もいいですね。


7位 蒼ざめた夜~Too Fast to Live, Too Young to Die

この曲は賛否両論だったらしいZIGGY第1期の最後のアルバム「YELLOW POP」に収録されている名曲です。この曲がなぜ「ORDER-MADE」に収録されていなかったのか理解に苦しむ限りで、とにかく美しい曲です。


6位 Guilty Vanity

これは俗にいうZIGGYの暗黒期の曲です。
Wikipediaにも「セールスに苦戦して解散の危機を迎えていた」とか書かれていて(そんなこと書くなよと思いましたが)
この曲はすごい好きですね、終始ドラムがカッコいいです。歌詞もいいし、メロディもいい。うねりまくりのベースもいい。
そしてこのライブ動画はかなりいいっすよ。


5位 I’M GETTING BLUE

これは僕の地元では「アイムゲッチ」と呼ばれて親しまれておりました。
ファン投票の上位頭から全曲収録したORDER-MADEで1曲目という、ZIGGYファンより当時一番愛されていた曲ですね。
まぁ最初から最後まで「ロック!」という感じで、かなりゴキゲンな曲です。

どしゃ降りの雨が
通り過ぎる頃には
探してた言葉
見つかるかもしれない

この歌詞を当時、どれだけ多くの中高生が口荒んだことでしょう。


4位 La Vie en Rose

この曲はまず曲名からカッコいいし、イントロのリフからカッコいいし、焦らして焦らして超メロディアスなサビもいいし、ピアノがいい味出してるし、とにかく資格は無いんですけど一番好きなのは歌詞かも知れないです。

Dirty Suitsに包まれて息が詰まるよDAY&DAY
鏡の中の姿はいつもご機嫌斜めさ
Life is so Strange どこに行っても何故か浮き足立ってる
シャボン玉みたいにオイラは風に吹かれてたいだけ

みたいな感じで、どういうメッセージかと問われると返答に窮してしまうのですが、まぁとにかく当時は本当にかっこいいと思ったし、今聞いても色褪せない名曲です。



3位 GLORIA

そしておそらくZIGGYで一番有名なのはこの曲でしょう。

1年に1回くらいTVでやる「懐メロ特集」とかでかなりの高頻度で流され、白髪のロン毛の森重が登場するという様式美!笑
(ちなみに前職の時、よくオフィスの近くで見ましたね笑)

曲は超メロディアスで、一回聴いたら忘れないキャッチーさ、そしてイントロもAメロもBメロもサビもベースソロもギターソロも美しい名曲。売れるべくして売れたと言って良いでしょう。


2位 Don’t Stop Believing

通称「ドンスト」ですね。
俺はこの曲を前述の従兄弟が流しているのを聴いて、ZIGGYを認識した記憶があります。

もうこの曲はロックの教科書と言っても過言では無いくらいの、スタンダード・ロックンロール・ナンバー。SRNですよ!

やはり特筆すべきはサビのメロディですね、超メロディアスでたまりません。
そしてこの曲は歌詞もいいんです。
「ノルマに怯えてるeveryday」とか、リーマンには染みます。


1位 GARDEN OF ROSES

そして最後はこれ!知る人ぞ知るであろう名曲です。

このアルバムはORDER-MADEの次のZIGGYが2人体制になって初のアルバム「ZOO&RUBY」に収録されているんですが、このアルバムはロック色がほぼなく、ポップ寄りの要素が強い作品です。
で、この曲はロックバラードの類なのでしょうか。「こんな美しい曲があるのか」と初めて聴いた時に感動しました。

とにかくスケールが壮大で、幻想的で、美しい
そして森重の美しい歌声がマッチしており、まるで舞台のような、一つの芸術作品のような印象を受けます。
とにかくメロディが本当に素晴らしい。全盛期のGLAYとかがシングルで出したら300万枚くらい売れてたでしょう。

あとこの曲はなんと言っても歌詞です。
全文載せるのでこれを見て感じてくれ!

静けさを刻む時計の音が悩ます
二人の孤独は肩を寄せ合っていた
狂騒の季節をいくつも数えてきたね
夏が終わる頃君は無口になった

救いなき夜の 漂流者たちは
流れる砂の河 泳いでいるよ

寂しい幻 虚ろに僕らは揺れている
扉を開こう 時空を駆け抜けて
汚れなき綺羅の 放浪者たちは
喜びの歌を奏でているよ

冷たく濡れていたプラチナの髪を乱して眠れ In the Garden of Roses
解き放たれて今 強く抱きしめるその輝きを You're My Garden of Roses

冷たく濡れていたプラチナの髪を乱して眠れ In the Garden of Roses
解き放たれて今 強く抱きしめるその輝きを You're My Garden of Roses
解き放たれて今 強く抱きしめるその輝きを You're My Garden of Roses

ただ、一点だけ惜しむらくは…
この曲、PVがあるんですけどめちゃくちゃチープなんです泣
おそらくこの時期のZIGGYにそんな予算かけられなかったのでしょう泣


次はジュンスカで!

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